いろんな人と出会う岡田さんは、どう学んでいる?
オープニングで有安さんが持ち出したのは「学び」の話です。有安さんは、交流会で知らない仕事に出会うたびに、勉強し直さなければという焦りと楽しさを感じているといいます。
私自身生きてきてて、まだまだ知らないことがあるので、勉強し直さないといけないとか、なんかこう検索しないといけないっていうことで、ちょっと焦りと楽しさっていうところがあるんですが。
有安さんの問いに対して、岡田さんがまず挙げたのは読書です。年間で何冊も本を読む中で、年に1冊ほどは「これはすごく新しいアイディアだ」と感じるものに出会うといいます。
岡田さんにとってもう1つの学びの源は、日々出会う人との会話です。相手がどんなビジネスをしているのか、どんなアイディアを持っているのかを直接聞くことで、新しい発想が生まれることもあると話しています。
いろんな人と会話する中からアイディアも出てくることはあるなというのは感じますね。
「第2の教科書」としてのポッドキャストとは?
今回のテーマは「ポッドキャストが第2の教科書になる」です。岡田さんによれば、ポッドキャストを学びのために使っているリスナーは少なくありません。
岡田さんが挙げた例は3種類あります。英語のレッスンを扱う番組では発音や英語そのものを学べます。経営者が苦労とその乗り越え方を語る番組は、ビジネスの学びになります。
さらに、本を出版している人が、書いた内容を順番にポッドキャストで話していく番組もあるといいます。岡田さんは、こうした学びが詰まった番組は人気番組になりやすいと話しています。
有安さんは、本や教科書は手を止めて読む必要があるのに対し、ポッドキャストは耳から入るため、運転中や電車通勤中にも学べる点を挙げました。
岡田さんがポッドキャストを聴き始めたきっかけも、まさに通勤時間でした。会社員時代の通勤は片道1時間ちょっとで、しかも満員電車のため本を開けるような環境ではなかったそうです。
(通勤の)1時間ちょっとぐらいの時間をどうやって有効に活用しようかなって思った時に、ポッドキャストだったら音からいろいろな情報を得られるし、なんか学びにもなるなと思って。
岡田さんはニュース番組や経営者が話す番組をダウンロードして聴き、通勤時間を有効に使っていたといいます。
岡田さんは発信者側のメリットにも触れています。教える内容を発信すると「先生」というポジションに見られやすくなり、ある程度の権威性を持った人として見てもらえるため、自分のビジネスにもつながりやすいと考えられます。
一方通行ではない対話が、学びをどう深める?
有安さんが注目したのは、ポッドキャストに対話の相手がいる点です。先生と生徒の一方向ではなく、インタビュアーとのやり取りを通していろいろな意見が飛び交うことに価値があるといいます。
聞いてる方にとっても、自分自身で一方的に学ぶよりも、こうやって会話形式で進められてる方が、本当に自分自身の質問をうまく聞いていただけるような。
岡田さんによれば、インタビュアーがリスナーの聞きたいことを代わりに深掘りしてくれるため、より深い話が聞ける可能性があります。有安さんも「ここが聞きたかった」という質問が入ると、聴く側の気持ちがより入ると応じています。
対話の効果は発信者側にもあります。有安さんは、教えたい側も、どうすれば伝わるか、どうすればリスナーにわかりやすいかを考えることで、自分の考えを深掘りできると話しました。
岡田さんは、インタビュアーの質問で深まった話がシリーズとして溜まっていくと、実際のクライアントに聴いてもらう使い方ができると説明します。普段のコンサルティングやカウンセリングとは別の、付加教材としての使い方です。
岡田さんによれば、ポッドキャストを教材として使うことで好循環を生み出している発信者もいます。その流れを整理すると、次のようになります。
教材として聴いてもらう
普段のセッションに加え、クライアントにポッドキャストの音声を聴いてもらう
成果が上がる
生徒さんや会員さんが、より成果を出しやすくなる
評判が上がる
成果が出て喜ばれることで、先生側の評判も上がる
会員が増える
評判を通じて、また新しい会員さんが増える
声から伝わる人柄は、申し込みにつながるのか?
有安さんは、ポッドキャストは既存のクライアント向けだけでなく、初めて知る人への宣伝材料にもなると指摘しました。文章やSNSで発信するだけでなく、実際に言葉にすることで、どう進めるのかが伝わるからです。
その方自身の人柄とか雰囲気とかわかるので、ニュアンスとかも伝わって、あ、この人に教わってみたいなとか、この人にコーチングを受けたいなというふうになりやすいので。
有安さんも、内容だけでなく話し方や雰囲気から、耳で聞こえてくる人柄を想像できると応じています。岡田さんは、自分自身を知ってもらう機会としてポッドキャストを活用するのがよいと話しました。
実際にポッドキャストを聴いて申し込んだ人はいるのか、という有安さんの質問に、岡田さんは2つの例を挙げます。結婚相談所を営む人と、薬膳の販売をしている人です。
岡田さんによれば、どちらの発信者もポッドキャストを聴いて「この人の話がよかった」と感じた人が、サービスを購入したり会員になったりすることが結構あるといいます。
有安さんは、ポッドキャストで発信者のイメージができているため、クライアントが離れにくそうだと感想を述べました。岡田さんも、信頼を置いたうえで始まる関係なので、継続してサービスを受けてもらいやすいと話しています。
本当にそういった声でつながるっていうのはメリットがあるなとも感じますね。
岡田さんは、ポッドキャストの活用方法はいろいろあり、教材のように使うのはそのうちの1つだと補足しています。
有安さんは、配信のたびに「育っていく教科書」というイメージを持ったといいます。岡田さんはこれを受けて、ポッドキャストはインタビュアーやリスナーと一緒に作り上げていくコンテンツだと話しました。
こんなことがちょっとわからなかったですとか、こんなことも教えてくださいっていうと、それに対して答えていただいて、また新しいコンテンツができたりとか。
リスナーからの質問がそのまま次の回の素材になり、教科書が育っていくという考え方です。有安さんはこれを唯一無二の教科書と表現しました。
マヤ暦の番組紹介と、4回のインタビューを終えて
おすすめポッドキャストのコーナーで岡田さんが紹介したのは、『マヤ暦のある暮らし~260日のリズム~』という番組です。
岡田さん自身はマヤ暦をよく知らなかったそうですが、マヤ暦は日のリズムを暮らしのカレンダーとして使うものだと説明しています。動く時期、整える時期、次のステージに進むタイミングなどを、リズムとして見ていくのがよいのではないかと話しました。
岡田さんは、この番組を毎日の過ごし方や、自分の魅力や才能を見つけるための参考にしてほしいと勧めています。
最後に岡田さんは、4回にわたってインタビュアーを務めた有安さんに感想を尋ねました。有安さんは、楽しく、自分自身の学びにもなったと振り返っています。
この4回通して、なんか思いを言葉にして伝えることの重要さっていうことを、なんかこう、対話を通じてひしひしと感じました。
有安さんは、思っているだけでは伝わらないと実感したといいます。伝え方と聞き方を意識し、身を引き締めて今後を過ごしていきたいと話して、インタビューを締めくくりました。
まとめ
今回の回では、ポッドキャストが聴く人の学びの場になると同時に、発信者にとっては信頼と仕事につながる「第2の教科書」になることが語られました。
- ポッドキャストは耳で学べるため、満員電車の通勤や運転中の時間も学びに使える
- インタビュアーとの対話によって、一方的な講義よりも深い話を引き出しやすい
- クライアントに音声を聴いてもらうことで成果が上がり、評判や会員増につながる好循環が生まれることがある
- 話し方や雰囲気から人柄が伝わり、「この人に教わりたい」という申し込みや継続につながる
- リスナーの質問を取り入れることで、配信のたびに育っていく教科書になる




