9年通うまゆなさんとネイルの始まり
この回のゲストは、いつかさんのサロンに9年以上通うまゆなさんです。冒頭、まゆなさんは自分の好きなものから自己紹介を始めました。
カープとストーンズが好きなまゆなです。お願いします。
いつかさんとまゆなさんの出会いは2017年11月。プロのネイリストに施術してもらうのは、そのときが初めてだったと振り返ります。
レクトで働いてて。で、ネイルサロンがあるっていうのを知って、もともと自分でマニキュア塗ってたんですけど、やっぱりプロの方にしていただきたいなと思って行きました。
働いていた頃はピンクを基調に、ラメやストーンを少し加えるデザインが多かったといいます。仕事を辞めてからは、より自由に色やデザインを選べるようになったと話します。
推しの色で作る、ライブのためのネイル
まゆなさんのネイルには、その時々の「推し」が反映されます。ライブが近づくと、推しの色を取り入れるのが定番だといいます。
(推しは)ストーンの田中樹君なんですけど、青。
直近のライブでは、ライブタイトルにちなんだゴールドと、推しである田中樹さんの青を組み合わせたそうです。
前回のライブがゴールドっていうタイトルだったので、ゴールドと樹くんの青を入れるっていう風に感じで。
デザインはネイリストと一緒に考え、ラメを多めにしてもらったとのこと。指先ごと、ライブを楽しむための準備になっているようです。
もう一つの推し「カープ」と、ハマり方の話
まゆなさんのもう一つの推しは、プロ野球の広島東洋カープです。好きになったのは一昨年ほど前で、同じ職場の主婦の方に誘われたのがきっかけだといいます。
もともと同じところで働いてる主婦さんがカープすごく好きで。で、一緒に行くようになってから推しの選手も見つけて。
推しの選手は26番の投手だそうで、いつ登板するかわからないため、ユニフォームを着て行っても出番のない日が多いと笑います。
一方で、カープの赤いネイルはまだしたことがないとのこと。自分にとっては少し派手に感じるものの、機会があればやってみたいと話します。
いつかさんが「ハマるとハマるイメージ」と伝えると、まゆなさんも自分のハマり方をこう説明しました。
もう本当にハマったらとことこハマって、飽きちゃうとすぐ終わるって感じではあります。
韓国が好きだった時期にも、推し活に合わせてネイルを頼んでいたそうです。熱中している時期は、その熱がネイルにもそのまま表れていたことがうかがえます。
ネイルが仕事選びの条件になる理由
まゆなさんにとってネイルは、推し活のためだけのものではありません。好きな色やデザインにすること自体が、日々のモチベーションになると話します。
この日のネイルはピンクのマグネットネイル。新しい仕事を始めるタイミングだったため、少しおとなしめの色を選んだそうです。
ネイルに通うようになって、爪の形も変わったといいます。自信を持って爪を出せるようになったという変化は、まゆなさんにとって大きなものでした。
だからこそ、仕事を選ぶときにもネイルは外せない条件になっています。
髪色は別にいいんですけど、ネイルは絶対っていう条件はありますね。
髪は自由でも、ネイルだけは譲れない。ネイルをやらない生活は考えられないと、まゆなさんははっきり話しました。
「その時楽しければ」で選ぶ仕事と、前職の失敗
いつかさんは、まゆなさんがいろいろな職に就いてきた印象があると尋ねます。その仕事選びの基準は、とてもシンプルなものでした。
その時楽しければっていう生き方をしてます、割と。
やりたいことは自分で見つけ、こうと決めたらその道を進む。相談することはあっても、最終的には自分で決めるといいます。
一方で、失敗もあると率直に語ります。まゆなさんが挙げたのは、営業だった前職でした。
営業みたいな感じだったので、本当にものを売り込むっていうのが苦手だなって気づいて。接客は大丈夫なんですけど、売り込むのが苦手だって気づいて、半年ぐらいでちょっと辞めちゃったんですけど。
販売ならできるけれど、押し売りのように売り込むことは性格上できなかったといいます。指導を受けても、その通りにやることに違和感が残りました。
なんか人にその、なんだろう、押しつけるのができなくて、営業とか向いてないなと思ってすぐ辞めました。
逆に向いているのは接客業だと話します。お客様と対話することは得意だという自己理解が、仕事選びの軸にもなっているようです。
ジムという新しい挑戦と、始めることの勇気
まゆなさんが次に選んだのは、これまでとはまったく違うジムの仕事でした。年齢を意識して、手に職をつけたいという思いがあったといいます。
なんかもう年齢も年齢なので、手に職をちゃんとつけたいと思って、なんかいろんなスキルとか身につけて。
パソコンなどのスキルアップもしたいと考え、まずジムを始めてみることにしたそうです。向いているかどうかは、これから確かめていく段階だと話します。
18歳から20年以上ネイル一筋だといういつかさんは、仕事を変えていけることを素晴らしいと感じ、勇気がいりそうだと伝えます。まゆなさんは、辞めるときと始めるときの両方に勇気がいると答えました。
そのうえで、より勇気がいるのは「始める方」だといいます。
辞めちゃえばまた戻ることはできるんですけど、始める時ってどんな人がいるんだろうとか、どんな仕事だろうですごい不安があるので、始める時の方がなんか緊張がすごいあります。
夢よりも「ずっと楽しいと思いたい」という生き方
いつかさんが夢について尋ねると、まゆなさんの答えは特定のゴールを目指すものではありませんでした。
嫌だと感じたことは切り替えて別のことにし、仕事でもプライベートでも楽しいと思える状態を続けたい。それがまゆなさんの生き方の軸になっています。
しんどかったら辞める、っていう考えで生きてます。
しんどいことを無理して続けるのではなく、楽しいと思える状態を選び続ける。この日の話全体を貫く姿勢が、この一言によく表れていました。
いつかさんは、9年以上前に出会いながらゆっくり話したのは今日が初めてかもしれないと振り返ります。まゆなさんがどう物事を判断しているのかを知れたことを、面白かったと締めくくりました。
まとめ
推しの色を映すネイルから、仕事を変え続ける生き方まで、まゆなさんの話は「自分が楽しいと思える状態を選ぶ」という一点でつながっていました。ネイルもまた、その選択の一つとして語られた回でした。
- まゆなさんはライブや推しに合わせて色やデザインを選び、ネイルを日々のモチベーションにしている
- ネイルに通ってから爪の形が変わり、自信を持って爪を出せるようになったと話す
- 仕事を選ぶ基準は「その時楽しければ」で、向かない前職は半年で辞めた経験もある
- 辞めるより「始める」方に勇気がいると感じつつ、新しくジムの仕事に挑戦している
- 夢という明確なゴールより、「ずっと楽しいと思いたい」という状態の継続を大切にしている





