実務実習の最終日に受けた「国試どうしてた?」という質問
番組冒頭でたいぞーさんが本題として挙げたのは、自身が昔どう国家試験の勉強をしていたか、という振り返りです。
きっかけは、先日終わった実務実習の第1期でした。10週間熱心に学んだ学生を無事に最終日まで迎えられたと振り返るなか、その最後に学生から質問を受けたといいます。
学生時代、国家試験の勉強どうされてましたか?
この質問を受けるのは初めてではないそうです。学生にとって国家試験の合格は大きなハードルであり、これからどう勉強すればいいかの参考として、先輩の学び方を知りたい気持ちはよくわかる、とたいぞーさんは話しています。
ただ解くのではなく「なぜこう問われるのか」が気になった
自身が国家試験を受けたのは10年以上前で、記憶も薄れてきているとしながら、改めて振り返ったといいます。
ここから何回かシリーズのように、当時の勉強法を振り返る放送を届けたいとも語られています。
その1回目としてざっくり振り返ると、基本は過去問を解くことでした。ただし、ただ問題を解くのではなかったといいます。
そもそもなぜこの問題はこういう問いが立てられているのか、という理屈の部分が気になってしまうタイプだったため、体の中の仕組みやメカニズムを細かく理解しようとして勉強することが多かった、と振り返ります。
特に生物学や薬理学の領域では、体の中のカスケードの流れを押さえながら、薬がその中でどこにどう作用して体に変化をもたらすのかを理解しながら勉強していたそうです。
メカニズムの学びが臨床の視点につながった
たいぞーさんは、このメカニズム重視の学びが、現場に出てからの視点を支えていると話しています。
薬が体に働いて薬の効果としての良い変化をもたらす一方で、副作用としてどう悪影響を及ぼすのかを同時に理解する視点を、患者さんを見るときに持てているといいます。
さらに、理屈がわかると、いろんな科目の知識が横断的に繋がっていくという点も重要な視点だったと語られています。
生理学のメカニズムと薬を紐付けた「ノート冊」
具体的な勉強のやり方として、体の生理学的なメカニズムと、それに関連する薬を紐付けながらノートにまとめていたそうです。
そのノートは今も手元に置いてあるといいます。改めて見返すと、自分でもこんなに細かいことを勉強していたのかと思うほどの内容だと振り返っています。
こうした下地があるからこそ、臨床現場で薬剤師としての専門性を活かせるのではないか、というのがたいぞーさんの実感です。
今日の放送の結論として、国家試験の勉強にあたって実務で体の変化を考えていく視点を持って勉強することは、一つの勉強法になるのではないか、とまとめられています。
まとめ
実務実習生からの質問をきっかけに、たいぞーさんは自身の国試勉強を振り返りました。理屈やメカニズムを深掘りした学びが、効果と副作用を同時に見る臨床の視点や、科目を横断してつながる知識の土台になっていると語られた回です。
- きっかけは実務実習の最終日に学生から受けた「国試の勉強どうしてた?」という質問
- 基本は過去問だが、「なぜこう問われるのか」という理屈が気になるタイプだった
- 生物学や薬理学では、カスケードの流れと薬の作用点を押さえながら学んだ
- メカニズム理解が、効果と副作用を同時に見る臨床の視点につながっている
- 生理学のメカニズムと薬を紐付けたノートが、今も専門性の下地になっている



