初のゲストは「リアル弟」の有名親族
夫婦で配信する「ここだけの話」の初めてのゲスト回に、えりこさんの実の弟でOUR'sの深水光太さんが登場しました。たかひろさんは光太さんを「有名親族」と紹介し、えりこさんは「生まれた時から一緒に住んでます」と笑います。
たかひろさん自身も、光太さんが別の有名人の弟だと最近知ったほどで、姉弟の関係はあまり知られていないといいます。一方でえりこさんのもとには、光太さんの近況を伝えるDMがよく届くそうです。
最近の例は、光太さんがブランドのプレゼント企画の記事で、姉のえりこさんにプレゼントしたいと書いた件でした。たかひろさんは「まだもらってない」「したいっていう願望を言っただけ」と茶化し、姉弟トークが始まります。
手が触れただけでボコボコ?思春期の姉の凶暴さ
たかひろさんが深水家の話で一番好きなのは、光太さんから聞く「お姉ちゃんがどうだったか」という話です。結婚式で光太さんがビール2杯ほどで顔を真っ赤にし、昔の姉の話をしていたのが印象に残っているといいます。
えりこさん本人はその話を覚えていないものの、思春期の自分が凶暴だったことは「大あり」と認めます。光太さんは当時をこう振り返ります。
姉貴の思春期はもうちょっと手が触れただけでボコボコにされた。
納豆投げたから。(光太に)
舞台は熊本で過ごした小中学生のころです。えりこさんと光太さんは2歳差で、中1と中3の時期に同じ中学校に通っていました。えりこさんは「学校に弟がいると危険です」と、思春期の中3女子の気持ちを代弁します。
サッカージャージから始まった?光太のファッション原点
光太さんがファッションに目覚めたのは、小学6年生のころでした。地元の熊川祭りにサッカー少年らしいジャージ姿で出かけたところ、周りの友達がシックな格好で来ていて衝撃を受けたといいます。
光太さんの見立てでは、当時の友達にとって最上級の服はしまむら ── 全国に店舗を持つ衣料品チェーン。手頃な価格で家族全員の服がそろう店として、地方の生活に根づいていますでした。友達は「一番おしゃれなしまむら」で全身を固めていた一方、光太さんは親戚から譲り受けたサッカージャージで、たかひろさんいわく「無課金装備」の状態です。
えりこさんは、中学時代の光太さんのハイウエストぶりも暴露します。周りでは腰パンが流行っていたのに、光太さんだけが逆の着こなしをしていたそうです。
でもこの人もうぎゅんぎゅんにハイウエスト。そっから、その時からハイウエスト。
転機になったのは、長女の美穂姉に私服の相談をしたことでした。美穂姉が連れて行ってくれたのはWEGO ── 若者向けのカジュアル衣料と古着を扱うアパレルチェーン。トレンドを手頃な価格で取り入れられる店として知られますで、ピンクのTシャツと裏地が紫チェックのパーカーを選んでくれたといいます。
美穂姉は熊本市内のやや都会の学校に電車で通っていたため、WEGOを知っていたそうです。光太さんはその服を1年中着続けたと語られ、たかひろさんは「ファッションの最前線で仕事している人の始まりがWEGOだった」と感心します。
えりこさんによると、進路でも美穂姉が背中を押しました。美容師になろうかと話していた光太さんに、美穂姉が文化服装学園 ── 東京・新宿にある服飾専門学校。多くのデザイナーやスタイリストを輩出してきた、ファッション業界の登竜門的な学校ですに行けと言ったといいます。
マキマとパワー?チェンソーマンで例える深水家
たかひろさんは以前、深水家のきょうだいを漫画『チェンソーマン』のキャラクターに例えたことがあります。長女の美穂姉はマキマ ── 『チェンソーマン』に登場する女性キャラクター。主人公たちを掌握し、物語全体を支配する存在として描かれますで、えりこさんいわく「全てを支配している」存在です。
| 人物 | キャラクター | 理由 |
|---|---|---|
| 長女・美穂姉 | マキマ | きょうだいを支配し、母より母らしい |
| 次女・えりこさん | パワー | スイッチが入るとすぐ暴れる |
| 長男・光太さん | デンジ | パワーと並んで振り回される |
えりこさんによれば、光太さんは何かあると美穂姉に相談していたそうで、美穂姉は「お母さんよりお母さん」でした。えりこさんと光太さんが血が出るほどの殴り合いをしていたとき、美穂姉が叫んだ一言で喧嘩が止まったといいます。
(光太と)殴り合いしてる時に、お姉ちゃんが、あんたたちはどんな気持ちで育てたの?って叫ばれて。
えりこさんと光太さんの殴り合いは中学時代まで続きましたが、ある日、力の差で形勢が変わります。光太さんが手加減をしなくなり、えりこさんは拳をめっちゃ入れられたと振り返ります。
たかひろさんにも姉がいますが、小学2年生ごろに「男と女だから喧嘩しちゃダメだ」と気づいてからは喧嘩していないそうです。なぜ殴り合いまで行くのかと聞かれ、光太さんはこう表現します。
いやもう当たった瞬間にスーパーサイヤ人になるイメージ。
相手がもうスーパーサイヤ人すぐ戦闘態勢入っちゃって気づいて死んでるみたいな。
えりこさんと光太さんの喧嘩は大人になっても続きました。美穂姉、えりこさん、光太さんの3人で東京で暮らしていたころ、えりこさんは光太さんの布団を窓から捨てたといいます。
えりこさんの怒りのピークは、光太さんが鍵を家の中に置いたまま出かけた日でした。美穂姉が出張中で、疲れて帰ったら家に入れなかったときは「殺すしかない」と思ったそうで、光太さんも「あん時は死を感じましたね」と応じます。
光太さんによれば、えりこさんとお母さんの喧嘩はさらに激しく、どちらもすぐ戦闘モードに入るスーパーサイヤ人同士でした。たかひろさんは、母に一番似ているのはえりこさんだと見ています。
葬儀屋の家からなぜ表現者が?古着屋の夢を諦めた父
殴り合いの一方で、たかひろさんはきょうだい3人で暮らしていた深水家の仲の良さにも注目します。光太さんは上京時に家がなく、布団のスペースだけ借りるような形で姉たちの部屋に転がり込んだといいます。
えりこさんによれば、そのころの光太さんは「超生意気」で、モード以外はダサい、スポーティなんて着るものじゃないと言うほど尖っていました。3人暮らしの時期、光太さんは文化服装学園に通い、えりこさんはアパレルショップ店員、美穂姉は映画の制作側の仕事をしていたそうです。
たかひろさんは、きょうだいが揃って表現系の道に進んでいることを不思議がります。深水家の実家は葬儀屋で、「お父さんがアパレルをやっていないと説明がつかない」と言うと、光太さんが答えを明かします。
(葬儀屋が)あんまりうまくいってないから、その古着屋さんの夢を諦めて葬儀屋に行って、いまだに何か洋服屋とか時計のお店出したいとか。
お父さんは古着屋で働いていた経験があり、今も洋服や時計に関わる仕事への思いを持ち続けています。時計好きのたかひろさんはお父さんの「時計友」で、お父さんは東京に来ると息子の光太さんより先に、たかひろさんと時計を見に行くそうです。
2人で銀座に行ったときには、偶然光太さんと鉢合わせしたこともありました。たかひろさんは、光太さんが古着の仕事に長く関わってきたことを挙げ、父が諦めた古着屋の夢を息子がある種叶えていると話します。
トイレの美味しんぼが結婚につながった?ジブリと漫画の家
お父さんは絵も上手で、末っ子で次男の大吾さんはきょうだいで一番絵がうまいといいます。深水家は女・女・男・男の4人きょうだいで、表現好きの源はどこにあるのかという話に進みます。
幼少期の深水家では、家に帰ると『天空の城ラピュタ』などのジブリ作品がいつも流れていたそうです。光太さんは、美穂姉とえりこさんが『千と千尋の神隠し』を映画館で6回ほど観ていたと明かします。
お父さんはガンダムやエヴァンゲリオンが好きで、家には漫画もたくさんありました。トイレには『美味しんぼ』が山積みになっていて、美穂姉がよく読んでいたといいます。
漫画家のたかひろさんは、この漫画の環境が自分の結婚にまでつながっていると考えます。美穂姉は漫画家への強いリスペクトを持つ漫画好きで、その縁でえりこさんを紹介してもらった気がするというのです。
父の本棚
トイレに『美味しんぼ』が山積みになっている
美穂姉の漫画好き
漫画家を一番すごいと思うほどのリスペクトが育つ
紹介
美穂姉の縁で、たかひろさんとえりこさんがつながる
結婚
たかひろさんとえりこさんの夫婦が生まれる
一方で、たかひろさん自身はプライベートで漫画をあまり読まず、「人並み」だといいます。ただ、えりこさんによると、たかひろさんは仕事場で自分の漫画『大人大戦』を読んで爆笑していたことがあるそうです。原稿が届いて読んだら面白かったという理由で、光太さんは「それが一番大事ですよね」と受け止めます。
子どものころに漫画家を目指したかという話では、光太さんはサッカーに夢中で考えたこともなかったと答えます。代わりに名前が挙がったのは美穂姉で、小学生のころ恋愛系の漫画を描いていたという話まで飛び出しました。
小銭がないだけで死ぬ?姉に鍛えられた弟はモテる
たかひろさんが笑ったのは、大人になってからの家族旅行での美穂姉と光太さんのやり取りです。自販機の前で美穂姉に100円を持っていないかと聞かれた光太さんが「持ってない」と答えると、「死ねよ」と言われたといいます。
光太さんは「小銭持ってないだけで死ぬんですか?」と返したそうで、たかひろさんは「聞いた限り光太は悪くない」と擁護します。ただ光太さん本人は、そうしたことが日常茶飯事すぎて覚えていないといいます。
この空間に一緒にいることに対してイライラするって言われたことあります。
えりこさんには「姉がいる弟はモテる」という持論があります。強い姉に鍛えられるからで、深水家にはその姉が2人もいます。光太さんにも心当たりがありました。
でもそう言われたらすっごい聞いてもないのに全部言われます。女の子はトイレ行った後に会計するんだよとか。
えりこさんは、お母さんは息子の光太さんを可愛がって甘やかしすぎるほどだと話します。光太さんにお金がなかった時代、お母さんは炊飯器を持って東京に来て、光太さんはスクランブル交差点の前でそれを受け取ったそうです。
光太さんは、厳しい姉たちのおかげで女性への幻想を持たずに済んだと考えています。
身近な女性からガンガン言われて育ち、女性への幻想がない
女性を崇めすぎ、いつもニコニコで尽くしてくれる存在だと思いがち
なんか女性のあの幻想みたいなの。
(幻想が)なくてよかったなって。
たかひろさんにも姉がいますが、たかひろさんの姉は弟に甘かったそうです。たかひろさんは子どものころ、姉の好きな日の丸弁当の梅干しをティッシュに包んで、姉の帰りを待って渡していたといいます。光太さんは「媚びたことはないです」と対照的な返事をします。
いかに存在を消すかという。キルア状態でした。
光太さんが例えに出したキルア ── 漫画『HUNTER×HUNTER』の登場人物。暗殺一家に育ち、気配を消して動く技術を身につけていますのように、光太さんは姉たちの前で気配を消して暮らしていたということです。えりこさんも、3人暮らしのころは毎日のように「いつ出てくの?」と言っていた気がすると振り返ります。
1週間ゼロ人の客引きと、深水家の「辛口の愛」
たかひろさんが好きなのは、光太さんの上京直後の話です。光太さんは上京してすぐ、美穂姉に客引きのアルバイトを紹介され、何もわからないまま街頭で「居酒屋どうですか」と声をかけることになりました。
光太さんは初日からうまくいかず、えりこさんによれば泣いて帰ってきたそうです。1週間ひとりも客を引けなかったと語られ、悔しさから美穂姉と一緒にインターネットで客引きのやり方を調べたといいます。
美穂姉はきつい言葉を浴びせながらも、やり方を少し教えてくれたそうです。えりこさんはそれを「ツンデレっていうか、まあ愛はある」と表現します。
たかひろさんは、深水家には甘い愛ではなく辛口の愛があり、だからこそ仲がいいとまとめます。美穂姉とえりこさんも、LINEで口喧嘩をするほどぶつかり合う一方、親友のような姉妹だといいます。
えりこさんは、美穂姉が東京へ行くとき信じられないほど号泣しました。理由は数学を教えてくれる人がいなくなるからで、美穂姉に教わればテストで100点が取れたといいます。
話はお父さんにも及びます。寡黙だが好きなことには止まらないオタク気質で、リモコンの位置やランドセルの片付けにうるさかったそうです。えりこさんによれば、お父さんは光太さんをかなり厳しく叱っていたといいます。
父親は「なっていく」もの?結婚観と子育ての実感
光太さんから「男の子が欲しいか」と聞かれたたかひろさんは、伊藤家の事情を話します。伊藤家は父と息子の仲が悪い家系で、たかひろさんの父と祖父はバチバチに対立していたそうです。
たかひろさん自身は父と仲が悪いというほどではなかったものの、ほとんど話さず、娘の空ちゃんが生まれて初孫ができたことで、ようやく少し話すようになったといいます。その姿を見てきたため、男の子だったらいずれ憎み合うかもしれないと怖さがあったそうです。
たかひろさんとえりこさん夫婦も、美穂姉の家も、子どもは2人とも女の子です。姉妹で集まると家が女の子だらけになり、えりこさんは一斉に話しかけられて「聖徳太子」のように全部聞けるようになったと笑います。
光太さんは、以前のエピソードで子どもを産んだ話に涙が出たと伝えたうえで、自分も結婚したいと語ります。OUR'sのローズさんは、仕事以外の時間は子どもの写真ばかり見ているほどで、結婚して大きく変わったといいます。
たかひろさんも、友達から「かっぴーが父親なんて想像できない」と言われていたそうです。光太さんはその話を受けて、こう語ります。
たかひろさんは、母親は産んだ瞬間に母親になるが、父親には試練が必要だと話します。最初は気持ちがあっても行動がついてこなかったといいます。
気持ちはあるが、行動がついてこない
試練を経て、行動で父親として見られるようになる
でもだからそのやっぱ深海家の女性はいいですよ。そのボコボコにして愛を伝えてくれるから。
光太さんは、昔のえりこさんを知っているだけに、たかひろさんが首輪をつけられ鞭で叩かれているような結婚生活を想像していたそうです。実際にはえりこさんは優しかったと光太さんは話しますが、えりこさん本人によれば、投げ飛ばしたことや、暴れた拍子にたかひろさんの足の指を折ってしまったこともあったといいます。
結婚生活で大切なのは「おならはトイレで」?
光太さんが結婚生活で一番大切なことを尋ねると、たかひろさんは「トイレでおならをする」と答えます。えりこさんも、相手の前でおならをするのは本当にダメだと続けます。
ルールっていうか、やっぱなれなれしくなっちゃうじゃん、やっぱ。
たかひろさんは、「おならはトイレで」という言葉にいろいろなものが詰まっていると話します。光太さんは、家族になりすぎず男女の感じも残すことだと受け止めます。
女性にはその女性であり続けることを求めてるくせに。
たかひろさんも根はオープンなタイプで、自分は気を抜きながら女性には女性らしさを求めていたことを、えりこさんに怒られてハッとしたそうです。一方の光太さんは正反対の感覚の持ち主でした。
おならがちょっと可愛く見えちゃう。
光太さんは、家の中なら鼻をほじるのも気にならないといいます。ただ、鼻くそを机の下につけるのは「人間的にやばい」と線を引きます。
そんな光太さんが唯一受け付けないのが、フリフリの靴下です。レースやドット柄の靴下を見ると友達にもなれないほどで、ロリっぽい世界観が苦手だといいます。
フリフリの靴下履いてたら嫌いになります。
フリフリと男のタンクトップは同じ?筋トレと服の関係
光太さんのフリフリ嫌いを受けて、たかひろさんは、フリフリはそもそも男のために着る服ではないと分析します。例えに出したのは、年中タンクトップを着ている筋肉自慢の男性でした。
女性の可愛さを、私は私のためにこう増幅させるためにこれを着てるっていう感じじゃない?多分。
モテるためではなく、自分の男らしさをより男らしく見せるために着る
モテるためではなく、自分の可愛さを自分のために増幅させるために着る
話は筋トレに移ります。えりこさんはムキムキの男性がタイプではないといい、光太さんも顔とのギャップが強すぎるムキムキには違和感があると話します。
たかひろさんは、筋肉がつくと服が似合わなくなり、「一番かっこいいのは白T」という境地に向かいがちだと指摘します。光太さんも、筋肉が大きすぎて古着の買い付けで何も着られず、光太さんが試着するのを横で見ていた知人のモーガンさんの話を紹介します。
たかひろさんは、近所のパーソナルジムに通わなくなり、道でトレーナーに会うと逃げるようになったと告白します。一方の光太さんは今もジムを契約していて、トレーニングを絞り込んでいます。
太ももさえやっておけば代謝上がって[テストステロン]もめちゃくちゃ出るらしくて。
光太さんは、上半身を鍛えすぎず、スクワットと30分のランニングを週2回ほど続けているといいます。光太さんがテストステロンと呼んでいたのは男性ホルモンのことで、触ってみたたかひろさんとえりこさんが「硬った」と驚いたところで、姉弟トークは締めくくられます。
まとめ
姉弟トークから見えてきたのは、凶暴な姉と生意気な弟がぶつかり合いながらも、厳しい言葉や行動で支え合ってきた深水家の姿でした。WEGOの服から文化服装学園への進学、客引きの特訓まで、光太さんの節目にはいつも姉たちの「辛口の愛」があったようです。
- 光太さんのファッションの原点は、小学6年生の熊川祭りでの衝撃と、美穂姉がWEGOで選んでくれた服だった
- えりこさんと光太さんは中学時代から上京後の3人暮らしまで激しく喧嘩し、美穂姉が「お母さんよりお母さん」として場を収めていた
- 古着屋の夢を諦めた父、ジブリや漫画があふれる家庭が、表現系のきょうだいを育てた背景として語られた
- 厳しい姉たちのおかげで女性への幻想を持たずに済んだと光太さんは振り返り、えりこさんは「姉がいる弟はモテる」と持論を語った
- 結婚生活では「おならはトイレで」という緊張感を大切にしていると、たかひろさんとえりこさん夫婦は話した




