館内で声をかけられて始まった、6年前のきっかけ
この回のゲストは、複合商業施設レクトで働く赤熊さんです。番組パーソナリティの舩木いつかが営むサロンとの出会いは、6年ほど前にさかのぼります。
レクトで働いております、赤熊と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
赤熊さんはもともとネイルの経験がなく、館内をうろうろしていたときに声をかけてくれたのが舩木さんでした。オープンなスペースで施術を受けたのが最初だったといいます。
それまでは全然ネイルとかやったこともなかったんですけど、このオープンなスペースでちょっとやっていただこうかっていうことで、来させてもらったのが何年か前の話だと思います。
赤熊さんがレクトで働き始めたのは施設のオープン当初で、サロンに通い始めたのはそこから3年ほど経ってからでした。職場では以前、爪に色を塗ることは禁止されていたそうです。
最初はそうでしたね。最近は若い人も入ってもらわないとっていう意図があるのか、いろいろ寛大になって、自由に個性を出せるようになってきたとは思います。
乾燥しがちだった爪が、ケアを続けて変わったこと
赤熊さんがサロンで受けているのは、爪ヤスリや甘皮のケアです。6年ほど続けてきたことで、爪の状態に変化を感じているといいます。
元々乾燥タイプで、周りがガサガサになったりとか、爪も少し伸ばすと割れてきたりとかしてたんですけど、切らずにやってもらうとそれが全然なくなって。
子どもの頃から「爪の色が綺麗」と褒められてきたことも、ケアを続ける動機になっているそうです。この年になって、その部分を大事にしていこうと思ったのがきっかけだと話します。
通うタイミングは、忙しくて爪の周りがガサガサになってきたときが多いといいます。仕事でお客さんの前に手を出すときの気持ちにも関わっているようです。
指先が綺麗と、ちょっと自信がつくので、仕事もプラス楽しくなるっていうのもあって。
月2回通った年も。自分で切るのをやめた選択
理想は月1回の来店ですが、なかには年に25回ほど通っていた年もあったと振り返ります。切るだけのときと、綺麗に整えてもらうときとを分けて考えていたそうです。
切るだけの時と、綺麗にしていただく時とって考えてる。だからもう自分で切るのを諦めました。その方がいいと思って。
今では家で爪切りを使うことはほとんどなく、以前購入したヤスリで整え、うまくいかないときにサロンへ来るという流れになっています。
その辺ぐらいは贅沢させてもらおうかなと思ってやっています。
赤熊さんはレクトのなかでも忙しい売り場にいます。職場やほかのサロンに通う人との間でも、指先を整える話題が出ることがあるそうです。
色を塗ったりはしないけれど、綺麗にしてもらうとテンションが上がります。仕事の。
舩木さんも、爪は目に見える場所だからこそ、仕事の合間についつい触れてしまうと共感します。年上のお客さんで、自爪をとても綺麗に保っている人を見ると、思わず声をかけたくなると赤熊さんは話します。
お客さんでもすごい綺麗な人がいるんですよ。私よりも上の方でもすごい綺麗に意識してる人がいるので、そういう人見ると思わず声かけたりしますよね。綺麗ですね。
時代小説を10巻まとめ買い。読み方のこだわり
話題は爪から本へと移ります。二人とも本好きということで、赤熊さんが普段読んでいる本について聞いていきます。今読んでいるのは江戸時代を舞台にした時代小説だそうです。
今読んでるのは味を尽くし料理帳っていう、江戸時代の大阪とか江戸とかの料理の話なんですけど。基本、食べ物が出てくる話がすごい好きなんです。
薄い本で、読む人によっては1日で読み切れるそうですが、赤熊さんは1冊を2、3週間かけてゆっくり読むといいます。忘れたら前に戻って読み直しながら楽しむスタイルです。
本を選ぶきっかけは、インスタで紹介されている本を見たり、本好きの息子に教えてもらったりとさまざまです。今読んでいる小説も、友人にすすめられたものでした。
読み終えた本は見返さない。それでも残す読書ノート
赤熊さんは気になった本はまず買ってしまうといいます。読み途中でも別の本を買うため、「寝かせて」積んでいる本が家にたくさんあるそうです。
読み終えた本のうち、気に入ったものは手元に置き、イマイチだったものは売るといいます。ただ、一度読んだ本を読み返すことはないと話します。
なんかね、真剣に読めば読んだものほど読み返さないかもしれない。
その一方で、読んだ本とその内容は、一言二言だけメモに残しているそうです。過去に読んだものも全部とってあるといいます。
自分の、なんて言うかな、今までの、なんていうか年輪っていうか。
舩木さんはそれを読書ノートのようなものだと受け止めます。ただ、赤熊さんはそのノートすら読み返すことはなく、読み終えた瞬間に書きとめるだけだといいます。
ネイルの予約に、本を読む時間を組み込む
舩木さんが印象的だったのは、赤熊さんがネイルの予約と仕事の間に、本を読む時間まで考えて予約を取っているという話でした。なかなか真似できないやり方だと感じていたそうです。
赤熊さんによれば、家では本に集中できないといいます。読み始めても、やり残したことを思い出してしまうからです。
家で読むと、あ、あれ忘れてたわ。で、また読み始めて、あ、これもやっとかんといかんって。だから場所を変えて読むのが好きです。
レクトのカフェに入り、仕事前にわずかな時間でも本を読む。それが赤熊さんにとって理想的な過ごし方になっています。
3分でも1時間でもそういう時間があったらもうすごい幸せ。仕事が捗る。
仕事のあとにはやることが積み重なってくるため、その合間の時間が良いのだといいます。月1回でもネイルに少し早めに来て、お茶と読書の時間を入れてから仕事へ向かう流れが理想だそうです。
少し早めに来店
ネイルの予約に合わせて早めに向かう
お茶と読書
カフェで本を読む時間をつくる
仕事へ
気持ちを整えてから仕事に向かう
指先に、今の自分が現れている
対談も締めくくりの時間を迎えます。舩木さんが突然声をかけたことに対して、赤熊さんは断る理由も浮かばなかったと応じます。
この日も朝10時からお手入れに来ていた赤熊さん。舩木さんは、忙しい日々のなかでも指先を眺めてみてほしいと語りかけます。
そこに今の自分が現れているかもしれない。それがこの番組を通して舩木さんが日々感じていることです。
貴重な体験させていただきました。やっとできました。
まとめ
爪のケアを6年続けてきた赤熊さんの話からは、指先を整えることが仕事の自信や気持ちにつながっていることが伝わってきました。本を読む時間を予約や仕事の合間に組み込む工夫も、日々を心地よく過ごすヒントになりそうです。
- 乾燥しがちだった爪も、切らずにケアを続けることで割れにくくなった
- 指先が綺麗だと自信がつき、仕事もプラス楽しくなると赤熊さんは話す
- 自分で爪を切るのはやめ、ヤスリとサロンでのケアに切り替えた
- 読んだ本は読み返さないが、内容を一言二言メモに残し続けている
- 家では集中できないため、カフェで仕事前に本を読む時間をつくっている







