小型二輪の免許も取得、今週の3本立ては何から
冒頭、神森さんは近況として、5月後半から教習所に通っていたことを明かします。
小型二輪のAT限定免許で、卒業検定に無事合格したとのことです。
いや、嬉しいですね。この年になって教習所に通うのってなかなか新鮮な体験でした。
番組は毎週金曜日の朝、沖縄からガジェット、ウェブや広報、アクセシビリティ、音楽制作のリアルな話を届けています。
この回のテーマは3つ。スマホの保護フィルムを綺麗に貼る方法、ポッドキャストの音作りでソフトを買ってしまった話、そしてスマートリングをテーマにした新曲です。
曲面スマホの保護フィルム、なぜ「難民」になったのか
最初のコーナーはガジェットレポート。取り上げるのは愛用機モトローラ razr 50 Ultraの本体ではなく、カバー液晶の外側に貼る保護シートの話です。
razr 50 Ultraは、持ったときにゴツゴツしないラウンドしたエッジが特徴です。この持ちやすさが、神森さんがこの端末を気に入っている理由の一つです。
もともとはカーブ対応で、エッジの部分が黒で縁取りされたガラスのシートを貼っていました。
ところが今年の初め頃、欠けたので買い直したところ、製造元が変わったのか、黒い縁が内側に入って液晶にかぶるようになってしまいます。
これが嫌でやめたことから、神森さんは保護シート難民になり、あれこれ探し回る日々が続きました。
そこで見つけたのが、ミヤビックスのOverLay FLEXと、PDA工房のアウトディスプレイ用Flexible Shieldでした。どちらもガラスではなく、しなる素材の保護フィルムで、カーブ面もカバーできるのが謳い文句です。
2枚無駄にした失敗から見つけた「水貼りキット」
神森さんは両方を買い、意気揚々と貼ってみたものの、これがめちゃくちゃ難しかったと振り返ります。
ホコリを取ってもズレて綺麗に貼れず、2枚ともダメにしてしまいました。
大体私買う時に2個買うんですけど、2個ともダメにしました。もうズレるし、綺麗に貼れないんです。
よく見ると、Amazonの説明には難易度が高いと書かれており、これらが水貼りに対応した商品だとわかります。ミヤビックスとPDA工房には、それぞれ専用の水貼りキットが用意されていました。
つまり、キットを知らないまま素で貼ろうとしていたため、無駄にしてしまったというわけです。
水貼りキットの中身は、溶液の入った細いスプレー、ヘラ、クロス、そしてホコリ取りのシールです。
貼り方はこうです。まず画面のホコリを取り、フィルム裏のセロハンを剥がします。粘着面に溶液をビショビショになるくらい吹きつけてから、液晶に貼り付けます。
溶液で滑るので、その場で位置合わせができます。カーブ部分から合わせて貼り、入った水や空気はヘラで押し出し、出てきた水はクロスで吸い取ります。
貼り終えた直後に残る気泡も、1日置くと綺麗になくなるといいます。神森さんはこの点も地味にいいと話します。
あんなに苦労してたのが嘘みたいに本当に綺麗に貼れたんです。
同じ方法は、相方に買ったnubia Foldのカバー画面でも成功しました。PDA工房の専用Flexible Shieldを水貼りキットと一緒に使い、綺麗に貼れたそうです。
razr 50 Ultraについては、神森さんは何度か貼り替えています。理由はカバー液晶にレンズが2つあり、レンズの間が貼り付けにくく、若干浮いてしまうためです。
今は綺麗に貼れているものの、また塩梅が悪くなったときのために予備も持っているとのことです。
iPhoneはフラットなので必要ないものの、エッジがラウンドしたAndroid端末を持つ人には、Amazonで「OverLay FLEX」や「Flexible Shield」を検索し、保護シートと水貼りキットをセットで買うことをすすめています。
ブレス処理に数時間、iZotope RXとの出会い
続いてはワークトーク。今年1月に番組を再開し、何本か配信した頃、神森さんはブレス処理に悩まされていました。
神森さんは普段、AdobeのAuditionで編集しています。ブレスの箇所だけを一括で選んで処理できないか調べたものの、うまくいかなかったといいます。
そこで見つけたのが、ブレス処理をしてくれるプラグインの存在でした。中でもiZotopeというメーカーのRXシリーズが、音声収録の定番ソフトだと知ります。
当時のバージョンはRX11。体験版を試したところ、面白いくらいに呼吸音が取れたそうです。
ブレスコントロールのプラグインを入れると、声の合間の音をAIが解析し、目立たないようにしてくれます。その出来栄えに神森さんは驚きます。
なんとですよ。面白いくらいにですね、呼吸音が取れるんです。
6万円台を3万円弱に、クロスグレードで導入
この機能が使えるのはRX11のスタンダード版。ただし価格は6万円台半ば以上と、ほぼ趣味の番組に使うには投資が過ぎると感じたといいます。
安く買う方法を探すうちに、Amazonでクロスグレード版を見つけます。同じiZotopeの他のプラグインを持っていると安く買える仕組みです。
どのプラグインを元にするか迷い、Geminiに相談したところ、Neutron 5 Elementsがポッドキャストでも使えると教えられます。
そこで、Neutron 5 Elementsを5250円で買い、それを元にRX11スタンダード版をクロスグレード価格の2万2860円で購入しました。
結果として、6万円台のソフトを3万円弱で手に入れています。これがエピソード5か6あたりからの音作りの出発点になりました。
ボイストラックに挿した3つのプラグイン
音の整え方も具体的に語られます。番組はAuditionのポッドキャスト用テンプレートを使い、トラックは4つあります。
1番目がメインのボイス、2番目がインタビュー用、3番目が波の音などのサウンドFX、4番目がBGMなどを流すミュージックベッドです。
メインのボイストラックには、RXシリーズの3つのプラグインを挿しています。役割は次の通りです。
- マウスデクリック:口を開けるときのペチャっという粘っこい音を取る
- ボイスデノイズ:背景のサーッというノイズやエアコンの音を取る
- ブレスコントロール:ブレスを抑える
このほか、おまけとしてiZotopeの無料プラグインVocal Doublerも挿していますが、この日は詳しい説明は省かれました。
挿す順番も重要だといいます。これもGeminiに相談し、マウスデクリック、ボイスデノイズ、ブレスコントロールの順にかけると良い音になると教わりました。
なんでそういう風になるのか理由は私忘れました。ごめんなさい。音の専門家ではないのでよくわからないです。
マウスデクリック
口を開けるときの粘っこい音を取る
ボイスデノイズ
背景のノイズやエアコンの音を取る
ブレスコントロール
ブレス(呼吸音)を抑える
無償アップグレードを逃し、それでもRX12を買った理由
ここからが本題です。RXシリーズの新バージョン、RX12が今年4月後半に登場しました。
3月下旬以降にRX11を買った人は、RX12へ無償アップグレードできると書かれていました。しかし神森さんは1週間ほどのタッチの差で対象外でした。
本当に惜しかった。
RX11を持っていれば約2万1500円で買えるとわかっていたため、頃合いを見て買えればいいと考えていたそうです。
ところが、また体験版を入れて試してしまいます。順番は同じでも、ブレスコントロールがさらに強化され、これまで以上に音が取れていたといいます。
やばいこれと思って。で、すいません、結局買ってしまいました。
現在の番組の音は、このRX12で処理されています。神森さんは、こうして音の沼にハマっていくのだろうと苦笑し、次のバージョンが出たら絶対買うとまで話します。
なお、クロスグレード元として買ったNeutronは、そのまま使っていないとのことです。
スマートリングを友情の歌に、5ガチャでできた新曲
最後のコーナーはSuno AI Lab。今回はスマートリングEven R1をモチーフにした新曲「On My Hand」です。
神森さんが惹かれたのは、スマートリングが自己主張してこない点です。指にはまっている割に、裏でさりげなく心拍数などを取っているところがいいと話します。
ただ、機能をそのまま歌詞にすると説明書になってしまいます。そこで今回はスマートリングを友情に置き換えました。
多くは語らないけど、いつも隣にいてくれる相棒。そういう友達の歌ってことにしてみました。
曲調は明るいエレポップ。キーは明るいEメジャーですが、合間に切ないマイナーコードが顔を出し、ふと影が差す作りになっています。
神森さんは、全体は明るいのにどこかで影が入る、ほろ苦さが残る音作りが大好きだと語ります。
5回のガチャでたどり着いた一曲、ジャケットに現れた指輪
この番組では、AIと相談しながら曲を作っています。長いときは40回以上ガチャを回すこともあるそうですが、今回は珍しく早く決まりました。
1回目は悪くないものの、シンセの感じが薄くエレポップらしくなりませんでした。2回目はシンセを濃くしたものの、淡々としすぎて尺も短くなりました。
もっとメロディアスで歌を前面に出したいと調整した4回目で良いものが出ます。さらにAIの提案でスタイルを1つ削除し、5回目でしっくりくる一曲が完成しました。
キーはEメジャー、イントロが長めになった代わりに間奏が消え、3分22秒とやや短めです。途中で入るマイナーコードが、神森さんの好きな音作りの決め手になりました。
余談として、Sunoが自動生成したジャケットの話も語られます。歌詞には指輪もリングも一言も入れていないのに、暗い机の上に指輪がポツンと置かれた絵ができたそうです。
歌詞のどこにも指輪とかリングって一言も書いてないんです。なんですが、タイトルのOn My Handと歌詞の内容だけからSunoが深読みしたのかわかんないんですけど、そんなものを作ってきてびっくりしました。
まとめ
EP25は、曲面スマホの保護フィルム、ポッドキャストの音づくり、スマートリングの新曲という3本立てでした。地味に見えるガジェットの工夫も、音作りの試行錯誤も、神森さんの実体験として具体的に語られています。
- カーブ面のあるスマホの保護フィルムは、専用の水貼りキットとセットで貼ると綺麗に仕上がる
- ブレス処理はiZotope RXシリーズが定番で、クロスグレードを使えば6万円台を3万円弱で導入できた
- ボイストラックにはマウスデクリック、ボイスデノイズ、ブレスコントロールの順でプラグインを挿している
- 新曲「On My Hand」はスマートリングを友情に置き換えた明るいエレポップで、5回のガチャで完成した
- Sunoが自動生成したジャケットには、歌詞にない指輪が現れた







