話題探しより前に、考えることがある
番組は、人付き合いが苦手なのに15年間バーで働いたというもぐたろうさんが、コミュニケーションについて考える内容です。第1回のテーマは「どうやったら人と仲良くなれるか」でした。
もぐたろうさんによると、特に初対面では「何を話せばいいんだろう」「どんな話題なら盛り上がるのか」「この人は何が好きなのか」と考えがちだといいます。
しかしもぐたろうさんは、考えるポイントはそこではなく、もっと前の段階にあると話します。会話が始まる前からコミュニケーションは始まっているという立場です。
挨拶が「話してもいい人」のサインになる
もぐたろうさんが一番大事だと挙げるのは、挨拶です。気軽にしている行為ですが、「かなり大事な部分」だと話します。
もぐたろうさんは、挨拶が相手にとって、自分がどう思われているかを知るサインの一つになると見ています。「この人は自分と話してくれそうだな」と感じるのも挨拶だといいます。
「挨拶をすることによって、その後の会話のハードルをすごい下げることができるんですよ」と、もぐたろうさんは話します。
そのため、何を話すかよりも、「この人は喋っていい人なんだ」と思わせることが大切だというのが、もぐたろうさんの考えです。
売れるバーテンダーは席に着く前から接客していた
もぐたろうさんは歌舞伎町のバーで働いていました。その経験から、売れているバーテンダーと売れていない人の違いを語ります。
もぐたろうさんによると、売れていない人は席に着いてから話して盛り上げようとします。一方、売れている人は、席に着く前から接客が始まっているという感覚で動いていたそうです。
新規の客が入ってきた瞬間に外から手を振る、自分の担当でなくても通りすがりに軽く声をかける。そうした「明らかなウェルカム感」が出ているのが売れているバーテンダーだと、もぐたろうさんは話します。
もぐたろうさんは、こうして下地ができていると、客もその後の会話が盛り上がりやすくなると説明します。バーに限らず日常でも使えるとも話しています。
相手の警戒を解く積み重ねとして
もぐたろうさんによると、相手がどんな人か、敵か味方かは最初はわかりません。その警戒を解くのが、笑顔や元気のよさ、自分からの率先といった挨拶の積み重ねだといいます。
もぐたろうさん自身は、挨拶は仲良くならないと気軽にできないものと考え、「ちゃんと挨拶しなきゃ」と仰々しく構えていたそうです。
しかし、それが逆に壁を作っている可能性もあると話します。
そこで、まず自分から笑顔で元気よく挨拶する。そうすれば相手も話しかけやすくなり、相手が話したときに、こちらも元気に応えられればよいと、もぐたろうさんは考えています。
まとめ
会話の前に何を考えるべきかという問いに、もぐたろうさんは、盛り上げようとする前にまず挨拶をして、コミュニケーションのハードルを下げることだと話しました。歌舞伎町のバーでの経験から、売れているバーテンダーは席に着く前から声をかけていたと語っています。
- もぐたろうさんは、歌舞伎町のバーで売れているバーテンダーは、席に着く前から手を振る、声をかけるなどしていたと話す
- もぐたろうさんは、挨拶が「話してもいい人」だと感じてもらうサインになり、その後の会話のハードルを下げると考えている
- もぐたろうさんは、かつて挨拶を仰々しく考え、それが壁になっていた可能性があると話す



