キャンプ場から始まる「通信高校」の話
この回の収録場所は長野県のキャンプ場です。合宿のように続けて録っているキャンプシリーズの1本として、坂本さんが持ち込んだ通信制高校の話が始まります。
バブル氷河期ラジオのノギツ-R。
どうも皆さんこんばんは。東横名人です。本日も、長野県木曽山中にあります木曽駒礼翠公園キャンプ場よりお届けしております。
お相手は私、東横名人と、今日もこの方です。
はい、こんばんは。坂本です。
このキャンプシリーズが、もう何本目になってるかわかんないですけど、9本目か10本目になってるんですよ。だいぶ撮りましたね。
結構撮ったような気もしますけども。そうですね、まあ合宿みたいなもんなので。
2日やると、やっぱり楽ですね。そんなに追いたてられてる感じもしないし。最終日の3日目、帰りのどっかで撮ってる可能性もなくはない。
(撤収の)片付けがいかに順調に行くか、雨が降らないか。
降りそうな予感もするな。坂本さんが、通信高校について話したいってことを。
別に話したくないんですけど。
話したくはない?
別に、そんな通信高校マイスターでもないので。
それはわからないですからね。N高とか今いろいろあって、話題は話題じゃないですか。
通信制高校の「自殺率」の話
話のきっかけは、X上で読んだ通信制高校と自殺率をめぐる記事です。東横名人さんの記憶と、坂本さんが読んだ内容は少し食い違っていました。
(記事を)流し読みしたのか知らないけど、一般の学校に比べてN高の子は、メンタルケアをちゃんとされてるから自殺率が少ないんだ、と。
いやいや、ちょっと待ってよ。N高の卒業生、そんな多くないから、自殺率って言われてもなっていうのもあったんだけど。
まあ率なんで、その母数は関係ないと思ってるんですけど。俺もこの話をしようと思ったのは、X上で、通信制の高校に通う子は自殺率が高いっていう(話を見たからで)。
あ、逆なんだ。
そう、逆なんですよ、実際にはね。これに対しては、そもそも全日制に通えない時点で、メンタル的に厳しい子が集まってるからしょうがないでしょっていう話ですし。
ただ、この記事の中身はそういうことを言ってるわけじゃなくて、いろいろ問題があるんだよっていう話なんですけど。
詳しく聞かせてくださいよ。
(N高は)色々とやってるんで、グラフに出てきたように普通の高校の何倍も自殺率が高いってことは、N高に関してはないです、っていうのをN高が言ってる。
あ、じゃあ同じ出所の話だったんだ。
全日制行くと、いろんなタイプの子と付き合ったり、うまくなだめすかしたり、無視したりする。まあそれも含めてのコミュニケーション能力なので。
通信制高校の子は、コミュニケーション能力が低いとは言わないけども、経験値が足りないなってのはわかるんですけど。
SNSで読んでると、通信高校の現状自体を(みんなが)わかってるのかどうかも、ちょっと。
いや、全然わかんないです。
「もう片腹痛い」N高はもう3校ある
さっき名人が言ったじゃないですか。N高って、そんな大して卒業生いないでしょ(って)。N高の今の在籍人数って、何か知ってます?
もう片腹痛い。
もう、そういう名人のために、僕がバイブルを持ってきましたよ。
坂本さんが取り出したのは、N高の学校案内パンフレットです。表紙のコピーに、東横名人さんが反応します。
学校案内。君たちはどう生きるか。え?え?これは、はやお?はやおが管理してるの?
そもそも、N高ってN高だけじゃないからね。
N高等学校、S高等学校、R高等学校。
N高はもういっぱいになったんで、R作って、Sも作ってるんですよ。だから今3つあるんです、あそこの学校は。
えっと、何がどう違うんですか?シグマとかオメガとか、何かそういう塾のクラス分けみたいな。
もう、1つの高校ではいっぱいすぎるんですよ。
流行ってるんだ。
流行ってます。僕がなんで通信高校に興味を持ってるかというと、会社で同年代に相談されることがあるんですよ。
中学受験したことあるらしいですねとか聞かれて、相談してるうちに。結構な数ね、高校行けなくなって辞めちゃう子がいるんですよ。勉強についていけないとかじゃなくてね。
で、どうしたらいいですか?みたいな話になった時に、通信高校を選ぼうと思ってるっていう話なんですけど、そもそも俺、通信高校のこと全然知らなくて。
じゃあ(通信高校は)ポピュラーになりつつあるってこと?
そうそう、結構ポピュラーになりつつあって。
で、どんなんか知りたいからって言って、そのパンフレットをもらってきたんですよ。いろいろ聞いてると、もし自分が高校生だったら、これN高選ぶやろって。
「才能とかいらんねん」N高は楽
N高のキラキラしたとこばっかり見るじゃん。才能にあふれてる子がとか。フィギュアスケートの紀平梨花とか、N高でしたっけ?
才能とかいらんねん。
楽やねん。
え、それ、煩わしい人間関係がないっていうところ?
N高って俺が調べた限りでは、スクーリングっていう、学校に行かないといけない日が通信高校の中で一番少ない。
おそらくね、頑張っていろいろやれば、(スクーリングは)半年に1回でいいと思う。その代わり、半年に1回、合宿みたいに2泊3日とかなると思うけど。
まあ、それはそれで楽しいんじゃないですか?たまにやったら。
いや、それすら行かれへんから通信高校行ってる子おるからね。
すげえな。学習ツールっていうので、VRのメタのゴーグルであったり、推奨パソコンはApple MacBook AirのM2チップ以上。
それはあくまで、VR専門のクラス。
基本的には、どっちかというとYouTubeみたいな授業が何万と上がってるんですよ。
あ、Udemyとか、あんなやつみたいに。
そう。それがまた事細かに、早慶レベルとか全部分かれてて、好きなやつを選んで取る。要は、全部自分で組み立てていくみたいな感じになるんですよね。
全部やってテスト受ければ、それでOKです。だから、卒業だけを考えれば、大して難しくないと思います、N高って。
あとは、まあそれ、自制心があって。
そう。自分でできるかどうか。だから、自分で机の前に座れる子。
ただ、そういう子でもやっぱり、学校に行けない子っているんですよ、結構。
サポート校は「高校じゃない」?
ここから話題は、通信制高校とは別にある「サポート校」へ。坂本さんの説明に、東横名人さんは何度も聞き返します。
でも、通信高校って一概に言っても、サポート校と通信高校ってあるわけじゃないですか。サポート校に入ってるのに、卒業するのは別の高校みたいな。
あ、そうなの?サポート校っていうのと、卒業する高校って、どういうこと?
だから、卒業する高校に入るんだけど、そこに行けないから、卒業できるようにサポートする(学校に)行く。
それは例えば、長野県立上田中央高校っていうのが本校として。
で、松本にサポート校がある。
サポート校行くと、クラスみんながおって一緒にみたいなのじゃなくて、担任というかね、個別でやってくれたり、寄り添ってくれて、卒業できるように。
じゃあ、サポート校の卒業でいいじゃん。
サポート校は高校じゃないから。
はい?パードン?サポート校は高校じゃない。
塾みたいなもんかな。
サポート校という新しいビジネスもあるってこと?
昔からあるらしいですよ。俺もそこ、よく知らないんですけど。
坂本さんは、ほかの学校のパンフレットも山ほど持ってきていました。おおぞら高校の資料を見ながら、本校とサポート校の関係を確認していきます。
例えばこれだと、大空高校っていうのは、ここに入るんですけど、行くのはこっちです。
ちょっと待って。本校の方は全生徒が入学する、屋久島の大空高等学校というのがあるんですね。で、サポート校が全国に散らばっていると。
で、ここはもう有名ですよね。(トライ式は)サポート校です。通信高校じゃないです。N高は通信高校です。
大検に近い考え方。
あ、そう言ってもいいかもね。
そう。だからあれ(大検)は高卒ではないんですよね。大学を受ける資格があるっていうだけ。
じゃあ、例えば僕がトライ式高等学院っていうサポート校に入って、N高とか別のところに紐付けることもできるんですか?
(本校とサポート校が)提携してる。
提携してないとダメなんだ。
え、じゃあ何?本校の方はブランド?
まあ、そう。大したブランドじゃないと思うけど。
ある意味、名義貸しビジネスみたいな感じの。
名義貸しとは失礼な。サポートですから。
ややこしいよ、これ。俺、読んでも分からへん。
サポート校って、読んでもなかなか難しいよ。N高って分かりやすいじゃないですか、N高に入るから。
入ったら、いきなり(カウンセリングしてくれる)人がついてくれるんですよ。だから、Xで言うように、N高の自殺率が他の通信高校に比べて低いっていうのはわかるんですよね。
でも、サポート校がそもそも俺、なんやねんって思って、最初。どうも、高校を卒業するための手助けをしてくれる(ところらしい)。
東横名人さんが調べたところ、トライ式高等学院の卒業先には、二人がよく知る学校の名前も並んでいました。
分かりましたよ。テレビのCMで散々見てますけど、トライ式高等学院に入るとどこの卒業認定になるかっていうと、鹿島学園高校。日本航空学園。
やっぱそうでしょ。あそこ、トライ式なんや。
近畿大阪高等学校。近大付属かなと思ったけど。僕も「おっ」て思って、母校かと思ったけど。
そんなんありなん?
(トライ式は)学院なんですよ。通信高校サポート校っていう、なんか第3のビールみたいな。
いやいやいやいや、第3のビールじゃ。あー、なるほどなるほど。分かってきました。
だからね、これね、聞いたら(本校とサポート校の)両方にお金いるんですよ。
僕が名義貸しって言ったのは、トライ式の方からパテントみたいな形で、日本航空学園にいくらか入るのかなと思ったんですよ。
3年間で400万かかりますって言った中の、150万だけ「日本航空学園さんよろしくね、卒業の資格ちょうだいね」って言ってんのかなと思ったら。
え?二重に払わないと、チャージしなきゃいけないの?
もちろん(本校の分は)安いですよ。安いけど、確かそのはず。
在籍3万5000人、学費は無償化の対象
ちなみにね、一番最初に質問があったN高。現在の在籍生徒数。
もう3万人ぐらい。
3万5000人ですよ。
すいません。じゃないと、角川がこんなに本気になんないよね。
学校3つも作って。3万5000って、日本で一番大きい高校じゃないですか。
要は、一番最初のN高は沖縄なんですよ。でも、他の2つは関東。S高が茨城のつくば、R高が群馬県の桐生。
でも、沖縄楽しそうやな。
個人的に、いろいろ調べると、N高っていいよねっていう。
このカリキュラム見てたら、自分でできる子は、本当に上の大学を目指そうと思ったら予備校行かないといけないじゃないですか。最初からここを予備校のつもりで行ったらええんちゃうの?って。
しかもね、今、推薦枠もあるんですって。早慶あたりまであるっていう噂を聞いたことがある。もちろん3万人いるからね、倍率高いよ。
開成辞めたとかいう子もいるかもしれないじゃないですか。進学先も、N高、何がびっくりしたって、東京芸大おんねんな。
スマホかiPadがあれば、授業をやってテストを受けて単位取っていけるんで。頑張ったら、1年ぐらいで(3年分)いけそうやね。
例えば、1年間で取らなあかん35単位とかあったら、最初の3ヶ月ぐらいで取っちゃう人いますよ、みたいな。あとはもう、自分の好きな勉強だったり。
僕、自慢じゃないですけど、大学、実は3年で(単位を取り終えて)卒業できたんですよ。単位、1回も落としてないから。
じゃあ、他にも(授業を)取ったらよかったんじゃん。
でも、それはしたくなかった。
なんでやねん。なんでやねん。
そんな勉強好きじゃないし。
でも、N高ってお高いんでしょ?
いろんなコースがあるんですけど、一番安いコースは、おそらく25万から30万ぐらいだと思うんですよ。
しかも、通信高校やけど、高校無償化の対象校なんですよ。だから、それもちゃんと使えるんで、思ってるほどお金はかからないと。
俺、このN高、そのうちアルファベット全部できるんちゃうかなって。
A高、B高、C高。
今の時点で3万とかやったら、多分10万ぐらいは行くでしょ、これ。10万になったら、日大より多くない?
「人生終わった」と言われた通信制は、もう違う
もちろん、自分でちゃんと机に座れる、勉強する習慣があるっていうのが大前提なんですけど。
昔は、俺らが高校辞めて通信行くって言ったら、人生終わったみたいな感じになってたじゃない。そういうのとは、やっぱちょっと違ってきてるなっていう。
自分の意思で(通信制に)行く子もいるんだなって。自分の時間も作りたいし、別に高校で友達いらんわ、大学行ったら作るからっていう。それでできるかって話は横に置いといて。
顧みると、俺、中学の頃は結構友達いたんですけど、高校の時はもう周りヤンキーしかおらんかったから、ほとんど友達おれへんかったんですよ。
友達に誘われてアパートに遊びに行ったら、みんなシンナー吸ってるみたいな感じやったから。あの時代にN高があれば。
最初からN高って言うんじゃなくて、(高校を)やめてN高っていうパターンの方が現実的なのかな。
だって、(母校は)授業進まへんねん。
クラスに1人か2人、大学行きたいっていう子がおるんで、先生も分かってるから、俺とかそういう子は「お前らは自分で勉強しとけよ」って。
N高でいいじゃん。
上の方のレベルに行けるんやったら、全日制に通うのが一番いいのは分かってるんですけど。友人作ったり、メリットがいっぱいあるから。ただ、ややこしいんですよ、通信高校って。
N高は半年に1回とか、ほとんど行かなくていいんですけど、週に1回行かないといけないとこもあるし、週に3回行かないといけないとこ(もある)。
通信じゃないじゃん、週3だと。
通信ちゃうやん、それって思うんですけど。
一回ネットで通信高校のパンフレットを取り寄せたら、山のように来るらしいんですけど。もう開けるのめんどくさいみたいな感じで。
いっぱいあるなぁ。雨後のタケノコのように。飛鳥未来高等学校、飛鳥未来きずな高等学校、飛鳥未来希望高等学校。
年間学費30万ぐらいで、高くてもいけるんだ。ネットスタイルだと22万5000円。何これ、携帯料金みたいな。
パンフレットの体験談に話が流れたところで、東横名人さんはN高の進路実績の数字を読み上げます。
ちょっと、事実言いましょうよ。N高のN数は9687の実績がある中で、大学等進学が45.54%、専門学校が22.15%、浪人8.08%。
留学0.59%、就職10%、アルバイト8.4%、進路未定。25%ぐらいは、就職かアルバイトかフリーターかみたいな感じになる。
で、大学進学するのは約半分。
半分でもすごいと思うけど。
浪人含めて言うと53パーぐらいか。って考えたら、普通に変な高校行くよりも、いいかもね。確かに。
少なくとも、俺の母校よりは全然いいです。
ただ、通信高校もスクーリングの回数とかいろいろあって、性格的にだいぶ違うらしいので、その通信高校も行けんようになったっていう子もやっぱいるんですね。
それ最悪じゃないですか。大変じゃないですか。
校舎はいるんやけど、(通信制は)初期投資が少なく済む。で、N高が在籍数3万。おそらく、かなり成功してるんだと思うんですよ。これからさらに参入してくると思うんですよね。
あ、異業種が。
で、うちの職場にも、通信高校の卒業生ってのが(高卒で)来たんで。そうせんとダメなぐらい人材不足ってのもあるんやけど、でももうそれもアリなんやな。
いや、でもコミュニケーション的にはどうなんですか?
そこはSPIと面接を通ってるから、大丈夫なんじゃない。なんで通信高校になったかは聞けないから、わかんないですけど、普通ですよ。全然普通。
逆に、ちょっといろいろ聞きたいけどね、通信高校のことを。スクリーミングとかどうなの?っていう。
スクーリングか。
あ、スクーリングか。スクーリングか。
「会社の100年史より分厚い」N高のパンフレット
N高のドキュメントみたいなのをテレビで見たことあるけど、なんかキラキラしてていいなって思いましたけどね。
それは楽しいでしょ。だって好きなことしかしないんですよ。部活もあるっちゃあるけど、基本、別に先輩に怒られることもなく。
自分さえちゃんと持ってて、ちゃんと律することができるんであれば、全然N高とか、他の通信制はあまりよくわからないけど、ありやなって。
ただ、パンフレットを見比べるだけでも、N高って、ようできてるじゃない。
ようできてる。それは、だって出版社がやってんだもん。
他の高校のパンフレットって何?チラシやんっていう。
今時、会社説明会でもこんなのもらわれへんよ。うちの会社よりも分厚いもん。うちの会社の100年史より。
いやいやいやいやいや。
しかもね、やっぱり角川だけあってね、ちゃんとしてるわ、中身。
自分の経歴に当てはめてみると、自分が卒業した学科、学部って(仕事に)関係あったかなっていうのって、すごいないですか?
まあ、こんなこと言ったら身も蓋もないけど、たかが4年勉強した程度のもんって、役に立たないよ。
だから、例えばロボコンに出たいとか(なら)。
じゃあ高専に行こうよ。
絶対、高専行った方がいいと思う。でも、鳥人間コンテストあたりは(N高でも)いけそう。
鳥人間コンテストに出るために、N高18年生です、みたいな。卒業せんとずっとおるみたいな。
基本的に、この(学費の)お金って単位に対するお金やから。35単位で、1単位何万みたいな感じでしょ、結局のところ。
「N高とチャッピーでええやん」
だから逆に言うと、浪人して下手な予備校行くぐらいやったら、N高にもう1年いた方がいいと思う。
なんでかというと、東京なら浪人して予備校行けばいいけど、長野の予備校ってサテライトやから。
いいやん、東進衛星予備校で。
ビデオ見るだけでしょ。ほんなら、N高でビデオ見てんのと一緒じゃない?
ただ、N高の(授業動画)って、めっちゃようできてるらしいのよ。
でも、東進もよくできてるよ。
いや、でも(N高は)安いやん。全部タダだもん。自分のレベルに合った授業を選んで、それを見るだけでしょ。いつでもどこでも。
寝ないのかな。
ついつい僕ら、会社でテレワークやってて、会議やってる時に内職しまくってる立場からすると。
ただ、やっぱ角川でしょ。ニコニコでしょ。面白いんじゃない?きっと。多分ね、そんな1コマ1時間とかないと思う。
東進衛星予備校が出てきた時、うまいことやりやがったって思ったんです、僕。東進のやってる塾でチューターみたいなことやってたんで。
衛星のやつを録画して、ラベルをテプラで貼って、見れるようにして整理するっていう仕事してたんで。
配信って、デジタルのいいところで、数が増えたら増えただけ儲かるし。
もう今、積み上がってるからね。N高の中で、そういう授業が2万かなんか。
もう言ったら、今、(N高は)通信高校のソフトバンクだから、お金あるじゃないですか。
母数でかくなると、それこそYouTubeで一番売れてる講師に授業作らせるみたいなとこあるんで。多分、レベルの低いものって、どんどん淘汰されていってると思うんですよ。
いや、そんなんって言うかもしれないけど、YouTube見て150キロ投げれるやつが出てくる時代ですからね。学校の勉強もそうあってもいいんだろうなとは。
だって、高校生に聞いたって、チャッピーの方が教え方上手いって言うじゃん。
上手い上手い上手い。これをギャルとして教えてって言ったら、めっちゃ頭にすんなり来るとかね。
チャッピーだけじゃなくて何でもいいんですけど、今の勉強に、まあいいからってよりも、今、必需品ですよね、ほぼ。
過去問からよう出たやつ作って、みたいなこと言ったら、ザーッと出してくれるわけでしょ。学校の先生に聞いてもいまいちようわからんけど、わかりやすいのを教えてくれる。
N高とチャッピーでええやんって。
そもそも俺らには、放課後の甘酸っぱいなんかとか、自転車で二人乗りとか、最初からないんやからさ。(全日制に)行く必要ないやん。見るだけつらいやん。
ただ、本当に今ここちょっとつらいなとか、通信高校なんか大丈夫かなとか思う人がいたら、全然大丈夫。
もちろん、通信高校もピンからキリまであるんで、ちゃんと選んでほしいんですけど。お前、N高の回し者かと言われそうやけど。
感化されてますよ、だいぶ。
だいぶ感化されてるけど、個人的にいろんなパンフレット読んだ上で(の感想です)。N高のパンフレット読んだらね、ちょっと(見方が)変わるよ。
君たちはどう生きるかっていうのを、このパンフレットに掲げる胆力というか。すごいよ。だって鈴木敏夫が入ってんだもん、ジブリの。
もしかすると、うまく騙されてるかもわからんけど、うまく騙してくれそうです。
勉強のN高、勉強のトライ?見えにくい実力
トライは、ちゃんと勉強せなあかんのかなって思うじゃないですか。で、N高って、勉強じゃないことの方がなんとなく目立ってきちゃうから、それはそれでミスリードしてるんじゃないかなと思うんですよ。
本当はね、N高は勉強したい子は勉強できるだけの環境を整えてますよっていうのが売りやねんけど、まだそこは、ちょっと見えてこないのは見えてこない。
進学先を見れば、早稲田、慶応あたりも全部書いてあると思うんですけど。それがそもそも1人なのか。
通信高校は、基本的には全日制に行きたいけど行けない高校生のための存在みたいなところがあるんで、一人一人に寄り添う部分は、N高も含めてかなり力入れてますよ。
N高でも、いきなりマネージャー的な存在の人が1人決まって、ずーっといろんなサポートしてくれるんで、そこは安心していけるんじゃないの?
俺ら本当にもう年寄りやから、通信高校って言うだけで負のイメージしかない。なんやったら、夜間高校より下みたいな。
今思えば、夜間でしょとか通信でしょとか言ってたけど、考えてみたら、(俺は)関大二部すら行かれへんかったから。卒業してしまえば、関大二部でよかったやんみたいな。
高校生の頃は、えー、みたいな感じやったけど、そもそも働きながらあそこ行くだけで偉いやんっていう。
ある意味、最短距離って、そういう通信高校の可能性もあるじゃないですか。
詰め込み型で暗記してっていうよりも、考え方の道筋がちゃんとたどれるんであれば、別にどんな勉強の方法でもいいのかもしれないですね。
それでもやっぱりね、質って量に裏打ちされるっていうふうなことも信じたいじゃないですか、我々は。
まあ、僕らみたいな公文崇拝者はね。算数は技術だって。100マス計算で育ってるんで、みたいな。
思いのほか、通信制高校行ってる人が、石投げれば当たるぐらいに(なってる)。
そもそも、在籍3万ってことは、毎年1万人出てくるんでしょ?普通におるでしょ。
いやー、でもね、久々に僕、印刷物の力を感じましたね。N高のパンフレット見ると、これ信用できるかもって思う。ちゃんと作り込まれてるし、見やすいし。
でも、やっぱり高校のパンフレットやから、パンフレットすら分かりにくかったら、授業も分かりやすいわけないやん。
わが子が「行きたい」と言ったら?机に座れる才能
俺らおっさんは全部大体経験してきてるから、いろんな読み方するでしょうけど、これ中3で(読んだら)。
これね、自分の子供から「これ行きたい」って言われた時に、どういう判断するかですよね。
行け。
行けって言う?
だから、どこと比べてよ。俺の母校とやったらN高。うん、間違いなく。
一番難しいのは、中学生の時に机に座る習慣ができてるかできてないかっていうのは、すごく大きくて。
僕は一夜漬けでも全然いいと思うんですよ。季節に1回とか2回、机に座ってる強制的な時間があるって、これは何事にも代え難いはずなんですよね。
実際ね、偏差値40前後の高校行ったらわかるけど、一夜漬けできる子って貴重。
僕って一夜漬けで育った人間なんで。逆に言うと、定期テストで僕は育ててもらったみたいな気がするんです。
定期テストの内申書がなかったら、もう人生狂ってる。
一夜漬けも才能なんですね。
あれもできる子は、また勉強できる方。
1日3時間勉強せなあかんとか言うけど、いやいや、1日30分座れたら、中学でどこの大学でも行けるようになるから。
とにかく毎日5分でも10分でも30分でも、中学で自分で座れたら、もうそれ勉強する才能あるから、もう何の心配もないよっていう。
僕、ちょっと話逸れるんですけど、すごい悩み事があって、ノートをあんまり取らなくなってるんですよ。全部パソコン上でやっちゃうから。
僕はOneNoteを使ってるんで、キャプチャー取ってベタベタ貼って、わかった気になってるっていうのがあるんです。
俺も。最近ノートを久しぶりに書いたら、あまりの字の汚さに。もう見たくない。こんなに下手になんの?っていう。
だって、全員持ってるやん、iPhone。全員にチャッピーついてるやん。俺らの頃って、参考書買ってもらえない人とか、塾行けない人とか、差がすごいあったんですよ。
「情報がなかった」坂本さんの15の春
でもね、結構今は選択肢多いから、逆に迷う。
俺らの時はもう決まってたもんね。お前の偏差値やったらここ、っていうのは先生が決めてたもん。うちの中学の先生なんて、結婚相手も決めさせられそうな感じ。
15の春は泣かせないっていう中学校の方針ってあると思いますけど、チャレンジさせてくれないですからね。
何回も言いましたけど、「僕ここ行きたいんです」って言ったら、「うちの学校から、あなたを含めて5人行くけど、落ちるんだったらあなたね」って言われたから。
俺は偏差値40何とかやったから、最初から偏差値40前後の、ここやったら絶対通るっていうところ。しかも「あんた母子家庭やねんから、私立なんか絶対行ったらあかん」って言われて。
N高の方がいいね。
本当に、その話の合わへん辛さというか。オタクやのに(合わない話を)ひたすら言われるわけですよ。
いや、ほんとあの頃にN高があればね。ただ、情報がないから、その高校以外ないって本当に思ってたんですよ、その時。
でも、よくよく後で調べてみたら、別に他にもあったんです、いっぱい。教育大附属とか、受けようと思えば行けるところもあるわけですよ。
そういう情報もないんですよ、全く。奨学金なんかも、もちろん知らないしね、その頃は。
後で聞いたら、俺、母子家庭やったから、結構そこら辺いろいろ使えたんすよ。そう言われたら、俺、歯医者さんでお金払ったことないなとか。
いやまあ、情報がなかったっていうのが、やっぱ大きいな。
選択肢がいっぱいあるっていうのを忘れたらあかんと思うよ。で、ここ行ったら終わりとかないから。本当にないから。
まあ、人生長いからね。たかだか3年で。
そうそうそうそう。別に2年ぐらい浪人したからって、30過ぎたらもう一緒やから。2年早く入ったからって、2年早く出世できるっていう時代でもないからね。
もし息子さんとか娘さんが不安になってて、通信高校の選択肢もあるよって言ってあげたい時は、ネットでパンフレット希望って押したら、びっくりするぐらい来ます。
引っ越しみたいな感じで。
そう、段ボール1箱ぐらい来ます。で、電話ガンガンかかってくるらしいよ。「大丈夫、うちはもう寄り添いますから」みたいな。宗教かっていうぐらい。
「転職先にどうかな」そして1メートルの箸
パンフレットの出来の良さから、坂本さんは東横名人さんにN高への転職を勧め始めます。東横名人さんはN高の面接官になりきって、自分にツッコミを入れます。
このパンフレットの出来でね、転職先にどうかな。
N高が?講師として?
いや、講師じゃなくて、まあいろんなことで。営業として。
Podcast顧問で。もっとやっていけるよね。
Podcast部みたいな。あるやろな。
えー、でも東横名人さんって全然何も実績ないですよね。長いことはやってるんだけど、長いだけですよね。
絶対言われるよ。
なんかバズったりしてるんすか?
(面接官が)新卒やから。
あまり意を汲んでくれへん。いや、一概にはそうじゃないと思うけどな。
いや、逆に俺は、こういうとこに行ってる子の方が、他の人に気を使いすぎてる子が多いと思う。もうちょっと図太い方がいいのにって思うから。
そういう人らの集まりであれば、ある意味、教室の隅っこで遊んでた人たちが、いっぱい寄り添える場所になってるかもしれないよね。
きっとN高の修学旅行とかなったら、大きいお皿で、みんな1メートルぐらいのお箸を持って、お互いに食べさせて。
天国みたいな。極楽浄土みたいな。
あなたからどうぞっていう。
うちの母校では、その1メートルの箸でなんとか(自分だけ)食おうとしてるからね、みんな。
あんだけトライ式高等学院のCMやってて全然意識してなかったけど、こういうことだったんだ。
サポート校やったんですよ。ずっと横で伴走してくれるだけっていう。
でも、実態は違う高校なんだ。いや、だから名義貸しなんじゃない?って思ったりもするんだけどね。
まあまあまあ、それに近いけど、とにかく横で頑張れ頑張れ、まあ頑張れとは言えへんか。もうちょっと、もうちょっとって。
だから、学校が生き延びていくためには、こういうことが必要だったっていうことですよね。
そうです、そうです。だから、ビジネス的な側面から見ても、今面白いよっていう。
子供が15歳ぐらいの親御さんがいれば、ちょっと調べてみたら。
そう、こういうのもあるよっていう。それだけで気が楽になる子供もいるんでね。
まあ、ダメならここ行きゃいいんだって言ってあげたら。
ポリンスキーみたいにね。自己紹介するのが嫌だから、転職活動したくないって言ってる。
大変やからね、あれ、また一から(人間関係を)作るの。
リセットしたら、N高っていうのもあるよっていうことも。
(N高なら)自己紹介せんでいいよね。クラスの前で。
でも、あると思うよ、N高も。スクーリングした時に。
え、あんの?
ということで、関心向けていただけたらいいかなと思います。それでは皆さん、おやすみなさい。
さようなら。
まとめ
同僚の相談をきっかけにパンフレットを集めた坂本さんは、N高を「自分で机に座れる子なら楽で、安くて、よくできている」と評価していました。一方で、トライ式などの「サポート校」は高校そのものではなく、提携する通信制高校の卒業を支える仕組みで、学費も両方にかかるとわかります。昔の「通信制は人生終わり」というイメージとは、もうだいぶ違うと二人は話しています。最後は、選択肢があると知るだけで気が楽になる子もいる、という親世代へのメッセージで締めくくられました。
- N高は在籍3万5000人で、N高・S高・R高の3校体制。スクーリングが少なく、学費は無償化の対象と話されています
- サポート校は高校ではなく、提携する通信制高校の卒業を支える場所。本校とサポート校の両方に学費がかかります
- 通信制が向くのは「自分で机に座れる子」。坂本さんは、毎日少しでも座れればそれが勉強の才能だと語ります
- 情報がなく選択肢を知らなかった坂本さんの経験から、「ここ行ったら終わり」はないというメッセージが語られました






