映画プリキュアを「ひっそり」見に行った話から
今回の回は、こなさんがネタバレについての自分の考え方を語る一人語りです。きっかけは、先日見てきた映画『名探偵プリキュア』でした。
本当はレイトショーで見たかったといいます。周りに小さな子がいないので、おじさんが一人でいても邪魔にならずに見られるからです。
ただ、近くの映画館はレイトショーの時間が遅く、行けそうになかったそうです。結局は日中に、子どもたちの邪魔をしないよう、ひっそりと見たと話しています。
映画のプリキュアは、前作や前々作など三世代ほどのプリキュアが一緒に登場し、世代が前のプリキュアが先輩として活躍するのが良いところだといいます。
未熟だったプリキュアたちが先輩としてきちんと振る舞い、後輩をサポートする姿を見て、「このプリキュアも育ったんだな」とお父さんのような気持ちで微笑ましく見るのが、映画プリキュアの楽しみ方の一つだと語っています。
最近のネタバレ禁止の風潮
話はここから本題のネタバレに移ります。こなさんは、最近は映画のネタバレを禁止する風潮が強いと感じているといいます。
例として、最近公開されたまどマギ ── 『魔法少女まどか☆マギカ』。テレビアニメから始まり、劇場版も制作された人気シリーズですの映画では、一定の期間を設けて、SNSで内容を発信しないよう公式がお願いしていたと話しています。
こうした動きから、ネタバレは基本的にダメというのが今の風潮だと、こなさんは受け止めています。
自分はネタバレされてもほぼ平気
一方で、こなさん自身はネタバレされてもほぼ問題ない立場だといいます。推理ものの犯人などを先に言われても、「別に」という感覚だそうです。
その理由として、自分は作品を見て考察をしないからだと分析しています。あのシーンにはこういう意味があった、この結果はここが起因だった、といった読み解きをあまりしてこなかったといいます。
推理ものの犯人とか、そういうのを先に言われても、まあ別にって感じなんですよね。
テレビ版のエヴァンゲリオンが流行った当時、考察や解読の本が流行りましたが、こなさんは一冊ほど読んで「深読みしすぎじゃね?」と感じたそうです。最近の考察ブームにもあまり乗れていないと話しています。
映画見た後に、いやー楽しかったなとか、いい話だったなーっていう風には思うんですけど、それ以上にいろいろ考えることって、あんまりないんですよね。
ネタバレされても作品の良さは失われない
こなさんがネタバレを平気だと考えるもう一つの理由が、文字や音声で受けたネタバレだけでは作品の良さは伝わらない、という考えです。
映画はものによっては一年や二年という時間をかけて、スタッフが作り込んでいるものだといいます。だからこそディティールが大事で、ポロッと言えるネタバレ程度ではその細かい部分は伝わりきらないと考えています。
つまり、作品をちゃんと味わうなら結局は見なければいけない、という結論です。ネタバレされたからといって、作品の全体が全て失われるわけじゃないというのが、こなさんの立場です。
ネタバレNG派の気持ちも理解できる
その一方で、こなさんはネタバレを嫌う人の気持ちも理解できると話しています。
作り込まれた作品は、Aがあり、Bがあり、Cがあって、Dという結論へと筋道立てて展開していきます。そこでいきなりDだけを知ってしまうと、本来そこにたどり着いたときに得られるはずのカタルシスが失われてしまう、という見方です。
ショートカットしちゃったら、そこのショートカットで失われるものあるでしょっていう、そういう感じかなとは思うので。
文字や音声のネタバレでは作り込まれたディティールは伝わらない。結局は見なければ味わえないので、作品全体は失われない
作品はDという結論へ筋道立てて展開する。先に結論を知ると、たどり着いたときのカタルシスが失われる
「ネタバレ絶対許さないマン」は理解できない
NG派の気持ちは理解できる一方で、こなさんがどうしても理解できないと言うのが、ネタバレを絶対に許さない人たちの態度です。
まず、SNSやブログなど、ネタバレを受けそうな場所は見なければいい、というのが一番の理由です。自衛できるのに、わざわざ地雷を踏みに行って怒り出すのは違うのではないか、と話しています。
また、「自分ではなく他の人が見て嫌な思いをするのがダメだ」という第三者の立場についても、それはとやかく言う話ではないという考えです。見る側が自衛すればいい、余計なお世話ではないか、というのがこなさんのスタンスです。
見た直後に語りたい、だから公式のルールが落としどころ
こなさんがネタバレ禁止を意識し始めたのは、シン・エヴァの頃だったと記憶しているそうです。一ヶ月ほどネタバレを控える雰囲気があり、公式との解釈違いなど言いたいこともあったものの、しばらく黙っていたといいます。
映画を見た後に作品への熱量があれば、その場で語りたくなるものです。しかし時間が過ぎると自分の熱も落ち着き、周りも冷めて話さなくなってしまいます。こなさんは、これを「鉄は熱いうちに打て」ができないもったいなさだと表現します。
見た後はSNSでパーッと感情のままに発信したいなっていうふうに思ってるんですけど、まあそういう感じじゃないですよね。
そのうえで落としどころとして挙げるのが、冒頭で触れたまどマギの公式のやり方です。公式が一定期間の沈黙をお願いするように、公式が線引きしてルールを作ってくれることが、一番歯切れがいいのではないかと話しています。
公式がルールを決めれば、個々人がああだこうだとジャッジする必要がなくなる、というのがこなさんの結論です。
まとめ
こなさんは、自分はネタバレに平気だと認めつつ、NG派の気持ちも理解できると整理します。理解できないのは自衛できるのに怒る「絶対許さないマン」だけで、落としどころは公式によるルール作りだ、という一人語りでした。
- きっかけは映画『名探偵プリキュア』。先輩プリキュアの活躍を微笑ましく見るのが楽しみ方の一つ
- こなさん自身は考察をしないタイプで、ネタバレされてもほぼ平気な立場
- 文字や音声のネタバレでは作り込まれたディティールは伝わらず、作品全体は失われないと考える
- 一方で、結論を先に知るとカタルシスが失われるというNG派の気持ちも理解できる
- 自衛できるのに怒る態度は理解できず、公式が期間を区切ってルールを作るのが落としどころ







