チケットはまだたくさん? 男5人の告知回
サイエントークのレンさんは冒頭で、この回がスペシャルコラボのお知らせ回だと説明します。4月12日に開かれるポッドキャストのリアルイベント「ポッドキャストシンポジウム」について、出演者5人で話した収録です。
レンさんによると、ポッドキャストシンポジウムがどんなイベントなのかは、まだあまり発信できていなかったといいます。行く人も行かない人も楽しめる内容にしたうえで、配信チケットや、大阪・梅田の現地チケットの案内もしたいと話しています。
本編は、ものづくりnoラジオのしぶちょーさん、よるののうかの山本康平さん、工業高校農業部のウシワカさんとますぼうさんが加わり、にぎやかに始まります。自己紹介が終わるとすぐ、レンさんは「男ばっかり」とこぼして笑いを誘います。
レンさんが「いっぱいチケットがまだあります」と切り出すと、出演者からは「赤裸々」「全部言うやん」とツッコミが入ります。売れ残っているのではなく「まだいっぱいありますよという嬉しいお知らせ」だと言い換える出演者もいて、告知回らしい空気が漂います。
イベントの責任者であるレンさんは、正直に不安を口にします。一人では告知を喋る元気がなかったため、出演者に集まってもらったと話しています。
本当にこれ一人だったらちょっと喋るぐらいの元気ないなと思って。今日集まっていただきました。
東京からメンバー一新、よるののうかは何をする?
レンさんの説明では、ポッドキャストシンポジウムは去年、同じ名前で東京で一度開かれています。今回はメンバーをガラッと変え、関西圏で開くために出演者を集めたといいます。
結構バラバラなジャンルの人が集まるのが僕は重要かなと思ってますけど、若干農業率高いですけどね。
レンさんが最初に声をかけたのは、よるののうかだったそうです。何も決まっていない段階での誘いでしたが、よるののうか側ももともとイベントをやりたいと考えていたため、そのきっかけになればと引き受けたと話されています。
よるののうかの出演者は、思っていた以上に「しんどいエクササイズ」だったと冗談まじりに語ります。今回の出演者にはポッドキャストアワードで上位に入った番組が2つ含まれ、すぎべさんはアワードを受賞していることにも触れられました。
よるののうかのセッションでは、農業の理解が少しだけ進み、一般の人でも参加できるクイズを予定しているそうです。イベントではクイズばかりやっているという話も出て、以前レンさんがいきなり電話でクイズに参加させられた思い出話にも広がりました。
ドラえもんの秘密道具から未来の食卓を語れるか
トークセッションは、ポッドキャスターが2組ずつ登壇して話す形です。工業高校農業部のセッションは、ウシワカさんとますぼうさんにレンさんが加わり、農業と科学を交えた話をする予定だと紹介されました。
セッションのタイトルは、ドラえもん好きのますぼうさんの発案で「ドラえもんに学ぶ未来の食卓討論会」です。ドラえもんには食に関する秘密道具もあり、近い将来できそうなものを、科学の知見があるレンさんと一緒に考える構想だと語られています。
準備として、ドラえもんの秘密道具をあいうえお順に見ている出演者もいるそうです。道具の数が多すぎて、まだ「か」や「お」のあたりまでしか進んでいないと話し、「辞書を通読する人みたい」とツッコまれていました。
秘密道具の中には、すでに実現しているものもあると話されています。代表例として挙がったのが壁掛けテレビで、今では液晶テレビとして当たり前になっていますが、当時はすごい道具だったはずだと振り返られました。
しぶちょー×すぎべ、あなたの「好き」はどこから?
3つ目のセッションは、ものづくりnoラジオのしぶちょーさんと、ママが自分を取り戻すラジオのすぎべさんによるものです。しぶちょーさんは製造業系のエンジニアとして、ものの仕組みを解説する番組を配信しています。
しぶちょーさんとすぎべさんの番組は、ジャンルがまったく違います。そこで2人は、お互いの活動を抽象化して共通項を探したといいます。たどり着いたのは、どちらも自分の好きなものを追求し、発信しているという点でした。
しぶちょーさんは、発信している人には子どもの頃に好きなものや自分の在り方を見つけた強い原体験があるはずだと考えています。その原体験の探し方を、会場のリスナーと一緒に思い出していきたいと話しています。
セッションのタイトルは「探そう原体験 あなたの好きはどこから」です。普段の配信では話さない内容になりそうで、しぶちょーさん自身も楽しみにしていると語りました。
この日都合で欠席したすぎべさんからは、音声コメントが届きました。ママが自分を取り戻すラジオは4月で5年目を迎え、配信しない時期もあったといいます。そんな時期にレンさんから「科学系ポッドキャストの日」への参加を誘われ、番組が首の皮一枚でつながったと振り返っています。
すぎべさんは今回、主婦という肩書きで参加し、出演者の中で唯一の女性として、自分の視点で話したいとしています。コメントを聞いた出演者たちは「心打たれました」と応じていました。
「クイズ 農薬のチラシ」はなぜ現地向きなのか
よるののうかのセッションのタイトルは「クイズ 農薬のチラシ」です。マニアックだという反応に対し、よるののうか側は、一般の人にも理解できる範囲で科学的な見識も含めた内容に「寄せた」と話しています。
よるののうかのクイズは、ニッチな世界のチラシを見て、何のチラシかを当てる形式です。デザインからわかることを推測したうえで、成分がどう効くのかを、番組によく出ている農薬卸のりょうやんさんが解説する流れになるそうです。
このクイズのネタは過去にも考えたものの、画像に頼りすぎるため番組では見送ったといいます。レンさんによると、会場にはプロジェクターがあり、配信にも映る見込みなので、現地に来られない人も配信で楽しめそうです。
| 担当 | タイトル | 内容 |
|---|---|---|
| よるののうか | クイズ 農薬のチラシ | チラシから推測し、成分の効き方を解説するクイズ |
| 工業高校農業部+レン | ドラえもんに学ぶ未来の食卓討論会 | 食に関する秘密道具の実現性を科学目線で語る |
| ものづくりnoラジオ+すぎべ | 探そう原体験 あなたの好きはどこから | 好きの原点を会場と一緒に思い出す |
表のとおり、トークセッションは大きく3つです。時間が余れば、現地参加者や配信の視聴者から質問を受けて答える時間も取りたいと、レンさんは話しています。スマホから質問を送れる「ライブお便り」というサービスを用意しているそうです。
手を挙げて発言するのはハードルが高いため、スマホから送れるのはありがたいという声が出ました。もちろん手を挙げてくれれば当てる、という話もあり、「素人質問が飛んでくる」シンポジウムだと笑いが起きていました。
音だけの関係を、現地の交流でどう広げる?
レンさんは、トークセッションの後に長めの交流時間を取りたいと考えています。現地に集まれるメリットを生かしたいからだといいます。
なかなかね、ポッドキャストって一方通行ではあると思うんで、音だけ聞いてっていう。
レンさんは、実際に会話してみたい人や、配信をしていてつながりを作りたい人にも来てほしいと話しています。ポッドキャスターも、なんだかんだでそこそこ集まりそうだといいます。
ポッドキャスター向けには、番組ステッカーを置ける「ステッカーブース」を作る予定です。ポッドキャストフリークスでは事前に送る必要がありましたが、ポッドキャストシンポジウムでは当日持ってきてその場で置いてよいゾーンを設けるそうです。
関西では、大阪のポッドキャストフリークスが2年連続で開かれたものの、今年は開催がないと話されています。レンさんは、関西が「ポッドキャストイベントロス」になっているのではないかと見て、その穴を埋める場にしたいと考えています。
なかなか大人になってそういう場ってなくないですか?文化祭みたいなね。
出演者からも、会社の同僚以外で新しい知り合いができる場は少なく、大人のコミュニティはなかなか広がらないという声が上がりました。ポッドキャスト好きという共通項がある人が集まる空間は、大事な場になるかもしれないと語られています。
「シンポジウム」はもともとお酒の席だった?
レンさんは、イベントに「ポッドキャストシンポジウム」と名付けた理由として、交流をきちんとやりたい思いがあったと明かします。
結局お酒飲んでわいわいする場みたいな意味なんですよ、シンポジウムって。
レンさんによると、古代ギリシャではお酒の席で愛をめぐる討論をしていたそうです。それが集まって議論するという意味になり、学会との親和性から、学術的でかっちりした意味へ変わっていったと説明しています。
古代ギリシャ
お酒の席で愛をめぐる討論をする場
議論の場へ
みんなで集まって議論するという意味に広がる
現代の学会
学術的でかっちりした場のイメージに
今回のイベント
本来のわいわいした意味に戻す
「愛も語らなきゃいけない」というツッコミには、ポッドキャスト愛を語れば大丈夫だとレンさんは答えます。名前を聞いて敷居が高いと感じる人もいるかもしれないが、全然そんな感じのイベントではないと強調していました。
梅田ラテラルで、飲んで食べて物販も
ポッドキャストシンポジウムの基本の形は、ステージでのトークセッションの後に交流時間を設けるものです。東京で開いた前回は、交流時間が20〜30分ほどしか取れなかったといいます。
東京の前回は、トークセッションが盛り上がり質問も多く、交流時間が20〜30分ほどに縮んだ
今回は交流時間を長めに取り、お酒や食べ物も楽しめる会場で過ごせる
会場は、トークライブハウスの梅田ラテラルです。居酒屋のような雰囲気があり、飲みたい人はお酒を飲め、ちょっとした食べ物も頼めるそうです。レンさんは、本当に「宴」だと表現しています。
梅田ラテラルは大阪駅・梅田駅から歩いていける距離にあり、HEP FIVEの付近、大阪駅の東側にあります。レンさんは、飲み屋街のあたりで自分もよく行く場所だと話しています。
交流時間には物販スペースもあり、物販を希望するポッドキャストのグッズを買えます。販売内容は事前に発表しても、当日のお楽しみにしてもよいそうです。来場者全員に配る、気合の入ったパンフレットも制作中です。
出演者の一人は、このメンバーで集まる機会はなかなかないと話し、その理由としてレンさんがロンドンへ行くことに触れました。レンさんは、今年はほかのイベントにも行けないだろうと語っています。
僕は本当にしばらくレアキャラになるんで、ぜひ来てほしいな。
レンさんは、ロンドンから爪を噛みながら「俺も行きてえよ」と思っているかもしれない、と冗談めかして話しています。見送りのイベントとして来てもらってもいい、という呼びかけもありました。
ポッドキャスター向け案内と、当日のスケジュールは?
レンさんからは、ポッドキャスター向けに「ステッカーブース」と「スペシャルサンクス」の2つの企画が案内されました。現地に来られるポッドキャスターは、番組のステッカーや名刺を持ってくれば、ステッカーブースに自由に置いて宣伝できます。
スペシャルサンクスは、配布しているCM音源を番組内で使ってくれた人を、イベント中に紹介する企画です。現地に来られないポッドキャスターも対象で、ステッカーを送って置いてほしい場合は個別に対応するそうです。連絡先は、サイエントークの研究者レンさんのXのDMです。
必須ではないものの、来られないポッドキャスターにも配信チケットで参加してもらえると嬉しいと、レンさんは話しています。
現地に行けない人向けには配信チケットもあり、詳細はイベント公式ページで確認できます。当日になるとチケットが500円値上がりするため、前売りを買うしかない、と念押しされていました。
当日は収録に参加した5人に加え、よるののうかから伊藤さんと亮也さん、そしてすぎべさんも来場予定です。レンさんは、今年の関西で最大規模のイベントと言っても過言ではないと締めくくりました。
まとめ
ポッドキャストシンポジウム2025は、ジャンルの違うポッドキャスターが3つのトークセッションを行い、その後に長めの交流時間を設けるイベントです。名前の由来どおり、お酒を片手に語り合う「宴」を目指しています。
- 4月12日土曜日、大阪・梅田ラテラルで17時30分開場、18時開始。配信チケットもあり、当日は500円値上がりする
- セッションは「クイズ 農薬のチラシ」「ドラえもんに学ぶ未来の食卓討論会」「探そう原体験 あなたの好きはどこから」の3つ
- 「シンポジウム」はもともとお酒の席の討論を指す言葉で、敷居の高いイベントではない
- ステッカーブースや物販、CM音源を使った番組を紹介するスペシャルサンクスなど、ポッドキャスター同士の交流の場も用意されている
- レンさんのロンドン行き前に、このメンバーがそろう貴重な機会になる



