今日の牧場と、ちょっと変わったお便りの中身
配信のはじめに、川上さんがこの日の天気や牛たちの様子を話していきます。晴れて湿度が低く、風も強めで、牛たちはちょっと楽そうな一日だったそうです。
前日の夕方に立てなかった牛が、ちゃんと立ってくれたことがとても嬉しかったと話されています。
昨日の夕方に立てなかった牛さんもちゃんと立ってくれてですね、いや、マジで良かった。治療した甲斐がありました。
この日の仕事は、牛を2頭出荷することや、繁殖検診の処置、牛糞検定の結果を見ながらの餌の調整など。お肉の値段が上がっていることも出荷を決めた理由のひとつだそうです。
そして今回のメインは、酪農とは少し違うテーマ。川上牧場から車で15分ほどの近さにある出雲大社について、地元の川上さんはどう参拝しているのかというお便りが届いたそうです。
「牛乳をお供えしたりしますか?」というお便り
お便りコーナーでは、スタンドFMのレターで届いたセイさんからの質問を紹介していきます。
川上さんの牧場は出雲大社にとても近いんですね。ネット上の記事にはお参りの方法として、海岸の砂を持っていく、あそこの鳥居をくぐるなど丁寧に書かれていますが、地元の川上さんはどのようにされているか気になります。もしやお神酒の代わりに牛乳をお供えしたりしますか?
川上さんは、初詣や堆肥の配達などで出雲大社の近くにはよく行くと話します。ただ、意外な事情を打ち明けます。
私、あの鳥取県出身でですね、婿で島根県出雲市に来ましたので、出雲大社のことは全然知らないんですね。
そのうえで、隣の県の有名な観光地の昔からのマナーやルールを知っている人は少ないのでは、と読者に問いかけます。
皆さんのお住まいの地域、隣の県の有名な観光地の昔からのマナーとかルールとか知ってますか?
AIに聞いてみた、出雲大社の正しい参拝方法
地元とはいえ細かい作法までは詳しくないという川上さんは、ここはAIに聞いてみようと、AIがまとめた原稿を読み上げていきます。
ここでポイントになるのが、出雲大社ならではの拍手の作法です。
マナーとして、参道の真ん中は神様の通り道なので端を歩くこと、お賽銭は静かに納め、帽子やサングラスは外して参拝することも紹介されました。
気になる「牛乳をお供えしてもいいの?」という質問への答えも読み上げます。正式にはお神酒(清酒)が使われるものの、酪農家としての思いを込めて牛乳を供える気持ちは素敵だ、というものでした。
神社側としては伝統的な形式を大切にしたいと考えておられる場合もあるので、無理のない範囲で自分の気持ちと相談しながら決めましょうということですね。
行列は横からスパッと。川上さん流のお参りの仕方
AIの原稿を読み終えたあと、では実際に川上さん自身はどうお参りするのか、という話に移ります。
川上さんは出雲大社の大きな専用駐車場ではなく、横にある北島國造館のあたりに車を止めるそうです。地元では「北島さん」と呼ばれ、格式が上と言われているのだとか。
そこで先に挨拶をしてから本殿へ向かい、お賽銭を2か所投げて帰ってくる、というのが川上さんのスタイルです。三が日はお賽銭の前に行列ができるそうですが、そこでの行動がなかなか大胆です。
三が日とかに行くとめっちゃ行列してるんですよ。そんなの知らないです。横からスパッて行ってお賽銭パッパってやって。
そして少し離れてお辞儀をし、いつも守ってくれてありがとうございます、家族が健康で家業が繁栄しますように、とお願いして帰るそうです。
作法をきっちり守ることよりも、気持ちを込めることを大事にしている川上さんらしい答えでした。
まとめ
牛乳とは少し離れたお便りでしたが、出雲大社のお膝元で暮らす酪農家ならではの、リアルな参拝の話が聞ける回でした。正式な作法と、地元の人の実際のお参りの仕方、その両方が知れるのが面白いところですね。
- 出雲大社は「二礼四拍手一礼」と、他の神社と違う特別な作法がある
- 参道の真ん中は神様の通り道なので、端を歩くのがマナー
- 牛乳をお供えする気持ちは素敵だが、正式にはお神酒(清酒)が使われる
- 川上さんは地元では格式が上とされる「北島さん」に先に挨拶してからお参りする
- 作法も大事だけれど、川上さんがいちばん大切にしているのは「気持ち」




