「99%が実感」ってどんな調査だったの?
この日紹介されたのは、マイナビニュースに掲載された7月31日の記事です。「口の中と息がきれいだと牛乳がおいしいって本当?体験者99%が実感」というタイトルでした。
記事のもとになったのは、第一三共ヘルスケアと森永乳業が共同で行った調査です。
調査は6月10日から20日までの10日間、全国の20代から40代の男女99名を対象に、インターネットで実施されたものです。
モニターにはブレスラボという歯磨き粉で歯磨きをしてもらい、すぐに同じ牛乳を試飲して、風味・コク・キレをアンケートで答えてもらいました。
結果は、味の変化を「実感できる」が78%、「やや実感できる」が21%。合わせて99%が味が良くなったと答えたという内容でした。
結果は、味の変化が実感できると感じた方が78%、やや実感できるという方が21%で、合計99%が味が良くなったと答えたということですね。
なぜ味が変わるの?川上さんがAIと深掘り
ここから川上さんは、なぜ味が変わるのかをAIと一緒に深掘りしていきます。ポイントは、口の中に残っているものが牛乳の風味をじゃましている、という考え方です。
口の中には前の食事の油脂やタンパク質、においのもとになる化合物が残っていて、これが牛乳本来の乳脂肪の香りを阻害していると説明されました。
薬用歯磨きに含まれる成分がタンパクの膜をはがし、においのもとになる菌を殺菌することで、香りのノイズを取り除く効果があるとされています。
洗口液で口の中のpHが中性に近づくと、酸味や甘味の受容体がリセットされ、牛乳のラクトース由来の繊細な甘みに敏感になるという話も出ました。
さらに、牛乳の香りは鼻の奥へ抜ける「レトロネーザル」で感じるため、口臭ガスが減ると乳脂肪由来の爽やかな香りが際立つと紹介されました。
最後に、直前に強いミントで清涼感を得ることで、そのあとに飲む牛乳のコクや温度の対比が強調される、という心理的な要因も挙げられました。
残留フレーバーを除去
前の食事の油脂やにおい成分を歯磨きで取り除く
pHが中性に近づく
味の受容体がリセットされ、繊細な甘みに敏感になる
香りが際立つ
口臭ガスが減り、乳脂肪由来の香りが引き立つ
対比で強調
ミントの清涼感で、牛乳のコクや甘みが際立つ
お家でも試せる「牛乳の飲み比べ」実験
記事では、家でも試せる飲み比べのやり方も紹介されていました。用意するものはシンプルです。
まず、無糖のミントガムかブレスラボで30秒うがいをして準備します。そして冷蔵庫で4度に冷やした、同じ銘柄の牛乳を2本用意します。
あとは歯磨きの前と後で牛乳を飲み比べて、違いをチェックする、という流れです。
評価のポイントは、舌の両側に感じるほのかな甘味、口全体に広がる乳脂肪のコク、飲み込んだ後のスッキリした後味の3つ。これを5段階で評価してSNSに投稿するといい、とAIがまとめていました。
記事は、今後カカオやワイン、クラフトビールなど香りが命の食品と口腔ケアのコラボが進むかも、という展望でしめくくられていました。
酪農現場でもミルクバー、ミルクスタンドと歯磨きステーションを置いて体験価値を売る時代が来るかもというまとめをしております。
川上さん自身も、歯磨き後の牛乳で乾杯
記事を紹介したあと、川上さんは自分でも試してみます。この日は朝5時に起きて歯磨きをし、配信は朝7時。口の中はさっぱりした状態だといいます。
そして、キンキンに冷えた牛乳で乾杯します。一口飲んだ感想は、とても素直なものでした。
ああ、うまい。コクとキレがあるわ。
甘さも広がるね。甘さも広がるわ。
牛乳は8月から少し値上げになったそうですが、それでも「より牛乳がおいしくなっているんじゃないか」と話されています。
コメントの「なんじゃそりゃ」に対しても、川上さんは笑いながら、これはちゃんと科学的に実証されたことなんだと返しています。
だからこそ、牛乳を飲む前はキンキンに冷やしたうえで、歯磨きをしてから飲んでみてほしい、というのがこの日のおすすめでした。
まとめ
口の中と息を整えると牛乳がもっとおいしく感じる、という調査結果を、酪農家の川上さんが記事の深掘りと自身の実演を交えて紹介した回でした。歯磨きのあとの一杯、ぜひ試してみてくださいね。
- 第一三共ヘルスケアと森永乳業の調査で、歯磨き後に牛乳を飲むと99%が味の変化を実感した
- 口の中の残留フレーバーが減り、味覚や香りが敏感になることで牛乳の甘みやコクが際立つと説明された
- 家でも、同じ牛乳を4度に冷やして歯磨きの前後で飲み比べる実験ができる
- 川上さん自身も歯磨き後の牛乳で乾杯し、コクとキレ、甘さの広がりを実感していた




