そもそも私にとってポッドキャストはブログの代わり
私が今のポッドキャストをやっているのって、実は「ブログの代わり」なんですよね。
自分のWebディレクションのブログも、もうずいぶん前から一応やってはいるんです。
でも、いざ書こうとすると「ちゃんと書かなきゃ」という感じがすごく出てくるようになって。
私は会社をやっている都合上、定時できっちり働くわけじゃないので、起きてる間は全部会社の仕事に割り振ろうか、みたいな気持ちにどうしてもなりがちなんです。
営業時間中に個人のブログを書くっていうのも、気持ち的にちょっとできなくて。
そうすると、だんだん足が遠のいちゃうんですよね。
でも私の場合は、喋る方が早いなと。3時間でも喋れって言われたら、聴いてる人の迷惑を気にしなければいくらでも喋れますから。それで始めた、というのが正直なところです。
続ける最大の敵は「編集」だと思っている
続けるコツを考えるうえで、私がいちばん警戒したのが「編集」でした。
噛んだり、詰まったり、言い間違えたりする。それが気になるから編集しよう、となる。
でも編集って大変なので、今度はそれが億劫になって、結局やらなくなるんですよね。多分ですけど。
私はもう絶対そうなるのがわかっていたんです。
最初はYouTubeをやろうかとも思ったんですが、あんな編集をやってる時間はないと思ってやめました。喋るだけならできるだろう、と。
だからこそ、編集を前提にしない仕組みにしないと自分は続かないな、と最初から腹をくくっていました。
だから私の番組は基本ぜんぶ一発録り
そこで私がどうしたかというと、もう一発録りにすると決めたんです。
なので私のポッドキャストは、ゲストが来ているとき以外は基本的に全部一発録りです。
30分の番組を30分で録って、15分後には配信できる。そういうやり方にしています。
むちゃむちゃ手を抜いてるんですよ、あれは。
どこで手を抜いているかというと、番組をオープニング・本編・エンディングの3部構成にしていて、その切れ目だけで録音を止めてスタート、を繰り返しているだけなんです。
カチカチカチカチっと2回やるだけ。あとはそのままずっと喋る。
ジングルはテンプレートを作ってあるので、そこに音を上げて、最後に書き出す。それだけです。
運用の手間を極限まで減らして、いわば「大いなるマンネリズム」というか、テンプレートにどうはめるかだけを考えてやっているから続いたんだと思います。
機材にこだわらず、まず小さく始めていい
これから始めたい人へのアドバイスとしては、まず難しく考えずに始めてみるのがいいと思います。
別に5分でも10分でもいいんですよ。
機材を揃えて、ミキサーを揃えて、マイクを買って、スタンドを立てて……とやり出すと、それだけで疲れちゃうというか、多分そこで満足しちゃうんじゃないかと思うんです。
なので、テレカンで使うAirPodsやラベリアマイクみたいなものでも十分だと思っていて。
簡単に始められることが、そのまま続けやすさにもつながるんですよね。
このイベントに一緒に出ていたFIVEのお二方も「やってみたらいいよ」とおっしゃっていて、まさにそのとおりだなと思いました。
最後は、送ってくれる人がいるという奇跡
仕組みの話をいろいろしましたが、正直なところ、私の番組が5年続いたのは、やっぱり聴いてくださる皆さんのおかげなんですよね。
私はずっと「おハガキがなくなったらポッドキャストをやめる」と言っています。
それでもストックのおハガキがいまだにあるというのは、もう単なる奇跡だと思っています。
以前いただいたおハガキで、頑張るべきか流されるべきか迷っていた方が、「周りに関係なく頑張ってみることにしたら、入ってくる情報まで変わってきました」と伝えてくれたことがあって。
この仕事を30年ほどやってきて、そんなふうに受け止めてくれる方がいるというのは、本当に嬉しいなと思うんです。
だから続けるコツって、突き詰めると仕組みだけじゃなくて、「読まれる人がいる」というこの一点に支えられているのかもしれません。
まとめ
続けるコツは何ですか、と聞かれたら、今の私はまず「極限まで手を抜くこと」と答えます。でもその手抜きを支えてくれているのは、送ってくれる誰かの存在なんですよね。始めるより続ける方が難しい、というあなたへ、少しでもヒントになればうれしいです。
- ポッドキャストは私にとってブログの代わりで、喋る方が続けやすかった
- 続ける最大の敵は編集。だから基本ぜんぶ一発録りにして手間を極限まで減らした
- 機材にこだわらず、まず小さく5分でも始めてみるのがいい
- 仕組み以上に、おハガキを送ってくれる人の存在が続けられた理由







