合同説明会に行かなかった学生時代の就活
たいぞーさんが就職活動を始めたのは、大学5年生の頃だったと振り返ります。
この時期は、薬剤師としてどんな環境で働くかを真剣に悩み始める時期だったと話します。
当時は複数の企業が会場を借りて説明会を開く合同説明会の案内も受けていたそうです。
ただ、たいぞうさん自身は5年生のときに合同説明会に行ったことがなかったと言います。
大学のキャンパス内で開かれた説明会には一度行ったものの、それも企業を見に行くというより、すでに知り合いだった薬局の方へ挨拶に伺う利用の仕方だったと振り返ります。
なぜ学生のうちに薬剤師の勉強会へ通っていたのか
では、なぜ就職活動の前から薬局に知り合いがいたのか。そこには、たいぞうさんが5年生から積極的に始めた行動がありました。
それは、薬剤師を対象にした勉強会に積極的に足を運ぶということでした。
就職活動の一環というふうにそこまで強く意識していたわけではないんですけども、学生時代に積極的に行っていたことの一つとして、薬剤師を対象にした勉強会に積極的に足を運んでいくということを行っていました。
勉強会に参加することで、大学で学んだ知識が実務の中でどう生きるのかを知ることができたと言います。
薬剤師になったら何を勉強し、どう患者さんと向き合うのかを、リアルな学びの場で薬剤師と一緒に学べる貴重な機会だったと振り返ります。
勉強会ではグループワークで症例検討を行うこともあり、薬剤師と直接接点を持つ場面が生まれます。そこから知り合いの薬剤師が増えていったそうです。
現場の薬剤師の声が将来像を描く助けになった
多くの薬剤師と直接話し、現場の話を聞くことには、大きな意味があったとたいぞうさんは考えています。
現場の薬剤師がどう考えて日々仕事をしているのか。熱心な薬剤師がどう患者さんと向き合っているのか。それをリアルな声として聞けたと話します。
学生のうちに学会へ行くメリット
学生時代は、こうした学びの場に参加するうえで恵まれた時期でもあると、たいぞうさんは指摘します。
研修会や学会には費用がかかることもありますが、学生は総じて安く参加できるからです。
具体例として、たいぞうさんが運営に関わる第19回日本在宅薬学会学術大会を挙げています。
この大会は学生なら参加費1,000円で参加できますが、薬剤師になると桁が一つ上がり1万円が必要になると言います。
参加費1,000円で参加できる
参加費1万円が必要になる
だからこそ、学生のうちから学会に参加することで、臨床現場で活躍する薬剤師と直接接点を持てると話します。
それは、合同説明会だけでは知ることのできない、熱意ある薬剤師と一緒に働ける環境を見つけることにつながるのではないか、と考えています。
「どこで働くか」だけでなく「誰と働くか」
学生の就職活動では、どうしても得られる情報が限られてくると、たいぞうさんは言います。
合同説明会で会社そのものを知ることも大切です。一方で、誰と働くかも薬剤師として仕事をするうえで大事なことだと考えています。
企業説明会だけでなく、薬剤師が学んでいる学びの場に足を運ぶこと。その有用性を考える機会になればと、たいぞうさんは締めくくっています。
まとめ
この回は、薬学生の就職活動を「どこで働くか」だけでなく「誰と働くか」という視点から捉え直す内容でした。たいぞうさん自身が学生時代に勉強会や学会へ通った経験が、その考えの土台になっています。
- たいぞうさんは合同説明会には行かず、薬剤師向けの勉強会に積極的に足を運んでいた
- 勉強会は、大学の学びが実務でどう生きるかをリアルに学べる場になった
- 現場の薬剤師の声を直接聞けたことが、将来の薬剤師像を描く助けになった
- 学生は学会に安く参加でき、熱意ある薬剤師と接点を持つチャンスがある
- 会社を知るだけでなく「この人と働きたい」と思える人を見つける就活もある



