シーズン2は誰が、何を担うのか?
Podcast「音で聴く舞台裏」は、これまでコモンビート66期プログラムに焦点を当てて配信してきました。次の70期プログラムが始まるのに合わせて、一部メンバーを入れ替えたシーズン2の配信が始まります。
シーズン2の企画メンバーは3人です。たくとさんは66期九州プログラムでスタッフ兼キャスト兼Podcastスタッフを務め、今回は主に編集などの手伝いとして70期のPodcastに関わるつもりだと話します。
七十期もポッドキャスト関わっていきたいなというふうに思って、今ここにおります。朝寝坊してすいません。
れいちーさんは、66期にキャストとして100日間出演し、70期ではスタッフを務めています。66期のPodcastにはゲストとして出演したことがあり、今回は企画側に加わりました。
たっきーさんは66期九州のスタッフで、このPodcastを立ち上げた人物です。70期にはスタッフとしてもキャストとしても参加できないものの、企画を続けたいとして、裏方中心で関わる予定だといいます。
僕喋るの今後ほぼなくなるかもしれないんだけども、
たっきーさんは音源の編集に加え、新たにnoteでの発信も手がける予定です。シーズン2に向けてXのアカウントも開設したことを明かし、たくとさんはこれを「新兵器」「去年からのバージョンアップ」と表現しました。
たっきーさんとたくとさんは企画・聞き手、れいちーさんはゲスト
たっきーさんとたくとさんは裏方中心、れいちーさんは70期スタッフとして企画とインタビュアーを担う
100日で市民100人がミュージカルを作る、コモンビートとは?
たっきーさんは本題に入る前に、コモンビートとは何かをおさらいしています。コモンビートは、市民100人が100日間でミュージカルを作り上げて解散する教育プログラムで、全国のさまざまな場所でNPO法人 ── 営利を目的とせず社会的な活動を行う団体が、法律に基づいて法人格を取得したもの。特定非営利活動法人とも呼ばれますが実施しています。
66期とは、そのプログラムの通算66回目を指します。そして通算70回目のプログラムが、再び九州で動いています。そこに参加しているのが、れいちーさんです。
祝七十回ですね。
たっきーさん自身は、10年ほど前の34期にキャストとして出演した経験があります。そこから10年空いて66期に参加し、Podcastを始めることになったと振り返ります。
たっきーさんによると、コモンビートの100日間はミュージカルの練習だけではありません。対話を重ねたり、アクティビティを一緒にしたり、他の人の価値観を聞いたりして、お互いを知る時間があるといいます。
ミュージカルを作り上げるだけじゃない、いろんな学びがあったり、得られるものがあるようなプログラムだよね。
Instagramでは伝わらない魅力を、なぜPodcastで?
コモンビートには公式のInstagramがあります。たっきーさんは、Instagramで伝わる魅力も多い一方で、深い関係や深い内容は、じっくり話を聞かないと伝わらないと感じていました。
そういう配信に向いたメディアって何かなって思ったら、僕はそれはポッドキャストが一番いいなと思って、
こうして66期九州の魅力を発信するために始まったのがシーズン1でした。シーズン1が一段落したあと、70期が動き出したことに合わせて、70期の魅力も発信しようとシーズン2が企画されています。
シーズン2も、66期と同じくゲストを招いて話を聞くスタイルを続けます。ただしたっきーさんは70期に参加しないため、70期のメンバーであるれいちーさんに聞き手を担ってほしいと考えています。
それ(話を聞くこと)をしたくて、今回インタビュアーやりたいって言ったので、どんどん七十期スタッフのこととか、七十期に参加してくれた人の話を私が聞いていきたいなと思ってます。
れいちーさんによると、70期スタッフの中にはPodcastをやってみたいという声もあるそうです。そのため、聞き手はれいちーさんに固定せず、別の人にも回していけたらと話しています。
配信は基本的に週1回のペースを予定しています。状況に応じて週に2エピソード配信したり、休む週を設けたりして、負担を抑えつつ話したい人をどんどん配信できる形を目指すといいます。
手探りだったシーズン1を、聞き直して何がわかったか?
たっきーさんは、シーズン1を企画側で担ったたくとさんに、やってみてどうだったかを尋ねます。たくとさんの答えは「手探りの手探り」でした。
本当にどうなるかわからないよねっていう、このゴールが全然そのセッティングされてなければ、ノリと勢いみたいな感じがすごくあったから。
たくとさんは、100日の期間中は忙しすぎて、配信を見返す余裕がほとんどなかったと明かします。ところが終わってから聞き直すと、印象が変わったといいます。
うわぁ(シーズン1は)結構いい感じで作ってこれてんじゃんって感じ。
聞き直したたくとさんには、「案外できている」という手応えと、「もっとこうしたい」という課題の両方が見えてきました。その両方があったからこそ、次の期にも関わりたくなったと話します。
ノリと勢いで制作
ゴールが決まらないまま、手探りでシーズン1を走り切る
終了後に聞き直す
期間中は忙しく見返せなかった配信を、終わってから聞く
手応えと課題に気づく
「案外できている」と「もっとこうしたい」が両方見えた
次の期にも関わる
ブラッシュアップした形で、やりたいPodcastを目指す
本当の意味でやりたいようなポッドキャストをできるんじゃないかなっていうふうに思っていますね、今。
その時の感情を保存できるメディア
たっきーさんも、スタッフを兼ねていたシーズン1の期間中は非常に忙しく、当時のことを覚えていない部分があると認めます。それでも終わってから聞き直すと、「あの時こんなふうに思っていた」と思い出せたといいます。
そういうその時の感情を保存しておけるのってすごくいいなと思ったので。なんかね、そういうメディアとしても使っていけたらいいなって思った。
たくとさんは、このPodcastには「魅力を発信する」という主目的があると前置きしつつ、参加者それぞれの振り返りのツールにもなると話します。場面ごとに聞き直せば、また違った感想を持てるかもしれないという見方です。
いろんな人のいろんなツールになるものを僕たちは今作っているのかなっていうふうに思っているので、ワクワクしております。
100人のことを、100日で知るには?
れいちーさんは、66期でゲストとして出演した経験を振り返ります。コモンビートの100日間にも自分の人生について語る時間はありますが、時間が限られていて、伝えきれないことがあったといいます。
そのポッドキャストに呼んでもらって、じっくり三十分とか話せたことによって、自分がこういう人生を生きてて、こういう思いがあってCommonBeatに参加してるっていうことがちゃんと伝えたいところまで伝えられた、
れいちーさんは、聞き手としてもPodcastに価値を感じていました。100人もいると、パーソナルな部分や人生を聞けない相手がたくさんいます。グループや「大陸」に分かれて話していても、その内容を全員が知るわけではありません。
意外とお互いのことをわからないまま百日間ミュージカル作ってたりするんだけど。
そこで役立ったのが、帰宅後の準備中などに聞くPodcastでした。れいちーさんは配信を通じて「この人はこういう思いで参加していたのか」と多くの発見を得て、配信があったからこそ知れた人もたくさんいたと話します。
この経験が、70期でもPodcastを続けたいと申し出た理由です。れいちーさんは、隙間時間にお互いのことを知れるツールがあることの良さを強調し、たくとさんも作業しながら聞き流せる点をPodcastの魅力に挙げました。
話す時間は限られ、グループ内の会話は他の人に届かない。お互いを知らないまま100日間が進む
隙間時間に配信を聞き、参加した思いや人生を知れる。知れる相手が広がる
1対1の対話を公開すると、何が起きるのか?
たっきーさんは、れいちーさんが人の話を聞くのが大好きだと話していたことから、インタビュアーの役割に向いているのではないかと期待しています。
れいちーさん自身も、大人数よりも一人一人との個人的な対話が好きで、これまでも話を聞きたい人に声をかけて聞きに行っていたといいます。Podcastは、その対話を公開するようなものだという捉え方です。
そうするとさ、そこの二人だけの会話で終わらずに、他の人もそれを知れて。
で、もっと応援したい、その人を応援したいって人がどんどん増えてくっていうかさ。
れいちーさんは、自分の対話だけでなく、他の人の対話まで聞けることを「お得」だと表現します。たくとさんが「お買い得だね」と重ねるなど、3人は楽しい話をシーズン2でもたくさん届けたいと話しました。
耳でも目でも楽しめるnoteの新しい試み
シーズン2では、音声配信に加えて、話した内容をnoteにも掲載する予定です。たっきーさんは、耳で聞くことも文字で読むこともできるようにしたいと話しています。
れいちーさんは最近、電車や移動の隙間時間にnoteで情報収集をしているといいます。そのため、noteをきっかけにこのPodcastを知る人も増えるのではないかと期待しています。
たくとさんは、文字になると頭に残りやすい気がすると話します。たくとさん自身、映画を見るときも字幕を出すそうです。
その人がどういう言葉を紡いでるのかっていうのが視覚化されるとすごく頭に入ってくる気がして。
3人は、目からでも耳からでも楽しめるコンテンツを作っていくと意気込みを語りました。
Podcastは「感情のアルバム」になる
最後に、たっきーさんが66期のPodcastを振り返ります。良かったのは、人の話を自分自身がしっかり聞けたことと、その時の感情を残しておけたことの2つだといいます。
たっきーさんは、それを音楽を聴いて「この時はこうだった」と思い出す感覚にたとえます。70期のメンバーが自分たちで話し、話を聞き、その時の感情を残していくこと。それがPodcastの良さだと考え、70期でもさまざまな人の話を配信したいと語りました。
この話を受けて、たくとさんは、Podcastを感情のアルバムと表現します。
それね、そう、めっちゃそうだと思う。アルバムのページをこれからもね、増やしていきたいよね。
いいアルバムになることはもう決まってるというか、確定してる感がすごい。
番組は今後、毎週木曜日に配信していく予定だと告げて、この回は締めくくられました。
まとめ
コモンビート70期九州に合わせて始まるシーズン2は、70期スタッフのれいちーさんが聞き手を担い、noteやXでも発信する新体制で進みます。手探りだったシーズン1を聞き直して得た手応えが、その背景にあります。
- コモンビートは、市民100人が100日間でミュージカルを作る教育プログラムで、70期が九州で動いている
- シーズン2は70期のれいちーさんらが聞き手となり、週1回を基本に配信する
- Podcastは、限られた時間では知り合えない100人がお互いを知るための隙間時間のツールになる
- 音声に加えてnoteでも内容を公開し、耳でも目でも楽しめる形にする
- その時の感情を保存して後から聞き直せる、「感情のアルバム」としての価値が語られた







