平日の昼休みに緊急収録、何が起きた?
サイエントークは普段、休日に二人の時間を合わせて収録しています。今回の収録は平日で、日本にいるエマさんは昼休みの11時44分ごろ、ロンドンにいるレンさんは夜9時前という時間帯でした。
急な収録のきっかけは、リスナーに投票を呼びかけていたジャパンポッドキャストアワードで、サイエントークが一次選考を突破したことです。レンさんからのメッセージを受けて、エマさんも驚きながら収録に応じました。
すごい僕たちが投票をお願いしていたジャパンポッドキャストアワード(の)一次選考(を)突破しました。
ちょっと俺泣いてるのよ。ちょっと。マジで。
レンさんは収録の冒頭から、本当に涙を流していると繰り返していました。エマさんも、投票をお願いしていても入らないだろうと思っていたと明かします。
お願いしたらね、入るもんなんだね。いや、ありがたい。
全カテゴリーで上位20番組という結果の重み
レンさんによると、一次選考を通過したのは日本の上位20番組です。エマさんはアワードのサイトを改めて確認し、選考の仕組みを説明しました。
エマさんの説明では、まずリスナー投票で上位20番組が選ばれ、その後に二次選考と最終選考があり、賞は3つほどあるそうです。レンさんは、2月3日に一次選考通過作品の発表、2月が審査期間、3月16日に授賞式という日程を挙げています。
エマさんが特にすごいと感じたのは、カテゴリーを絞らず、芸能人の番組もある中で上位20に入ったことでした。
しかもなんかこのカテゴリーを絞らずに、だから全てのカテゴリーで、かつ芸能人とかもいる中でっていうことだから、いや、思ってもみない結果になりましたね。
レンさんは、毎年「ダメか」と話していたこと、今年も芸能人の番組が強いと感じていたことを振り返ります。投票数は二人とも知らないものの、毎週聴いてくれるだけでも嬉しいのに投票までしてくれたことへの感謝を口にしました。
遠距離と体調不良が続いた1年のあとのいいニュース
レンさんの声を聞いて、エマさんも今までで一番くらい元気だとレンさんは指摘します。エマさんは、ここ数か月レンさんの私生活でうまくいかないことが続き、落ち込んでいたと話しました。
レンさんの説明によると、二人は一昨年に結婚し、去年すぐに日本とロンドンの遠距離生活になり、今も別々に暮らしています。去年のレンさんは体調も崩しがちで、エマさんによれば39度台の熱が3回あったそうです。
もう嫌なことしかねえと思ってたんだけど、いや、いいことあったな。
エマさんは、去年が厄年で不幸が詰め込まれた分、今年はハッピーになる運命なのではないかと励まします。レンさんも2025年が楽しみだと話しました。
喧嘩も深夜作業も乗り越えた番組の日々
一次選考通過の知らせは、レンさんにとってポッドキャストを続けてこられたことへの感慨でもありました。番組には、二人がもめて終わりそうになった時期が何度もあったといいます。
もうシンプルに喧嘩して収録したくないとか。
毎週木曜日配信してるけど、水曜日の深夜ぐらいにずっと作業してる時、つらいよみたいな。
エマさんも、レンさんが「何のためにやっているんだろう」とモチベーションを落としていた時期があったと振り返ります。レンさんは、つらい時期のほうが長かったと認めつつ、お便りをもらえることや喋ること自体は楽しいと話しました。
でもたまにこうやって来るさ、なんか爆発的な嬉しさがあると、やっぱ嬉しいし、頑張ろうってなりますよね。
二人は投票してくれたリスナーへの感謝を繰り返し、エマさんは何か恩返しをしたいと話しました。
審査員に聴いてほしいおすすめ回は?
レンさんは、科学のポッドキャストなのに雑談しかしていない回もあるため、選考で戸惑われないかと心配します。エマさんは、一次選考的なものを通ったのは今回が初めてなので、まずはそれを祝おうと返しました。
レンさんが「審査員がこの回を聴いているかもしれない」と言うと、エマさんはテンションが低い回は聴かないでほしいと冗談交じりに応じます。
レンさんの紹介では、最近のサイエントークは科学史の話と、二人の人生の話を並行して配信しています。科学の回はタイトルでわかり、人生の話は「人生史」としてナンバリングされているそうです。エマさんは、それぞれのおすすめ回を概要欄にまとめることを提案しました。
レンさんがいまだによく反響をもらうのは、人生史の1回目です。レンさんが婚約指輪を買いに行くことを一人で実況・報告した回で、エマさんも「あれいいよ」と評価しています。
やっぱなんか面白いポッドキャスト作りたいみたいな思って、ああいうのをちょっとね、節目節目で音源録ろうとか。
エマさんは、気恥ずかしさがあったかもしれない記録の積み重ねが今につながっているとして、やってよかったと話しました。
「九割は連君」と「二人いないと成り立たない」
レンさんは、毎週収録に付き合ってくれるエマさんに感謝を伝えます。エマさんは、作業の9割はレンさんがやっていて自分は喋っているだけだと返しました。
いやー、でも二人いないと成り立たないしな、これ。
レンさんは、二人の会話や雰囲気が好きだと言ってもらえることを挙げ、エマさんの尖った発言が番組の「味付け」になっていると話します。二人の掛け合いそのものが番組の魅力だという見方です。
いや、マジで。だってポッドキャスト界で一番面白いもんな、君。
いや、それは、それさ、敵作るわ。
レンさんは「僕調べなんで」と笑いながら、褒めているのだと念を押しました。
嬉しすぎてドッキリも忘れた報告の裏側
レンさんは、この感動をすぐ喋っておかないといけないと思って収録を呼びかけたと話します。エマさんも、週末に収録していたら今ほどの涙は伝わらなかったはずだと同意しました。
レンさんは、エマさんにドッキリを仕掛ければよかったと思いつつ、嬉しすぎてすぐにスクリーンショットを送ってしまったそうです。送信取り消しをしたつもりが、エマさんいわく実際には取り消せていなかったという一幕もありました。
レンさんは、去年末の投票呼びかけのエピソードで、受賞したらノーベル賞受賞者を呼びたいなどと話していたことを思い出します。エマさんは、まだ受賞はしていないと釘を刺しました。
いやもうでもほんと受賞して一次選考通過で俺泣いたことないよ。この人生でさ。
最後は「おめでとう、僕」「おめでとう、みんな」と言い合い、番組はいつも通り続くので応援してほしいと呼びかけて締めくくられました。
まとめ
サイエントークのジャパンポッドキャストアワード一次選考通過は、二人にとって初めての選考突破でした。リスナーへの感謝とともに、遠距離や体調不良、喧嘩や深夜作業を乗り越えて3年半続けてきた番組の歩みが語られた回です。
- リスナー投票で、全カテゴリー・芸能人の番組も含む中から上位20番組に選ばれた
- 選考は2月の審査期間を経て、3月16日に授賞式が予定されている
- 番組には喧嘩やモチベーション低下の時期もあったが、続けてきたことが報われた
- おすすめ回として、婚約指輪を買いに行く実況をした人生史の1回目が挙がった
- レンさんは、エマさんとの掛け合いが番組の魅力だと感謝を伝えた





