記事ができると、章ごとの要約と、聴きどころへ飛べる目次がここに並びます。いまは音声で聴けます。
※今日はいつもと音質がちがいます。
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赤信号で止まるとき、それを「我慢」だと思ったことがあるだろうか。今朝は少年院で法務教官をしていた頃の一次情報から、「非行少年は我慢が足りない」という言葉のズレについて話した。
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少年院に来る子に理由を聞くと、ほぼ全員が「我慢が足りなかった」「善悪の判断がつかなかった」と答える。でも赤信号を無視する暴走族だって、悪いと分かってやっている。
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善悪の判断はついているし、多くの人が赤で止まるのも我慢じゃなくて、渡るという選択肢がそもそも浮かんでいないだけだ。この無自覚が、子どもへの言葉を薄っぺらくする。
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「みんな仲良く」も同じ構造だと思う。仲良くと一人の間には無数のグラデーションがあるのに、それを生きていない大人が連呼したところで、子どもには「自分の現実と違うことを言われている」という違和感しか残らない。
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この話はラジオの収録現場での雑談から性教育にも広がった。「性は尊い営みです」という学校のメッセージが、体育館のどこかにいるかもしれない被害当事者にどう響くか。放デイのように対象が限定された現場と、不特定多数が集まる学校とでは、言葉の届き方がまるで違う。
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自分の言葉が自分の現実からどれだけ浮いているか。今日はそんなことを、雨の通勤路で考えていた回でした。
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へいなかって何者? ▶ 公認心理師・元法務教官/放デイ指導員/スクールカウンセラー → https://lit.link/heinaka
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#非行少年 #法務教官 #性教育 #放デイ #子育て #児童福祉
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