美味しい焼き餃子の三つのキーワード
番組の冒頭で、小野寺さんはこの回のテーマを「美味しい焼き餃子とは何か」だと切り出します。
そのうえで、美味しい焼き餃子には三つのキーワードがあると話されています。もちもち、ジューシー、パリパリの3つです。
まず、美味しい焼き餃子には3つのキーワードがあります。もちもち、ジューシー、パリパリです。
餃子は麺類?もちもちを生む皮の話
最初に挙げられたのは「もちもち」です。小野寺さんはここで、餃子は麺類だという意外な話を持ち出します。
麺という漢字は小麦を練った食品を意味すると説明されています。伸ばせばラーメンのような細長い麺になり、平たく丸くすれば餃子の皮になるという見方です。
この小麦粉のもちもちとした食感こそ、美味しい焼き餃子の最も大切な要素だと話されています。
もちもちを引き出すには、しっかり茹で蒸しつつ、茹ですぎないことが大切だといいます。
うまみを閉じ込めるジューシーさ
2つ目のキーワードは「ジューシー」です。皮に包まれた野菜や肉がジューシーであることも大切だと語られています。
新鮮な肉や野菜の中には、うまみ成分が凝縮しているといいます。
そして蒸す工程で肉や野菜に水分を戻していくことで、餃子の中にうまみがあふれ、ジューシーに仕上がると説明されています。
パリパリの正体はメイラード反応
3つ目は「パリパリ」です。これは言うまでもなく焼き目のパリパリ感だと話されています。
このパリパリは、アミノ酸と糖分が180度で化学反応し、茶色く色づきながら硬くなる「メイラード反応」によって生まれるといいます。
パリパリなだけでなく、小麦粉の焼けた香りも生まれます。小野寺さんは、この香りも餃子の美味しい調味料ではないかと問いかけます。
焼き餃子はただ焼けば良いと思われがちですが、実際は茹で蒸してから焼く料理なのだと強調されています。
なぜ日本は餃子を「焼く」のか
最後に小野寺さんは、焼き餃子という文化そのものに話を広げます。
小麦粉を練ったものに肉や野菜を包む料理は世界中にありますが、多くは茹でたり蒸したりして調理されるといいます。
一方で戦後の日本では、これを焼くという文化として育ってきたと語られています。
焼くということによって、五感を刺激する料理として進化していて面白い。
この点こそ、小野寺さんが焼き餃子にこだわる理由だと話されています。
さらに餃子は、小麦粉の配合や練り具合、皮の厚さ、肉や野菜の種類やバランスによって、バリエーションが無限に広がるといいます。
地域的な傾向や人それぞれの好みもあるため、いろいろな餃子を試して、自分にとっての一押しを見つけてほしいと呼びかけています。
まとめ
美味しい焼き餃子を支えるのは、もちもち・ジューシー・パリパリの三要素です。その裏には、茹で蒸してから焼くという工程と、日本ならではの焼き餃子文化があると語られました。
- 美味しい焼き餃子の三要素は、もちもち・ジューシー・パリパリ
- もちもちは皮の小麦粉の食感で、しっかり茹で蒸しつつ茹ですぎないことが大切
- ジューシーさは、蒸す工程で肉や野菜に水分を戻すことでうまみがあふれて生まれる
- パリパリと香ばしさは、180度で起こるメイラード反応によるもの
- 焼き餃子は「ただ焼く」のではなく、茹で蒸してから焼く料理として日本で育った文化

