なぜポッドキャストの「リアルな場」をつくるのか
サイエントークのレンさんは今回、2025年4月12日(土)に「ポッドキャストシンポジウム2025」を開催すると発表しました。リアルな会場でレンさんや他のポッドキャスターに会えるイベントで、今回は配信も用意されています。
レンさんがこのイベントを企画した背景には、ポッドキャストのリアルなイベントはまだ数が少ない、という問題意識があります。普段は音声やお便りを通してリスナーとつながっていますが、実際に会うことには特別な感動があると考えています。
聴いてる声の人だっていう感動もありますし、コミュニケーションとして実際会って喋ってみるっていうのは、すごく僕は体験としていいな、楽しいなと思っていて。
ポッドキャストシンポジウムは今回が初めてではありません。前年には東京のAmazon Music Studio Tokyo ── Amazonが東京に設けた音声・音楽コンテンツ向けの収録スタジオ。ポッドキャストの収録やイベントにも使われていますで、科学系ポッドキャストの人たちが集まり、お客さんを呼んで第1回を開いています。
第1回の音声は今もアーカイブ配信されており、第2回となる今回は、前回より規模を少し大きくして臨むといいます。会場は大阪梅田にあるトークライブハウス、梅田ラテラルです。
東京のAmazon Music Studio Tokyoで開催。科学系ポッドキャストが集まり、音声配信はアーカイブで公開中
大阪梅田のトークライブハウス・梅田ラテラルで開催。ジャンルの異なる番組が集まり、規模を少し大きくして配信も用意
梅田に集まるのはどんな番組の人たち?
ポッドキャストシンポジウム2025の出演者は、サイエントーク・サイエンマニアのレンさんに加え、ジャンルの異なる番組から集まります。なお、サイエントークのエマさんはロンドンにいるため、4月の回には参加できないと説明されています。
よるののうかからは、山本康平さん、伊藤貴章さん、りょーやんさんが参加します。レンさんにとってよるののうかは、審査中のポッドキャストアワードで一緒に1次審査を通過した、アマチュアの「戦友」のような存在だといいます。
(よるののうかが)今回来てくれるっていう話でものすごい僕は嬉しいなと、本当に喋りたいなと単純に思っております。
工業高校農業部のウシワカさんとますぼうさんは、サイエンマニアでコラボしたことがあり、何度か会ったこともある間柄です。ママが自分を取り戻すラジオのすぎべさんは、ママ視点や家庭の話を届けており、母親同士の少人数オンラインコミュニティも運営しているようです。
すぎべさんは第4回ジャパンポッドキャスターアワードでウェルビーイング賞を受賞しています。最後に、ものづくりonラジオのしぶちょーさんは技術士として精力的に発信し、本も出している人物として紹介されました。
出演者と番組の対応を整理すると、次のようになります。
| 番組 | 出演者 | 紹介 |
|---|---|---|
| サイエントーク/サイエンマニア | レン | 主催。博士で研究者 |
| よるののうか | 山本康平、伊藤貴章、りょーやん | 農家さんが話す番組。アワードの1次審査を共に通過 |
| 工業高校農業部 | ウシワカ、ますぼう | サイエンマニアでコラボ経験あり |
| ママが自分を取り戻すラジオ | すぎべ | ママ視点の番組。ウェルビーイング賞を受賞 |
| ものづくりonラジオ | しぶちょー | 技術士として発信し、本も出版 |
会場でも配信でも楽しめる仕組み
ポッドキャストシンポジウム2025の会場では、出演番組によるトークのほか、一部物販もあります。梅田ラテラルは食べ物や飲み物を注文できる場所なので、わいわい飲みながら話せるイベントになりそうだとレンさんは話しています。
配信チケットは3月2日21時、このお知らせ回の公開直後に発売開始です。期限付きでアーカイブ視聴もできるため、会場に行けない人も配信で楽しめます。
レンさん自身は、海外移住の直前という忙しい時期にこの日を「ねじ込んだ」といいます。その動機は、アマチュアながらもポッドキャスト業界を盛り上げたいという気持ちです。
イベントのロゴは、サイエントークのグッズのイラストも手がけるしらかわみのりさんが制作しました。また、ポッドキャスト配信サービスのLISTENがメディアスポンサーとして加わります。最新情報はポッドキャストやX、Instagramで発信される予定です。
「シンポジウム」という名前に込めた思い
「シンポジウム」という名前は、学会で発表したり交流したりするのが好きなレンさんが、同じことをポッドキャストの業界でもやろうと考えて付けたものです。ただし、学会のような堅い場ではありません。
異分野の人がやっぱ交わっていろんな話をするっていう場を設定したいっていうのが僕の思いなので。
レンさんはポッドキャスターに向けて、番組での紹介やSNSでの反応といった形の協力を呼びかけています。自分はイベントのプロでも、ポッドキャストで生計を立てているわけでもなく、草の根でコツコツ続けるポッドキャスターでありたいと話します。
応援が頼りです。正直。応援がないと成り立たないです、多分これ。
レンさんはポッドキャストシンポジウムを末永く続けたいと考えています。参加番組を聴いてみることや、ポッドキャストを聴いたことのない人にまで届くことも願って、告知を締めくくりました。
まとめ
ポッドキャストシンポジウム2025は、ジャンルの異なるポッドキャスターとリスナーが直接会える場として、レンさんが自ら立ち上げた手づくりのイベントです。
- 2025年4月12日(土)、大阪梅田の梅田ラテラルで開催。配信チケットは3月2日21時発売で、アーカイブ視聴も可能
- よるののうか、工業高校農業部、ママが自分を取り戻すラジオ、ものづくりonラジオなどから出演者が集まる
- 飲食や物販もあり、学会のように異分野の人が交わることを目指す場
- 草の根で続けるレンさんにとって、リスナーやポッドキャスターの応援がイベントの支え



