全自動だと「めっちゃAIって感じ」のスタンプができてしまう
この回のテーマは、ウミノさんがLINEスタンプ制作の中で「作らないようにしているタイプ」のスタンプです。LINEスタンプ作りは楽しい一方で、注意している点があると話します。
ウミノさんによれば、全自動でAIに作らせると、いかにもAIで作ったという雰囲気のスタンプができてしまうといいます。そしてそれは、自分では絶対に買わないものだと振り返ります。
もし全自動でやるんだとしたら、めっちゃAIって感じのものができてしまうんですよね。それがね、私は自分じゃ絶対に買わないので。
実際、ウミノさん自身も最初の3つ4つほどはそういうスタンプを作ってしまったそうです。ただ「自分は買わないよな」と思い、そういうものを作るのはやめようと考えたと話します。
これはね、多分誰も買わない。誰も買わないし、もしかしたら無料で(スタンプを)送信し放題の方は使うぐらいはあるかもしれないけど、もう買いはしないよねっていう感じなので。
一度作ってみて「こんなものか」と気にせず出してしまったものの、やはり使わないと感じ、その後は品質に少し手を入れるようにしたといいます。今振り返ると違うと思うものもあるものの、最初のものよりはマシになってきたという段階です。
AIっぽさが出るのは「一体一体微妙に違う」から
では、どういうスタンプを作らないようになったのか。ウミノさんは、いわゆる「AIで作りました」という感じの動物スタンプを例に挙げます。
具体例として挙げられたのが、自分で作ってしまった「猫の仕事」をテーマにしたスタンプです。ネクタイをした猫が働くビジネスパーソンのように振る舞う内容です。
猫がネクタイしてて、「お疲れ様です」とか「今から帰ります」とか「帰りたい」とか「直帰します」とか、そんな感じのことを言ってる猫なんですけども、一体一体微妙に違う。
この「一体一体微妙に違う」点が、完璧主義のウミノさんにはどうしても気になってしまうといいます。目の形、色合い、体型などがスタンプごとにばらついてしまうのです。
目が違うとかね、色がなんとなくこっちはクリーム色だけどこっちが白で。あとちょっとこの子は少しぶくっとしてるけど、こっちはスリムとかね、そういうの、ほんと嫌いなんですよね。
他のスタンプにも同じようなばらつきはあるものの、できる限り統一感を出していきたいと考えていると話します。AIっぽさの正体は、こうした一体ごとの微妙な違いにあるという見立てです。
自動化しても「自分のチェックは絶対に入れる」
ただし、統一感を保つのは簡単ではないとウミノさんは言います。スタンプを生成するにもお金がかかるため、全部が全部うまくいくわけではないからです。
そのため現状では、完全には自動化していないと明かします。ある程度は自動化しつつも、自分のチェックを必ず入れているといいます。
ある程度は自動化してるんですけど、自分のチェックを絶対に入れてるので、手放して何百個もっていう感じじゃないんですよね。
LINEスタンプは1日45個まで出せる仕組みですが、ウミノさんが実際に出せているのはせいぜい3〜4個ほどだといいます。この日は5個作れたと振り返ります。
1日をかけてこの数だといい、他にやることがないほどスタンプ作りに時間をかけていると笑いながら話します。品質を守ろうとすると、量産とは距離ができてしまうという実感です。
今せいぜい3、4個ぐらいしか出せてないです。今日は何個作ったかな。一、二、三、四、五。あ、それでも結構多いね。5個作りました。
最初はAI生成でもいい。少しずつオリジナリティを足していく
これが正しいやり方かどうかはかなり怪しいと前置きしつつ、ウミノさんは今は楽しいのでやっていると話します。そのうえで、これから作る人へのスタンスも語ります。
ウミノさんは、最初の何個かは「THE AI生成」という感じのものでもいいと考えています。自分も最初はわからなかったし、実際にそうやって作ったからです。
最初は「THE AI生成」みたいな感じのものでもいいと思うんですけども、少しずつ自分のオリジナリティというか、あ、これなら売れるかなみたいなものを考えていくと、より売れやすくなるんじゃないかな。
最初はAIっぽさから入り、少しずつオリジナリティを足していくという進め方が、結果的に売れやすさにつながるという見方です。ウミノさん自身もそのように制作していると話します。
最後にウミノさんは、概要欄にH3 Max Turboの記事を貼っておくと案内します。これはファルーが作った動画生成AIについての記事だと説明されています。
これの一番下にプロンプトもあって、あなたのAIエージェントに渡すと、私がした痛い失敗を防げますよという風になっています。
まとめ
ウミノさんは、全自動で作れるAIっぽいLINEスタンプを「自分では買わないから作らない」と決め、統一感を守るために自分のチェックを必ず入れていると話しました。最初はAI生成から入り、少しずつオリジナリティを足していく進め方をすすめています。
- 全自動で作ると「めっちゃAIって感じ」のスタンプになり、自分では買わないと感じた
- AIっぽさの正体は、目・色・体型など一体ごとの微妙な違いによる統一感のなさ
- ある程度自動化しつつも、自分のチェックを必ず入れて量産はしていない
- 1日45個まで出せる中で、実際に出せているのはせいぜい3〜5個ほど
- 最初はAI生成でもよく、少しずつオリジナリティを足すと売れやすくなるという考え




