そもそも「四毒」って何のこと?
今回の配信は、Spoonという配信アプリに届いた質問から始まります。
YouTubeで医者が乳製品を四毒のうちの一つ扱いしているのにショックを受けました。適量なら素晴らしい栄養素が取れる機会を、視聴者さんから奪っていると思いました。
川上さんは「これ、よくありますね」と応じます。YouTubeショートで牛乳が体に悪いと語られたり、ビーガンの立場から動物性タンパクを避ける投稿を見かけたりするそうです。
そもそも四毒とは、一部の健康本や極端な健康思想の中で使われる言葉です。
これらを完全にやめれば健康になる、という内容の投稿や本があるといいます。ただし川上さんは、これはあくまで一部の医師の主張だと話します。
乳製品に科学的根拠はあるの?
川上さんは、乳製品を評価する公的機関の見解を紹介します。
日本の厚生労働省や、WHO、FAOなどの世界の栄養機関は、カルシウムやビタミンB群、たんぱく質を安定して取れる食品として乳製品を評価しているそうです。
たとえば骨粗しょう症の予防では、乳製品からのカルシウム摂取が非常に効果的とされているとのこと。
一方で、乳糖不耐症やアレルギーなど、個人差があることも確かだと川上さんは付け加えます。
体質に合わない人は他の食品で代替すればよく、全員が止めるべきものではないというのが川上さんの立場です。
1日1リットル飲む酪農家の体感は?
ここで川上さんは、自分自身を例に出します。毎日リスナーと牛乳で乾杯しながら飲んでいて、1日でだいたい1リットルくらいは飲んでいるそうです。
こんな毒を1リットル飲みまくってて、こんなに元気にやってるんですから。それを根拠にしていただけたらいいのかなと思います。
人間ドックで引っかかったこともなく、体調は万全だと話します。体脂肪率も7パーセントくらいとのこと。
元気じゃないと感じるときは、働きすぎで肩や腰が痛いくらいだと笑います。
「抗生物質やホルモン剤」って本当に入ってる?
続いて、ショート動画などでよく言われる「牛乳が危険」という主張にも触れます。抗生物質やホルモン剤が使われている、といった話です。
これについて川上さんははっきり否定します。
これはデマなので、安心して国産の牛乳・乳製品を取ってほしい、と伝えています。
まとめとして、乳製品が毒というのは科学的に偏った情報であり、正しく摂取すれば骨や筋肉、成長、老化予防にも重要な食品だと話します。
アレルギーや乳糖不耐症の人には代替策もあり、ヨーグルトやチーズ、お腹がゴロゴロしにくい牛乳なども最近は出ていると紹介しています。
なぜ「牛乳=悪」の動画は伸びるの?
最後に川上さんは、こうした発信が広がる背景にも目を向けます。
陰謀論のような発信をすると、一部の界隈のフォロワーが増えて、動画がものすごく伸びるのだといいます。
動画が伸びれば広告収入も得られますし、再生数で収入も得られます。皆さんのために発信しているのではなく、自分のために発信しているっていうところがあったりします。
だからこそ、発信者の意図も汲んで情報を見てほしい、というのが川上さんの伝えたいことです。
川上さん自身は「牛乳を飲んでもらいたいなと思って純粋にやっています」と話します。牛乳を飲んで仕事をしているだけでマッチョになってきている、というのも実感だそうです。
6月の牛乳月間には、ハッシュタグ企画にたくさんの参加があったことへの感謝も伝えられました。牛乳や酪農に関心がなかった人が興味を持ってくれたのでは、と振り返ります。
6月だけでなく、これからも毎日コップ1杯の牛乳を、この配信を聞きながら飲んでほしい、と締めくくっています。
まとめ
「乳製品は四毒のひとつ」という説に対して、川上さんは公的機関の評価や自身の体感、そして発信の背景まで含めて丁寧に答えていきました。情報の中身だけでなく、誰が何のために発信しているかも一緒に見てほしい、というメッセージが印象的な回です。
- 乳製品を四毒とする説は一部の主張で、医療・栄養の現場では適量なら健康の土台とされている
- 厚労省やWHO、FAOはカルシウムやたんぱく質源として乳製品を評価している
- 日本の牛乳に抗生物質やホルモン剤は使われておらず、その主張はデマとされている
- 乳糖不耐症やアレルギーの人は代替策もあり、全員がやめるべきものではない
- 「牛乳=悪」の動画が伸びる背景には広告収入などの発信者の意図もある




