GrokがOpenClawと連携、Xリサーチが定額で使い放題に?
1つ目のニュースは、xAIのAI「Grok ── イーロン・マスク氏率いるxAIが開発する対話型AI。X(旧Twitter)と深く統合されており、X上の投稿を検索して答えられる点が特徴です」が、AIエージェントの「OpenClaw ── 個人のPCや小型コンピューター上で常駐させ、チャットアプリなどから指示を出して作業を任せられるオープンソースのAIエージェント」と連携したという話題です。Grokのサブスク加入者なら、OpenClawから直接Grokを使えるようになりました。
しぶちょーさんによると、この仕組みは先週の時点で、ハーミーズエージェントHermes Agentという別のエージェントで先に実現していました。そのエージェントの中でGrokのサブスクを使えば、APIを叩かずに定額で使え、Grok経由でXの検索までできたといいます。
うん、Xが使えるのが強いって言ってたね。
今週、同じことがOpenClawでもできるようになりました。しぶちょーさんは以前、かねりんさんにRaspberry Pi ── 手のひらサイズの安価な小型コンピューター。常時起動させておく自作サーバーやAIエージェントの置き場所として人気がありますを渡しており、そこにOpenClawを入れればGrokを頭脳として使い、X内の検索も定額プランの範囲でこなせる、と説明します。
APIを使う従量課金制で、使えば使うほど料金がかかる。定額で使うにはハーミーズエージェントを別途動かす必要があった
OpenClawからGrokのサブスクを使えるようになり、ラズパイ上で定額のままX検索を任せられる
前回の話の時、俺は関係ないやって思ってたけど、OpenCloud連携だから、あれか、Raspi中に入れて、無限Xリサーチャーが作れると。
しぶちょーさんは、番組コミュニティに入れる予定の自作AIエージェントにもこの連携を使い、Xの検索まで任せたいと話します。すでにXに課金しているため、追加の課金がいらない点も大きいそうです。
東京の新スタジオから、コミュニティへの「降臨」はいつ?
番組の有料コミュニティでは、メンバーがしぶちょーさんの参加を静かに待っている状態です。かねりんさんは、その様子を「雨乞いしてる」と冗談交じりに伝えます。
しぶちょーさんがバタバタしている理由の1つは、拠点づくりです。今回の収録は、東京に構えた「しぶちょー技術研究所」の東京事務所からでした。マイクスタンドが収録までに届かず、手でマイクを持ちながら話しています。
だからもう、ほら、マイクもさ、スタンドがないから手で持ってないといけないと。
さらに6月初旬まではイベントが続きます。今週は東京で3Dプリンターの展示会に出展し、来週は設計工学会で「AIエージェント設計」をテーマに、社会人向けに90分の基調講演を大学で行うそうです。
しぶちょーさんは、講演のために作り込むAIエージェントを、その過程でそのままコミュニティのDiscordに入れるつもりだと話します。すでにラズパイを2台稼働させ、1台は自宅のWi-Fiにつないで遠隔で開発しているそうです。
(ラズパイの)中にCloudCodeさ入れればこっちもんですよ。
かねりんさんのラズパイについても、OSを入れたあとにClaude Codeを導入すれば、あとの設定はAI自身に任せられる、という段取りが示されました。
マスク対アルトマン裁判、なぜマスクは敗れたのか?
2つ目のニュースは、イーロン・マスク氏がサム・アルトマン氏とOpenAIを訴えた裁判で、マスク氏が敗訴したというものです。かねりんさんは「応援してたのに」と残念がります。
しぶちょーさんの説明では、訴えの中身は「OpenAIは非営利として始めたから資金を出したのに、金儲けに走っている。裏切られた、騙された」というものでした。5月に決着がつく予定だった裁判は、マスク氏の敗北で終わりました。
マスク氏は控訴すると言っていますが、判事は控訴されても即座に棄却できる準備があると述べているそうです。しぶちょーさんは「あまりもう勝ち目がない」と受け止めています。
すごいざっくり言うと時効なのね。
敗因は時効でした。しぶちょーさんによると、アメリカの民事では、訴え出られるのは物事が起きてから3年以内です。起算点は、マスク氏が違反の事実を知った時点、または報道などから合理的に知り得た時点で、そのタイミングが争点になりました。
裁判が始まったのは2024年8月なので、マスク氏が知ったのが2021年8月より後でなければ時効が成立します。ところがOpenAI側は、2019年にはすでに営利の子会社を作っていたこと、そのことをマスク氏にメールで伝えて返信までもらっていたことを示しました。
明らかに認知しているってところで、もう一発目一発KOみたいな。
かねりんさんは「時効じゃなかったらワンチャン勝ち目あったかも」と問い、しぶちょーさんもその可能性は認めます。準備に時間をかけすぎた、というのがしぶちょーさんの見立てです。
日米で違う民事裁判のスピードと、AI企業のプロレス
しぶちょーさんは、先々週この裁判を話題にした際に「1か月で決着がつくのか」と話していたことに触れ、日米の民事裁判の違いを説明します。
月1回ほど30分〜1時間の口頭弁論を開き、数か月から長いと何年も続けて審理する
提訴後に証拠の開示や準備に何年もかけ、そのあと1か月ほどで一気に争う。今回は陪審員を拘束して11日間で決着した
しぶちょーさんは、準備期間を含めれば総時間はあまり変わらないかもしれないとしつつ、審理が始まってから決着までが速い点に驚いています。マスク氏が勝っていれば、OpenAIは潰れかねないほどの賠償金を払うことになっていたとも話します。
諦めてマスクさんお願いしますの気持ちだから、最近。
話はAI企業同士の対立に広がります。しぶちょーさんは、Anthropic ── Claudeを開発するアメリカのAI企業。OpenAIの元メンバーらが設立しましたとOpenAIの対立にも触れ、AI企業の戦いは今後も目が離せないと言います。
かねりんさんが「プロレスなのか」と尋ねると、しぶちょーさんは、アメリカはプロレスやリップサービスが好きだとしながらも、アルトマン氏とマスク氏の対立は「結構ガチ」だと見ています。AIサミットでアルトマン氏とAnthropicの社長だけが手をつないでいなかったという写真も話題に出ましたが、2人はそれもAIや切り抜きかもしれないと笑い合いました。
AIグラス「Ray-Ban Meta」日本上陸、何ができる?
3つ目のニュースは、MetaとRay-Banが共同開発したAIグラス「Ray-Ban Meta」の日本上陸です。アメリカでは以前から発売されていましたが、日本では技適 ── 電波法に基づく技術基準適合証明。日本で無線機器を使うには、原則としてこの認証が必要ですを通っておらず使えませんでした。
しぶちょーさんによると、価格は7万円台から9万円ちょっとで、第2世代にあたるGen2のほか、度付きやスポーティーなモデルなど4種類ほどが出ています。
カメラとスピーカーがついてるだけ?
しぶちょーさんは、AIグラスといっても映像がレンズに映るわけではないと説明します。カメラで撮りつつスマホと連動し、見ているものの説明を聞く、文字を読み上げてもらうといった使い方をするガジェットです。通話や音楽、写真・動画の撮影もでき、デザインは「ザ・レイバン」というシンプルさだそうです。
しぶちょーさんが記事を読み上げた紹介では、「Hey Meta、これは何?」と聞くとレコードプレーヤーと答えたり、東京タワーを見ながら建設年や東京の人口を聞けたりします。野菜を見ながらレシピを考えてもらう、ポスターを翻訳するといった使い方も挙げられていました。
どうなの?これ。あんまりそそられんね、なんか。
かねりんさんはMeta製品に厳しく、Oculus Proを30万〜40万円で買ったものの満足できなかった経験を語ります。
カメラ付きメガネは社会的にアウト?録画ランプとプライバシー
しぶちょーさんが気になったのは、メガネにカメラがついていること自体です。周りの人から見れば「撮られている感」があり、隠しカメラを仕込んでいるように誤解されかねない、と話します。
やっぱカメラがついてるって微妙だね。俺すげえ思う。
2人は、痴漢を疑われて映像を確認されたら視線まで全部バレてしまう、と冗談を重ねます。職場ではカメラの持ち込みが禁止されている場所もあり、意外と使いどころがないのでは、とも考えています。
かねりんさんは、撮影中に光るのではないかと予想しました。しぶちょーさんが記事を確認すると、ボタン長押しで最長3分の動画が撮れ、撮影中はグラス前面のLEDが点灯して周囲に知らせる仕様だと書かれていました。
でも撮影する、光るんだったら別にスマホ出して撮った方が早くね?ってか画質良くない?って思うよな。
一方でかねりんさんは、撮影せずにAIと会話するだけなら光らないので問題ないかもしれない、とも指摘します。かねりんさんが見ていた映像では、指のジェスチャーで文字を入力する機能もありましたが、2人とも「キーボードのほうが早そう」という反応でした。
何もかもがなんか、なんだろう、技術ドリブンだよね。
しぶちょーさんは、困りごとを解決するためではなく「技術的にできるからできる」というタイプの製品だと評します。最先端のアイテムにはそういうものが多いとしつつ、社会の実情と合っているかは微妙だという立場です。詳しい評価は、ガジェット系YouTuberのレビューを見ながら判断していくと話しました。
引き算のAIグラス「Even G2」は何を割り切ったのか?
おまけとして紹介されたのが、テック界隈で話題のAIグラス「Even G2」です。しぶちょーさんは、中国のメーカーによる、引き算の美学が適用された製品だと説明します。
Even G2にはカメラがなく、音声も出ません。マイクで音声入力を受け、レンズに文字や映像を表示するのが基本です。しぶちょーさんは、カメラを載せないのは勝手に撮影されない安心感、つまりプライバシーのための割り切りだと見ています。
| 項目 | Ray-Ban Meta | Even G2 |
|---|---|---|
| カメラ | あり(撮影中はLED点灯) | なし |
| 音声出力 | あり(通話・音楽) | なし |
| 表示 | レンズには映らない | 文字や映像を表示 |
| 方向性 | ライフログ的な記録 | 日常サポートに割り切り |
| 価格の目安 | 7万円台〜9万円ちょっと | 10万円ほど |
割り切っている分、Even G2はガジェット感のない軽くてシンプルなメガネに仕上がっています。自分で機能を開発しやすい環境もあり、以前番組とコラボしたからあげ先生からあげ先生も購入したそうです。取扱店は限られていますが、名古屋や東京の銀座にもあるといいます。
しぶちょーさんが評価するのは、驚き屋ではなく、ちゃんとしたエンジニアが推している点です。かねりんさんは「驚きポイントが少ない」ぶん、驚き屋が騒いでいるのはむしろRay-Ban Metaのほうではないかと返します。
未来のガジェットよりかは、今AIを使うためのガジェットっぽい感じがするよね、これ。
しぶちょーさんは、今のAI技術を実用的に使い、反発なく社会に溶け込ませるなら、こういう形になるのかもしれないと考えています。ものづくりの視点からも「素敵な発想」だと話しました。
自然に見えるスマートグラスはなぜ少なかったのか?
しぶちょーさんは、自分のメガネが子どもに壊されてガタガタになっており、ちょうど新しいメガネが欲しいと話します。手持ちで一番高いメガネは15万円ほどなので、度付きのAIグラスが10万円なら、長く使えるならありかもしれないという計算です。
この、あれ、このぐらいのメガネだったらありそうだったけどなかったんだね。
かねりんさんの疑問に対し、しぶちょーさんは、映像を自然に映すのは技術的に難しいのではないかと答えます。横に大きなプロジェクターをつけるメガネもあるほどなので、小型にまとまったのは技術革新だという見方です。
比較として、しぶちょーさんは友人から借りたスマートゴーグル「X31Pro」X31Proの話もします。USB Type-Cでつなぐとパソコンの画面を大画面で見られ、実用性はあるものの、明らかに機械を載せたゴツいサングラスに見えるといいます。
しぶちょーさんがこれまで見てきた中で一番自然だと感じたのがEven G2です。ただしデザインは丸と四角の2種類しかないため、AI界隈の人がみんな同じメガネをかけることになりそうだ、と笑います。10万円を使ったぶんは発信で稼げばいい、と前向きです。
Google I/O 2026、すぐ試せるGemini 3.5 Flashとは?
最後のニュースは、5月19日に開催されたGoogleの開発者向けカンファレンス「Google I/O ── Googleが毎年開く開発者向けの大型カンファレンス。AIやAndroidなどの新機能・新製品が発表されます」2026です。日本からはナガラAIナガラAIさんが招かれて速報を出していたそうで、2人は来年は呼ばれるようになりたいと話します。
どうすれば呼ばれるのかはわからないため、Geminiにロードマップを作ってもらおう、という冗談も出ました。かねりんさんは、まず「フォロワー1万人」と言われるかもしれないと笑います。
発表は多岐にわたるため、しぶちょーさんは詳細を他のメディアに譲り、すぐ体験できるものに絞って紹介します。それが、すでにリリースされたGemini 3.5 Flashです。GeminiはUIも含めて大きく変わったといいます。
すごい前のモデルのProより性能の、性能を持ちながらも爆速っていう。
Gemini 3.5 Proは来月登場予定とされています。かねりんさんが「今は前のProより3.5 Flashのほうがいいのか」と聞くと、しぶちょーさんは比較はしていないとしたうえで、速くてサクサク進むので3.5 Flashのほうがよいのではないかと答えました。
スマホはメガネに統合されるのか?AIデバイスの行き先
Google I/Oでは、Googleもオーディオグラスを出すと発表されました。Geminiに声で指示し、見ているものの情報を示す、写真を撮る、音声を翻訳するといった機能を持ち、秋ごろに登場予定だといいます。しぶちょーさんは「Ray-Ban MetaのGoogle版」だと表現します。
いやでもなんか眼鏡に統合されていく未来あるんじゃないかなって若干思ってる。
しぶちょーさんは、Plaud ── カード型などのAIボイスレコーダーを展開するブランド。録音した会話をAIで文字起こしし、要約までできますのようなAIボイスレコーダーも、いずれメガネに入れようという話になりそうだと考えています。イヤホンは人と話す瞬間に外すので、常に身につけるメガネやネックレス、時計が統合先の候補になる、という整理です。
スマートウォッチについては、スマホの補佐として確立しているせいか、AIを統合したものはあまり見ないとしつつ、かねりんさんはGensparkをApple Watchで使って録音・文字起こししている人がいると紹介します。
手でいじりたいんじゃないかな、人間はやっぱり。
かねりんさんは、ポケベルの頃から人は手で持つ端末を使ってきたと指摘します。しぶちょーさんも、ローカルLLMすらまだスマホに統合されていないことを挙げ、まずはスマホへの統合が先だと同意しました。かねりんさんは、そもそもAI文字起こしをなぜスマホでできないのかと疑問を投げ、しぶちょーさんは指向性マイクを増やせば統合自体は可能だろうと答えます。
かねりんさんは、胸につけて手のひらに投影するガジェットなどを例に、あと2〜3年は「ゴミ」ばかりではないかと辛口です。Ray-Ban Metaについても、撮影中に光る以上は仕事でもクライアントの印象が悪く、世界に溶け込まないと断じました。
忖度なしのレビューとは?Plaud Noteの辛口評価
かねりんさんは、YouTuberは信用がかかっているぶん冷静にレビューするのでは、と問いかけます。しぶちょーさんは、お金をもらう案件なら事前チェックが入り、ある程度コントロールされると説明します。
私はちゃんとレビューの案件を受ける時に、あの、忖度なく行くんで、それでも良ければって言って受けてるから。
しぶちょーさんは、明らかな間違いがないかの事前チェックは受けるものの、内容は忖度しない方針です。実際にPlaud Note Proのレビューでも、デメリットを書いたといいます。
指摘したのは、カード型ならではのマグネット式充電ケーブルが外れやすいことです。かねりんさんも、せめてMagSafeと同じ規格で無線充電できればよいと同意します。しぶちょーさんは同時接続できる台数の少なさにも不満を述べました。
小さいピン型の用途について、かねりんさんは「盗聴以外にない」と冗談を言います。しぶちょーさんは、MagSafe非対応のスマホや手帳型ケースの人、カードを持つのが面倒な人向けだと反論し、結局は信用の問題なので「撮りますね」と一言声をかけるのが普通だと話します。
タクシーで内緒の話してたら全部撮られてたからさ。
かねりんさんは、Apple WatchでGensparkを常時動かしている人に、タクシーでの内緒話を全部録音されて抗議した経験を明かします。デフォルトでオンなので、止めてと言わないと止まらないそうです。
海外にも、ずっとオンにしてライフログを取るという思想の製品(かねりんさんの記憶ではLimitless Pendant)があるといいます。しぶちょーさんは、AIで記録の検索性が上がった利点を認めつつ、内緒話がなくなる良し悪しもあるとまとめました。
音声入力は使いづらい?リスナーの疑問と通信トラブル
後半は、番組の目安箱に届いた投稿への返信です。1通目は音声入力についての質問でした。
音声入力についてどう思いますか?音声入力早いと言われてますけども、なかなか使いづらい場面もあると思います。ぜひ意見が聞きたいです。
しぶちょーさんによると、今週金曜日の深掘り回がちょうど音声入力の特集で、2人の考え方や使えるソフトを紹介するそうです。かねりんさんはそこで知った無料ツールを早速試しましたが、結局使っていないと明かします。
例えばメモ帳で入力してるのに出ない時とかあって、アプリってアプリの記録からコピーして持ってこなきゃいけないとかっていうのが何回か発生して。
かねりんさんは、一生懸命喋った内容が消えるのが嫌で、今はMac純正の音声入力を使っているといいます。この直後、しぶちょーさん側の通信が途切れ、かねりんさんが「東京の谷底」で電波が届かないと実況する場面もありました。しぶちょーさんはポケットWi-Fiを契約したものの電波が弱く、有線接続のキットも届いていなかったそうです。
「永年勤続」と「ステークホルダー」の使い方は正しい?
2通目は、先週の配信での言葉づかいについての指摘です。
日本企業の特徴として永年勤続という言葉が出てました。昭和生まれの私としては、永年勤続は表彰とセットで使うものと思っており、違和感がありました。終身雇用じゃないのかな?と。
あと、ステークホルダーも社内の人にあまり使わずに社外の利害関係者に使うのではと、こちらもモヤモヤしていました。私は昭和の化石なんでしょうか?
しぶちょーさんは、永年勤続については言葉として違和感があったと認め、「終身雇用と言いたかった」と答えます。ただし、長く勤めることが良しとされる価値観のニュアンスを込めて使っていたとも説明しました。
長く勤めたことが表彰される文脈で使う言葉。長く働くのが素晴らしいという価値観のニュアンスを込めて使っていた
日本企業の特徴として、言葉としてはこちらが正しかった
ステークホルダー ── 企業や事業に対して利害関係を持つ人や組織の総称。株主、顧客、取引先、従業員などが含まれますについては、社内・社外は関係なく広い範囲で使えると回答します。技術士の試験でも社内の人に対して使い、部署間にもステークホルダーは存在するといいます。
言葉を雑に使うとですね、思考が、分解能が下がるんで。
しぶちょーさんは、理工学部の機械システムで学んだ先生から「論理的思考を磨くには、数式より先に言葉を丁寧に使え」と教わったことを紹介します。言い間違いも多いので、こうした指摘はぜひ送ってほしいと呼びかけました。
番組を聴いて7日間でG検定合格、リスナーからのお便り
続いてかねりんさんが、番組の公式サイトに届いたお便りを読みます。1通目はトランスフォーマーを扱った深掘り回のリクエストです。
G検定受験をきっかけに聞き始めました。トランスフォーマーをデータとした深掘り回をお願いします。
しぶちょーさんは、トランスフォーマー ── 2017年に発表された深層学習のモデル構造。ChatGPTなど現在の大規模言語モデルの土台になっていますの回をやらなければいけなかったと思い出します。かねりんさんは、いまだに映画のことかと思ってしまうそうです。
2通目は、ポッドキャストウィークエンドのブースで2人と話したリスナーからでした。
あの時ブースで今日G検定受けてきたばかりですとお話しした者です。実は私、ゴールデンウィークの7日間で落ち着けAIを聞きながらテキスト2冊読めばきっと受かるという謎の自信で無謀にも突入したのですが、当日の難しさに青ざめ諦めモードでした。
しかし、お二人が意外と受かってるものですよと声をかけてくださったその予言通り、無事に合格しておりました。落ち着けAIを熱心に聞いていれば、特別な勉強なしでも受かるという説を身をもって実証いたしました。
しぶちょーさんは、ブースで「落ちたら番組のG検定対策プログラムで受かったと言ってほしい、今回受かったら番組を聴いただけで受かったと言える」と話していたことを振り返ります。今回はその後者のパターンになりました。
G検定対策プログラムは「聴くだけで成立する」形へ
お便りを受けて、G検定対策プログラムの開始時期の話になります。しぶちょーさんは、今週土曜日から始める予定をいったん保留したいと伝えました。9月に受験する人や前もって勉強を始めている人から声はたくさん届いており、9月には必ず間に合わせたいそうです。
完璧にやろうとしてるわけ。
しぶちょーさんは、合格させるにはあれもこれも説明が必要だと詰め込み、講座が膨らんでいたと振り返ります。そこで、かねりんさんに言われた「流して聞けるか」という言葉にハッとしたといいます。
合格に必要な情報をすべて講座で説明しようとし、内容が詰め詰めになっていた
自分で勉強することを前提にした補助教材と位置づけ、難しいところだけをわかりやすく解説する。全8回ほどに減らせる見込み
補助教材としてあくまでも自分で勉強する必要はあるが、補助教材として使ってもらうっていう流動に敷いた方が絶対いいなっていうのを思い直した
かねりんさんは「画面を見なくても成立するコンテンツ」だと言い換えます。しぶちょーさんは、画面を見たほうがよい部分はあるとしつつ、言葉で聞いてわかる形にすれば動画編集やプレゼンの負荷も減らせると話します。完璧を目指さず、ポッドキャストらしく聴いて理解できる形に組み直し、6月中に仕上げると約束しました。
番組の最後には、金曜日の深掘り回が音声入力の特集であること、ハッシュタグ「#おちつきAI」での投稿、Apple PodcastやSpotifyでのレビュー、月額980円・年額9800円のコミュニティへの参加が呼びかけられました。エンディング後には、しぶちょーさんの伸びた髪型をめぐる雑談も続きます。
まとめ
今回の速報回では、GrokとOpenClawの連携やGemini 3.5 Flashのような便利な進化を歓迎しつつ、AIグラスについては「社会に溶け込むか」という目線で冷静に評価する姿勢が一貫していました。お便りへの回答でも、言葉の正確さやプログラム設計の見直しを通じて、使う人の実情に合わせるという考え方が語られています。
- GrokがOpenClawと連携し、ラズパイ上で定額のままXリサーチを任せられるようになった
- マスク氏のOpenAI訴訟は、2019年の営利子会社設立を知っていたとされ、3年の時効で敗訴した
- Ray-Ban Metaはカメラで多機能だが、撮影中に光る仕様もあり、しぶちょーさんは「技術ドリブン」で社会の実情と合うかは微妙だと評した
- カメラも音声出力も省いたEven G2は、プライバシーと自然さを優先した「今AIを使うためのガジェット」として評価された
- G検定対策プログラムは、完璧な講座ではなく、聴いて理解できる補助教材として組み直されている





