ツールが変わるたびに「また覚えるのか」と思っていた話
『Backlog』も『Redmine』も『Jira』も、僕はいろいろ使ってきました。
新しいツールが増えるたびに、また一から覚えなきゃいけないのかと感じる方って、多いんじゃないかと思います。
でも、ツールの見た目や機能って、実は枝葉なんですよね。
プロジェクト管理ツールは、件名と本文を登録するだけのツールです。あとは担当者がいて、スケジュールがあって、コメントがついていくだけ。
画像が貼れるとか、細かい設定ができるとか、そういうのはどうでもよくて。ここさえ押さえておけば、UIが大きく変わっていても、なんとかなるものなんです。
これって『Word』と『Googleドキュメント』でも、『Excel』とスプレッドシートでも同じですよね。
究極でできることの核を掴んでおけば、どんなツールでもミニマムなところは使いこなせる、という自信になってくるんです。
情報を「点」で追いかけるのに、もう限界を感じたんです
いつだったかは覚えていないんですけど、情報を延々と点で追いかけている感覚を持ったことがあって。こんなのはキリがないぞ、と思ったんですよね。
そこから、本を読んでも「この筆者が言っていることは、結局こういう結論だよね」と、最終的な結論だけを捉えるようになっていきました。
ディテールはほとんど覚えていないんです。でも、この人とこの人は似たようなことを言っているな、これは最近のトレンドかもしれないな、みたいに見えてくる。
これとこれって、結局は同じことを言ってるよねというところに、自分の判断を持っていく感じです。
こういう抽象化ができるタイプの人って、おそらく記憶力もどんどん良くなっていくと思います。一を聞いて十を知る、みたいな。
僕自身が別にすごいわけじゃないんですけど、多少でもこれができるようになったのは、たぶん本をたくさん読んでいたからかな、という気がしています。
ナレッジツールで、知識がつながる感覚が可視化された
最近やっているのが、ナレッジマネジメントツールで日記やメモを残していくことです。
『Notion』もあるんですけど、実は僕には合わないんですよね。装飾過多に走ってしまいそうだし、どうにも腹落ちしない感覚があって。
もともと『Evernote』を使っていたんですが、今は結果的に『Roam Research』に落ち着いています。とりあえずメモしてガンガン残していく方が、僕には合っているみたいです。
このツールで面白いのが、本文中で単語を括弧2つで括ると、それがリンクになって新しいページが生まれるところなんです。
日記も、クライアント名も、お客様のコーポレート情報も、全部そこに残していく。すると、それらが一つのタグでくくられていくんですよね。
これを1ヶ月、2ヶ月、半年と続けていくと、いくつかのキーワードに情報がどんどん溜まっていく感覚がわかってくると思います。
この日も書いてる、この日も書いてる、というのが積み重なって、だんだん一つの情報として見えてくる。
これを使い始めてから、知識がつながるってこういうことか、というのが自分の中で可視化された感じがしています。
メタ情報の掴み方って感覚的なもので、教えるのが難しいんです。でも興味がある方は、まずナレッジツールで日記を書いて、気になる単語にリンクを貼っていくところから試してみてくださいね。
まとめ
結局のところ、覚える知識そのものの価値は、生成AIやGoogleがある時代にはだんだん下がっていくと思っています。それよりも、情報を抽象化して紐付けていくスキルの方が、これからは大事になっていくんじゃないか、と今は考えています。
- プロジェクト管理ツールの核は「件名と本文」。そこを掴めばどのツールでも応用が効く
- 情報を点で追わず、「結局同じことを言ってるよね」と抽象化して結論だけ掴む
- ナレッジツールで日記を書き、気になる単語にリンクを貼り続けると知識のつながりが見えてくる
- 抽象化のスキルは感覚的だが、たくさん本を読むことも下地になっている







