キーセンテンスの be likely to をどう見るか
今回のキーセンテンスは「You are likely to pass that part of the test」です。
英語を音読・暗唱するときには、必ず文型と文法を確認しましょうといつもお伝えしています。
文型の捉え方って人によっていろいろあるんですが、私がこの文を見たときにどう捉えているかをお伝えします。
前回扱った難易や印象を表すものは、たとえば「she's hard」と言った後に、どんなところでhardなのか「to impress」と追いかけて説明する、という説明の仕方でした。
でも私の中では、この「be likely to」や、この後に出てくる「be sure to」「be ready to」は、助動詞っぽく見えているんです。
同じto不定詞なのに違う見方でいいのか、と思うかもしれません。でもそこは臨機応変に扱っていくといいと思っています。
なので今回は「You are likely to pass」で一気に主語動詞という感じですね。
likelyは「可能性がある」「ありそうだ」という意味なので、あなたは可能性がある、何の? to pass、合格しそうだ、何を? that part of the test、というつながりです。
これは(漢字の部分など)テストのその部分だけは自信がある、という話だった気がするので、その部分だけはパスしそうだね、となっています。
もう一つの捉え方は、説明型として見る方法です。「You are likely」でどんなところで可能性があるのかを「to pass that part of the test」とto不定詞で追いかけて説明する。
Lesson 181と同じような捉え方をするなら、こちらの説明型の方がいいですね。
「動詞の原形の前」でしか使えない、を抜け出す
今回の内容は、可能性、つまり「これから」の話です。
to不定詞と「これから」って相性がいいので、形容詞とto不定詞を組み合わせて使いましょう、という趣旨なんです。
sure to、likely to、unlikely to、be certain to、be bound to、make sure to、be ready to。こういうものが扱われていました。
make sure to は、TOEICでもよく出ますね。
私たちがto不定詞を使える場面って、「いつ何とか to 動詞の原形」というものしか使えない人が多いんじゃないかと思うんです。
だからこそ、この「これからを表す形容詞とto不定詞」を組み合わせて使えるようになるといいんですよね。
私はちょっと熟語っぽく頭の中に入れておく方が使いやすいんじゃないかなと思っていますが、そこはご自身の好みで扱ってみるといいと思います。
weak area と stay focused、日常で使える言い換え
ここからはダイアログで気になったポイントを拾っていきます。
先生側の人が「But your weak area is still grammar」と言っていました。
私たちは弱点のことを「weakポイント」と言いますよね。でも苦手な範囲を言うときは「weak area」を使うんだ、というのは知っておきたいなと思いました。
日本語の「苦手な範囲」から考えればweak areaだろうと想像はつくんですが、こういうのは口慣らしをしておくといいですよね。
たとえば自分の苦手が話すことなら「My weak area is speaking」と言えるようにしておく、という感じです。
もう一つ、集中するという意味で「concentrate on」という表現が使われていました。
onは圧力、グッと力を加えるイメージなので、対象に力を加えている感じから集中するとつながると思います。
ただ、後の発言でまたconcentrate onを使うと、ちょっとくどいじゃないですか。そこで言い換えているんです。
その言い換えが「stay focused」でした。命令文で主語がないんですが、you should stay focused ということですね。
stayはここでは説明型で、youがfocusedの状態でいてください、その状態のままでいてください、という意味です。
focusを集中している状態として、ある種形容詞っぽく使いたいときは「focused」になる、というのは覚えておくといいと思います。
concentrate on 何々、と言った後にstay focusedを使えば、同じ表現を繰り返さずに済みます。
focus onはみなさん知っていると思うので、その派生というか、こういう言い方もあるんだなと知っておくと、どこかで役に立つんじゃないかなと思います。
まとめ
to不定詞は「動詞の原形の前に置くもの」で止まりがちですが、形容詞と組み合わせると表現の幅がぐっと広がると、今回あらためて感じました。まずは自分の言いたいことで口慣らしをしてみるのがいいんじゃないかと思います。
- be likely to などは助動詞っぽく捉えても、説明型として捉えてもよく、臨機応変でいい
- 「これから」を表す形容詞とto不定詞は相性がよく、熟語っぽく覚えておくと使いやすい
- 苦手な範囲は weak area、集中し続けるは stay focused。concentrate on の言い換えにも使える

