AIでビデオポッドキャストを全自動化した仕組み
ウミノさんは毎日、音声配信を続けています。その音声ファイルを、AIで自動的にビデオポッドキャストへ変換する仕組みを整えたといいます。
費用はほぼかからず、AIのトークンを多少消費する程度とのことです。トークン ── AIが処理するテキスト量の単位。処理量に応じて課金される仕組みが多く、消費が多いほどコストがかさむ。
作成には半日ほどかかり、できあがったものをウミノさんが承認する流れになっています。
今日はね、ビデオポッドキャストは失敗だったかもしれないというお話をしたいと思います。
承認するとSpotifyの音声ファイルを動画に差し替え、ポッドキャスト専用に作ったYouTubeチャンネルへ自動投稿します。
さらに音声ファイルを保存するとショート動画も自動で作られ、Spotifyへの関連動画としての投稿設定まで自動化しているといいます。
音声配信を収録
毎日の音声ファイル(M4A)を用意する
AIがビデオ化
半日ほどかけてビデオポッドキャストを自動生成
ウミノさんが承認
内容を確認して公開を許可する
各所へ自動投稿
Spotify差し替え・YouTube投稿・ショート動画作成
1か月やってみて「思ったほど伸びない」現実
ここまで仕組みを整えたものの、ウミノさんは効果が思ったほど高くないのが実態だと話します。
当初は2割から3割ほど伸びるのではないかと予想していたそうですが、そう甘くはなかったといいます。
取り組みを始めてまだ1か月経っていない段階で、この間の伸びはほぼ横ばいとのことです。
あんまり、これの効果が思ったほど高くないなというのが実態なんですよね。個人的にはめっちゃ2割、3割ぐらい伸びるんじゃないかと予想をしていたんですけど、まあそんな甘くなかったですね。
平均的に聞かれる回数は少し増えた気がすると振り返ります。オーディエンスも減ってはいないものの、微増程度だといいます。
ただし、この結果は自身の話し方やテーマも関わることであり、すべてをビデオポッドキャストだけに期待するのはおかしいとも述べています。
Spotifyの数値から見えたこと
ウミノさんは実際の数値を挙げながら現状を整理しています。
リスナーがコンテンツを見つけた方法は、92日間でホーム画面が約3万回、検索が1万回、ライブラリーが8485という内訳でした。
一方で発見も微増程度で、エンゲージメントは相当低いと見ています。エンゲージメント ── 再生やフォロー、シェアなど、リスナーがコンテンツにどれだけ反応・関与したかを示す指標。
完全再生率は87.5パーセントで、これは悪くないと評価しています。ただしリテンション率は66.6パーセントで、もう少し高いほうがいいと話しています。
専用のポッドキャストチャンネルのほうは、再生が0回や2回、最高でも3回ほどと、かなり厳しい状況だと明かしています。
もう0回、0回、2回、2回みたいな。最高でほんと3回とかじゃない?そんな感じですよ。
自動化は「そんなに簡単じゃない」という学び
ウミノさんは、この結果を必ずしも悲観していません。いつかグイッと伸びるかもしれないと、気長に続ける姿勢を見せています。
そのうえで、生身の人間が動いているのとは違うため、同じような効果は出にくいのではないかと考えを述べています。
自動でビデオポッドキャストをやってみたい人に向けて、こういう可能性もあるという前提を共有したうえで、自身の作り方がまだ甘いことも認めています。
まとめ
AIで音声配信をビデオポッドキャスト化し、ショート動画まで全自動化した1か月の取り組みを、ウミノさんが実際の数値とともに率直に振り返った回でした。期待したほどの伸びは得られなかったものの、失敗と決めつけず気長に続ける姿勢が印象的です。
- 音声配信のビデオ化・ショート動画作成・各所への投稿をAIでほぼ全自動化した
- 当初は2割から3割の伸びを予想したが、1か月の結果はほぼ横ばいだった
- 完全再生率87.5パーセントは良好、リテンション率66.6パーセントは課題と分析
- 専用ポッドキャストチャンネルの再生は最高でも3回ほどと厳しい状況
- 自動化は「そんなに簡単じゃない」ことが学びとして得られた





