2人が最近見つけた「鼻歌」ってどんなもの?
番組冒頭で、みさみさとみなみんが自己紹介をします。2人ともフリーランスで働いていて、みさみさはデザインの仕事を中心に、あとちょっとで5年目に入るところだと話します。
みなみんもフリーランスとお弁当屋さんの仕事を掛け持ちしていて、フリーランスでは進行管理の仕事が中心だといいます。
この番組では、最近見つけた「鼻歌」を出し合うところから会話が始まります。みなみんがまず挙げたのは、最近買った糠床でした。
糠漬け漬けるのがめっちゃ楽しくて。
みなみんが楽しいと感じているのは、食べる瞬間だけではありません。糠を触ったときの、しっとりとした独特の感触そのものが気持ちいいのだといいます。
糠にしかない感触がめっちゃ気持ちよくて。
(漬けた野菜を)夜楽しみだなと食べるのも楽しくて。それが結構日常の鼻歌かもと思ってます。
しょっぱくなった糠漬けと、変わり種の楽しみ方
話は糠漬けの具体的なコツへと進みます。みなみんが好きなのはキュウリと人参で、キュウリは半日ほどで漬かるという話で2人は盛り上がります。
一方で、漬けすぎてしょっぱくなってしまう失敗もあります。みさみさは塩抜きせずそのまま食べてしまうと話しますが、みなみんは祖母から教わったアレンジを紹介します。
私のおばあちゃんがよくやってたのが刻んでおかかと和えて。ご飯と食べるみたいなのをおばあちゃんがしてて。漬けすぎたらそれをやってる。
さらにみなみんが「変わり種を漬けたい」と相談すると、みさみさはYouTubeで見たばかりだという乾燥しいたけの糠漬けを挙げます。
乾燥しいたけを入れて、その糠の水分で戻して。(戻った後は)加熱とかして食べるんだけど。チャーハンの具材にしたりとか。
乾燥しいたけを漬けると旨味が出て、糠床自体にも香りが移って育っていきそうだと、2人はまだ試していないながらも想像を膨らませます。
「やってみたい」をすぐ形にする、みさみさの日常
続いて、みさみさの最近の「鼻歌」に話が移ります。みさみさは「これ一つ」という大きな出来事ではなく、生活そのものが楽しいのだと語ります。
これ知りたいとか、これやってみたい、ここ行ってみたいって思ったら、すぐやってみるみたいなことを結構最近はやってるなって思ってて。
日常の中で心が勝手に動いて、気づいたら鼻歌になっている。そんな感覚だとみさみさは話します。みなみんは、特別なイベントではなく生活の一部として楽しみが組み込まれている様子だと受け止めます。
その具体例として挙がったのが、最近始めた金継ぎです。金継ぎ ── 割れたり欠けたりした器を漆で接ぎ、継ぎ目を金などで装飾して直す日本の伝統的な修復技法。壊れたものを捨てずに生かす考え方としても注目されていますをやってみたかったみさみさは、これまで割れた器を5年分ほど取っておいていたといいます。
過去5年くらいで割れたいくつかのお皿を全部取っておいて。
そんなとき、ちょうど家の近くで金継ぎ教室が開講されました。みさみさは「それじゃ今だ」と、とりあえず飛びついてみたと話します。
刺し子と刺繍、手仕事に感じる地味な成長
みさみさが続けて挙げたのは刺し子です。刺し子 ── 布に糸で幾何学模様などを刺していく日本の伝統的な手芸。もとは布の補強や保温のために生まれたもので、線を積み重ねて模様を作りますをしていると話すと、みなみんも最近刺繍を始めて楽しんでいると応じます。
みさみさは、上手というわけではないけれど、2ヶ月ほど続けるうちに変化を感じているといいます。
明らかにその最初の頃よりは針の進みとかも前よりスムーズになってたりとか、変なところで力入らなくて指が痛くなくなってきたとか。
そういう地味な自分の成長を感じられることに、ルンルンしているのだとみさみさは話します。みなみんは「生活が鼻歌にあふれている」と受け止めます。
刺し子で何を作るのかとみなみんが尋ねると、みさみさは最近はコースターを作っていると答えます。ただし、作るものを決めてから刺すわけではないといいます。
とりあえず布に刺し始めるっていうことを始めて、何を作るかとか考えずに刺し始めちゃうから。
用途を決めずに刺しただけの布もたくさんあるので、これからは用途を考えてやってみるのもありかもしれない。みさみさはそう話し、2人は金継ぎも刺し子も刺繍も「楽しい手仕事」だと確かめ合います。
相談「占いに左右されてしまいます」への最初の反応
後半は、ため息さんから届いた相談の紹介に移ります。今回のお便りは「占いが好きすぎて結果に左右されてしまいます」というものでした。
占いが好きすぎて結果に左右されてしまいます。
ため息さん さんから
みなみんが占いについて尋ねると、みさみさはまず、自分は結果に左右されないほうかもしれないと答えます。
私全然結果に左右されない人かもって。
好きか嫌いかで言えば、どちらでもないとみさみさは言います。それでも、しいたけ占いの上半期・下半期の占いはたまに見ていて、当たっているかもと思うこともあると話します。
初詣のおみくじも毎年楽しんでいるといいます。ただし、その楽しみ方には特徴があります。
このしいたけ占いもおみくじも、もう多分次の日とかになったら何書いてたか何にも覚えてないかもしれない。
その場の楽しみとして占いを味わっている。みさみさのスタンスはそういうものでした。みなみんも週刊の占いを、週の初めに「今週どんなことが書いてあるかな」と楽しみに見ると話し、2人とも占いをエンタメとして楽しんでいることを確かめ合います。
「左右される」とは、どういうことなのか
2人は、相談者の言う「左右される」がどういう状態なのかを具体的に想像していきます。みさみさは、恋愛運が悪いと書いてあったら人に会うのをやめる、転職しないほうがいいと出たら転職をやめる、といった例を挙げます。
本当は転職したいって思ってるけど、やめるくらい左右されちゃうみたいなことなのか、でもちょっと憂鬱になるよくらいなのかとか、すごい気になったりして。
みなみんも、「今月は試練が多いでしょう」といった結果を見て、チャレンジしようと思っていたことをやめてしまうような状態かもしれないと想像します。
それを受けてみさみさは、やりたいならやってしまえばいいと思う一方で、占いに左右されないようにしましょうという話でもない気がすると語ります。
好きなものがあるってそもそもいいことだけどねとかすごい思って。
占星術に感じるロマンと、新しい視点
新しい視点をもらえるという話に、みなみんは強く共感します。みなみんは、あゆみさんに占星術 ── 天体の位置や動きから人の性質や運勢を読み解こうとする占い。古代から続く歴史を持ち、星座占いもこの流れをくむものですの「魂の通訳書」をお願いしたことがあり、それがとても面白かったといいます。
自分ってその星?とかの視点で見ると、こんな側面もあるっていう風に言えるんだみたいなことを思って。
みなみんは、占星術のロマンにも触れます。AIが今に至るまでの情報を集めているのに対し、占星術は遠い昔の人が星を見て積み重ねてきたものだと考えると、そこに惹かれるといいます。
昔の人が星を見てなんかやってきたって思うと、なんかめっちゃロマン、ロマンというか。
みさみさも、自分ではこう思っていたことが、別の角度から見ると違う捉え方もできる、そういうことはたくさんあると応じます。星でいろいろ見えるなら「全ては決まっていたのか」と一瞬思ったとも話し、2人は占星術の背景の面白さを味わいます。
この話の途中で、みなみんは金継ぎや刺し子と占星術がつながっていることに気づきます。
めっちゃ伏線回収だね。最近話したことで。
みさみさも、金継ぎや刺し子といった昔の知恵の話をしていたので、同じところに戻ってきたと感じたと話します。かつての人たちの知恵という点で、手仕事と占いはどこかつながっていました。
お守りと占いに、人はなぜ惹かれるのか
話はさらに、お守りへと広がります。みさみさは、占いには何かを信じるためにやる人もいそうだと言い、お守りもそういう部類なのではと問いかけます。
みなみんは、お守りは心を強くするものかもしれないと応じます。みさみさは、受験のときに親戚のおばさんがお守りをプレゼントしてくれたことを思い出します。
確かに毎日こうカバンに入れて、お守りと一緒に歩くみたいなことをそういえばしてたなとか思って。
強く信じているわけではなくても、心が強くなるものとして、お守りや占いは存在しているのかもしれない。みさみさはそう語ります。みなみんも、お守りは道標や心のよりどころのようなものとして発達してきたのではと言葉を重ねます。
みなみんは、これだけ科学やさまざまなものがある中で、占いが確立されて続いていることのすごさに驚きます。昔の人からずっと続いているということは、人には占いやお守りに惹かれるものがやっぱりあるのではないか、と考えます。
「左右される」ことは、自分の心を観察できるということ
最後に、みさみさは相談文を読んだときに感じたことを言葉にしていきます。左右されるということは、占いの結果を見て心情が動くということだと気づいたといいます。
みさみさは、嬉しいと感じるときは背中を押す言葉が書いてあり、迷いが出るときは自分の考えと反対のことや、慎重にならなければと思うことが書いてあるのだろうと分析します。
占いってじゃあ私はどうそれを受けてどうしたいかって考えるきっかけにもなるのかとか思って。
結果を受けて動いた自分の心を観察できる。だからこそ「左右される」という感覚がある人は、自分の心のありかをちゃんと理解しているのではないか。みさみさはそう受け止めます。
この受け止め方に、みなみんも共感します。相談者は「左右されてしまう」と悩んでいるけれど、それはそのままで大丈夫なのではないか、という結論に2人はたどり着きます。
そのままで大丈夫なんじゃないかみたいな。
ちょうど結論が出たところで、番組はクローズに向かいます。話がどんどん広がりそうな回でしたが、2人は「明日もかもしれないを面白がることで、ため息が鼻歌になっちゃうかも」と締めくくります。
まとめ
糠漬けや金継ぎ、刺し子といった暮らしの手仕事の話から始まり、後半は「占いに左右されてしまう」という相談を、否定せずに受け止めた回でした。占いを消すのではなく、自分の心を映すものとして楽しむ視点が示されました。
- みさみさもみなみんも、占いはその場の楽しみやエンタメとして味わっている
- 占いは、自分では気づかなかった視点をもらえるきっかけにもなりうる
- 金継ぎや刺し子といった手仕事も、占星術も、昔の人の知恵という点でつながっている
- 「左右される」のは、自分の心がどこにあるかを理解している証でもある
- 相談者に対して2人は「そのままで大丈夫なのでは」という受け止めにたどり着いた





