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「共感が大事」と言われ続けているのに、その共感はいったい何を共有しているんだろう…。
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こども発達支援研究会のトークセッションでは、どんなコメントにも肯定的に返してもらえて安心したという声をよくいただきます。ありがたい反面、それが目立つほど、肯定的な反応は意外とできていないという現実もある。
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ほめるも同じで、授業1時間でほめる場面が3〜4回では足りません。愛情表現も、年に3回では足りない。やっているつもりとできていることの差は、量。
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そのうえで本題。一般に共感は、その瞬間の感情を共に抱えることとされます。ただ少年院でこどもたちが「この人は分かってくれている」と感じてくれたのは、感情ではなく、もっと根底の感覚を共有していたからではないか。
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月曜の朝に「ジャンプを読みそびれた」とへこむ僕と、そもそも何か月も読めない彼ら。へこむ感情は共有できなくても、「そんなものを人生の一大事のように扱う感覚」は通じていました。週末のデートをにおわせる話や、上司への愚痴も同じ。
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好きな曲を聴いて「これ、俺の歌じゃん」と思うあの感覚のように、共感には勝手に起きてしまう側面もある。だとすれば、相手が共鳴しやすい波長で話すことも、ひとつの技術なんだと思います。
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誰かに「分かってもらえた」と感じた瞬間、鳴っていたのは感情だったでしょうか、それとも感覚だったでしょうか。
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