気づけば業歴29年、続けようと思って続けたわけじゃない
「大ベテラン」なんて言われるとむず痒いんですけど、たしかに29年目になってしまいました。
正直、始めた当時はこれが仕事になるとすら思っていなかったんです。だって学生でしたからね。
長く続けようと思ってやっていたわけでは全くなくて、辞めなかったから続いただけなんですよね。
このラジオも同じで、辞めていないだけなんです。
そういう自分だからこそ、長くやっている人を見ていると「あ、この人たちには共通点があるな」と思うわけです。
新しいことを勉強し続けて、そして「聞く」のが上手い
まず思うのは、年齢もキャリアも肩書きも関係なく、常に新しいことを勉強している人は長く活躍しているなということです。
そしてこれは自分への反省点でもあるんですけど、そういう方々って、自分が喋るよりも聞くほうが得意なんですよね。
私は喋っちゃう人なので、こうやって毎週偉そうに話しているわけですが、傾聴する力がすごく高い人が多いなと感じます。
聞けるというのは、たぶん「自分は知らない」ということにすごく素直でいられるからじゃないかと思うんです。
自分の立場を守るとか、マウントを取るとか、そういうことよりも、新しいことを知りたいという知識欲のほうが強いのかもしれませんね。
自分を律することと、手に負えないことに挑戦すること
もう一つは、自分を律するのが上手いことです。
年を取ってくると、経験も失敗も積んできて「これをやったらこうなるな」というのがわかってきます。
そうなると、つい仕事の仕方が手抜きになってしまうんじゃないかと思うんですよね。「まあこんな感じで大丈夫じゃん」って。
そうじゃなくて、毎回ちゃんと自分を律して仕事に向き合えるか。ここは大事だなと思います。
実は私、座右の銘が「自立」なんです。「自分で立つ」と「自分を律する」の両方を含めて自立と呼んでいます。
基本サボり魔で毎日定時で帰りたいと29年間思っているんですけど、帰りたいと思うのと帰らないのは別問題なので、そこは律しているつもりです。
それから、何かに挑戦している人ですね。今までやってきたことに固執すると、楽なところでばかりやるようになって、成長も学びも少なくなってしまう。
だから私はここ何年か「手に負えないことをやろう」をテーマにしています。
たとえば美味しいステーキやお寿司って、今まで食べた最高の味の延長線上にあるって、なんとなく想像がつくじゃないですか。
でも本当にやったことのないことは、その想像すらつかない。だからこそやろうと思っているんです。
夏に沖縄でSUPをやったり、コロナの少し前にやっとゴルフを始めたりしたのも、その一環です。止まっているボールを打つのがこんなに難しいのかと本気で思いましたよ。
5つそろっている人は、やっぱり長く続けている
ここまで挙げてきたものを整理すると、勉強していること、傾聴力があること、自分を律せること、挑戦していること、そして人に敬意を持っていること。この5つかなと思います。
短期間で一発当てる人はもちろんいます。それが悪いわけでは全くありません。
ただ、29年いろんな人と仕事をしてきて、一発当てた人でこの5つを全部持っている人って、あんまり見ないんですよね。
逆に、この5つを持っている人は長く続けているなという実感があります。
「勉強しろ」「本を読め」と言われることもありますけど、そういうことがまとまっている人が、長期にわたって活躍できる人なんじゃないかと私は思っています。
まとめ
結局のところ、私自身も全部できているわけではありません。喋りすぎだし、サボり魔だし、反省点だらけです。それでも、この5つを意識し続けることが、長くやっていくうえで大事なんじゃないかと、いまの時点では思っています。
- 年齢や肩書きに関係なく、新しいことを勉強し続けている人は長く活躍している
- 喋るより「聞く」のが上手い人が多く、その根っこには知識欲がある
- 自分を律すること、手に負えないことへ挑戦することを意識してやっている
- 勉強・傾聴・自律・挑戦・敬意の5つがそろっている人は、やっぱり長く続けている






