Webは広告メディアの一つだと思っている
正直に言うと、ポッドキャストのプロデュースって、Webディレクションからしたらかなり門外漢に見えると思うんですよね。
でも私は、Webというもの自体を、デジタルがどうこうというよりは、あくまで広告メディアの一つだと思っているんです。
だから自分は広告業界にいる、とずっと思っている人なんですよね。
昔でいう「四マス」、つまり新聞・ラジオ・テレビ・雑誌があって、今はそこにWebが加わって「五マス」と呼ばれたりします。
たまたま私はそのWebというチャネルをやっているだけで、告知の手段としてWebが良ければWebをやるし、ラジオが良ければラジオをやる。テレビが良ければテレビをやる。
このスタンスは、昔からあんまり変わっていないんです。
ポッドキャストは「単体でどうこう」ではない
とはいえ、本当のラジオ、電波に流れているラジオを私がプロデュースするというのは、やっぱり簡単ではなかったんですよね。
テレビとなると、もう何をしていいかよくわからない。そういうのは電通さんや博報堂さんといった広告代理店さんの領分だと思うんです。
その点、Webは企業が単独で発注するのが今もまかり通っていて、昔のメディアとは違って成り上がってきたチャネルなんじゃないかなと思うんですよね。
動画も、20年とか30年前は帯域の問題でネット配信なんて絶対無理でした。それが今は誰でもYouTubeで動画を見られる時代です。
音声配信も、私自身が素人ながら4年半ほどやらせていただいていて。ある調べによると、20代の方のポッドキャスト視聴率がリアルなラジオより多いというデータも出てきているらしいんですよね。
今回のポッドキャストも、これ単体でどうこうという話ではないんです。
三井不動産様のいろんな広告チャネルの一つとして、紙物やリアルなイベント、もちろんWebとも連携できるチャネルとして、どうでしょうかとご提案させていただいたところに乗っていただけた、というのが本論なんですよね。
大変だったのは、実は制作以外の部分
じゃあ実際に何が大変だったかというと、Webディレクターだからポッドキャストをやる、という話でもなかったんです。
一番手探りだったのは、むしろ制作以外の段取りの部分でした。
パーソナリティは、この番組のCMにも出ていただいている四ノ宮剛さんと樋口あかりさんにお願いしています。私は一切喋らず、裏でごにょごにょしている感じですね。
そうなると、収録スタジオの手配、声優さんの事務所への話の通し方、お二方のスケジュール調整、音響エンジニアさんのアサイン。当たり前ですが、これを全部合わせないといけません。
- 収録スタジオの手配とアサイン
- 声優さんの事務所への連絡とスケジュール調整
- 音響エンジニアさんのアサイン
- 時間内に収めるための構成・台本づくり
ワイヤーやジャーニーマップを書けと言われれば書けますけど、ラジオの構成台本ってどう書くんだろう、というのは本当に手探りでしたね。
私のこの番組なんて、すごく雑なキューシートしかなくて、ハガキ台を目の前に置いてるだけなんですよ。一発録りですしね。
それに比べると、ある程度の時間内に収める構成を考えたりするのは、今まであんまりやってこなかったことだなと感じました。
やってこなかったことをやる面白さ
ただ、今までやってこなかったことをやるというのは、やっぱり新鮮で面白いんですよね。
先日収録してきたんですけど、四ノ宮さんも樋口さんも本当に面白くて、楽しかったんです。
初回はちゃんと台本を書きましたけど、基本的にはお二方にお任せしようと思っています。
内容は、賃貸と売買どっちがいいのかとか、ローンって何なのかとか、ハウスクリーニングって何なのか、家を買うのってどんな手間があるのか。そういう家にまつわる話を二人にしていただこうかなと思っています。
番組のCMも兼ねてしまいましたが、やりがいのある仕事だなと、今しみじみ感じています。
まとめ
Webディレクターだからポッドキャストは畑違い、と見えるかもしれません。でも私の中では、告知のチャネルが一つ増えただけ、という感覚なんです。いまはそんなふうに考えています。
- 私はWebを広告メディアの一つと捉えていて、良いチャネルなら手段は問わない
- 今回のポッドキャストも、単体ではなく他の広告チャネルと連携する一つとして提案した
- 大変だったのは制作より、スタジオや声優さんの手配・構成づくりといった段取りの部分
- やってこなかったことをやるのは新鮮で、やりがいのある仕事だと感じている







