90日で7兆円を投じる企業とは?
今回のきっかけは、マイクロソフトとGoogleの親会社Alphabetの決算です。どちらもAIに巨額投資しているのに、マイクロソフトの株価は上がり、Alphabetの企業価値は一夜で10%も下がりました。ホストはまず、その投資規模の大きさから話を切り出します。
皆さんこんにちは。米国株投資の耳寄りな話へようこそ。
よろしくお願いします。
いきなりなんですけど、皆さん、たった90日間で452億ドル、日本円にして約7兆円もの大金を投じてですね、
コンピュータチップとかデータセンターを買いあさる企業があるって想像できますか?
いや、7兆円ってなんかもう国家予算クラスというか、ちょっと想像を絶する規模ですよね。
そうなんですよ。しかも市場は、その決算を見て大喝采を送ったわけです。
その一方で、最大のライバル企業が全く同じように巨額の投資をしてクラウド事業を倍増させたのに、一夜にして企業価値を10パーセントも吹き飛ばされてしまうという。
本当に同じようにAIという次世代技術に社運をかけている巨大テック企業同士なのに、
今回の決算で市場が下した審判はですね、あまりにも残酷なまでに真っ二つに分かれましたね。
ですよね。ということで、本日のテーマは「マイクロソフト堅実決算で株価上昇。これからの企業投資家から支持される条件とは?」です。
市場の評価基準がまさに今、根本から転換しようとしている様子が、データからありありと読み取れる非常にエキサイティングなテーマですね。
今回の深掘りをお聞きいただくことでですね、皆さんには話題の最新決算の要点がわかるだけじゃなくて、
なぜ好決算でも株価が下がる企業があるのか、そして今後投資家から本当に選ばれるAI関連企業の条件って何なのかっていう、一歩踏み込んだ投資の目線が身につく内容になっています。
この2社の決算報告書などの情報を元に、株式市場の裏側で何が起きているのか、しっかり解き明かしていきましょう。
もはや「AIとクラウドの絶対王者」
本題に入る前に、お二人は今のマイクロソフトがどんな企業なのかをおさらいします。
私もリスナーの皆さんと同じ目線でワクワクしています。では早速、市場に歓喜をもたらしたマイクロソフトの決算から紐解いていきたいと思うんですが、
決算の数字に入る前に、そもそも現在のマイクロソフトってどんな企業かという前提を、少しおさらいしておきたいなと。
昔からあるWindowsとかOfficeソフトの会社っていうイメージを持ってる方も、まだ多いかもしれないんですが。
馴染み深いですよね。
もちろんそれら(WindowsやOffice)も重要なんですけど、現在はですね、企業向けクラウド、それからAIプラットフォームの絶対的リーダーという立ち位置なんですね。
なるほど、もはやAIとクラウドの絶対王者と。発表されたばかりの2027年第1四半期、これは2026年の7月から9月期のことですが、
この決算を一言で表現するならどうなりますか?
一言で言うなら、AI需要が主導するクラウド、特にAzureの超高成長と、市場予想を大きく上回る好決算、これに尽きますね。
超高成長ですか。でも、巨額のAI投資ばかりかさんでまだ利益になっていないんじゃないのっていう、そういう市場の懸念みたいなものってありましたよね。
はい、ありました。AI投資は本当にリターンを生むのかっていう疑心暗鬼ですね。
でも、(マイクロソフトは)今回の決算でその懸念が全くの的外れだったことを、実際の数字で完全に証明したんですよ。
営業利益率50%は「魔法」なのか
ここからは決算の数字です。売上高、EPS、そして営業利益率の高さに、ホストも思わず聞き返します。
まず全体像ですが、売上高は前年同期比で19パーセント増の922億8000万ドルでした。予想が約906億ドルだったので、これも上回っています。
19パーセント増。これだけ天文学的な規模の巨大企業が、総売上高を20パーセント近くも急拡大させてるって、なんかもう成長のペースが全然落ちてないですよね。
ええ、本当に驚異的です。そして、1株当たり利益EPSも4.89ドルで、予想の4.72ドルをあっさりとクリアしました。
さらに強調したいのが、営業利益が前年比で21パーセント増えまして、なんと営業利益率50パーセントを達成しているんです。
え、ちょっと待ってください。50パーセントですか?
はい、50パーセントです。
だって、さっき(マイクロソフトは)四半期で450億ドルもインフラに投資してるって言ってたじゃないですか。
ええ、投資してますね。
それなのに売上の半分が利益として残るって、なんか魔法でも使ってるんですか?
いやいや、魔法ではなくてですね、非常に強固なビジネスモデルの勝利なんですよ。最大の牽引役は、企業向けクラウド部門のAzureです。
ここ(Azure)が前年同期比で48パーセント増という驚異的な伸びを見せました。
クラウドが48パーセント増ですか。
でも、AIのインフラ構築ってとにかくお金がかかるから、ちょっと前まで各社とも、AIに何兆円も使ってるけど結局ただの金食い虫で終わるんじゃないかって警戒されてましたよね。
そうなんです。でもマイクロソフトは、投資したインフラを瞬時にマネタイズ、つまり収益化する仕組みをすでに稼働させているんですよ。
収益化の仕組みですか。
例えば、Copilotのユーザー拡大はもちろんですが、FoundryというAI開発プラットフォームがありまして、
これは顧客企業が独自のAIアプリを構築するための基盤なんですが、ここ(Foundry)の売り上げがなんと3倍以上に跳ね上がっているんです。
ああ、なるほど。(マイクロソフトは)自社でAIツールを作って売るだけじゃなくて、
自社専用のAIを開発したい企業に対して、開発環境とか計算リソースそのものを貸し出してるわけですね。
まさにそれです。顧客がAIを使えば使うほど、マイクロソフトが投資したサーバーやGPUがお金を生み出す仕組みなんです。
(マイクロソフトは)AIが実験段階から企業の実務に組み込まれる実装段階に入った恩恵を、最も直接的に受けているんですよね。
私なりにちょっと考えてみた例えがあるんですけど、聞いてもらえますか?
お、いいですね、ぜひ。
これって例えるなら、超高級な最新オーブンを次々と買い込んでいるパン屋さんなんだけど、実はもうお店の外にはお客さんが大行列を作っていて、
焼いたそばからパンが飛ぶように売れている状態ということですよね。だから巨額の投資をしても、利益率が50パーセントも出せると。
全くその通りです。素晴らしい例えですね。
「もっと使いたかったのに使えなかった」設備投資
452億ドルという設備投資には、実は意外な裏側がありました。話は次期のガイダンスと、手元の現金の話へ進みます。
実際、その計算リソースに対する需要がちょっと異常なレベルに達していまして。当四半期の設備投資452億ドルという途方もない数字なんですが、これ実はですね。
実は。
もっと使いたかったのに使えなかった結果なんですよ。
え、450億ドルも使ったのに、まだ使い足りなかったんですか。
そうなんです。サードパーティー、つまりデータセンターの建屋を作る業者とか、冷却設備やGPUを供給する外部パートナーの納入がどうしても追いつかなくて、
想定していた予算を使い切れなかったんです。
予算が余ったんじゃなくて、物理的な供給の限界だったと。じゃあ、その(お客さんの)大行列はまだまだ続くってことですよね。
市場が一番気にする未来の数字、ガイダンスについてはどうだったんですか。
それが非常に強気でして、次期、つまり第2四半期の売上高見通しは960億ドルから971億ドルと発表されました。
ということは、18パーセントから19パーセント増くらいですね。
ええ。そして市場を最も驚かせたのが、Azureの成長率です。今回の48パーセント増から、次期は49パーセントから50パーセント増へとさらに加速する見通しを出したんです。
え、規模がこれだけ大きくなってるのに、パーセンテージでの成長スピードが逆に加速するんですか?普通は鈍化しますよね。
そこがすごいところなんです。
先ほどのパン屋さんの例えで言えば、オーブンを追加したそばから待機していたお客さんがなだれ込んでくるため、売り上げの急増として数字にダイレクトに表れているわけです。
なるほど。でも、そこまで猛烈な勢いでお金を使っていて、(マイクロソフトの)手元の現金は枯渇しないんですか?企業である以上、キャッシュが尽きたら終わりですよね。
そこが最大の強みであり、市場が安心した理由ですね。
どれだけ巨額の設備投資をしても、経営陣はカンファレンスコールで、通年でフリーキャッシュフロー、つまり会社が自由に使える手元の現金は黒字を維持するとはっきり明言したんです。
投資家が一番気にしている、これだけお金を使ってお財布の中身は大丈夫なの?っていう不安を、完璧に払拭したわけですね。
しかも、手放しで全ての事業が絶好調というわけではない中で、です。
資料を細かく見ると、PCメーカー向けのWindows OEMやデバイス売上はPC市場の在庫調整の影響が残っていて、次期も30パーセント台半ばの減少を見込んでいるんです。
本業の柱の一つであるPC関連は、むしろ明確に足を引っ張っている状態なんですね。
ええ。それでも市場は、その弱含みを完全に相殺して余りあるAzureとAI事業の爆発力を評価しました。
結果として、最悪の警戒シナリオだった500億ドル規模の支出を下回って、投資比率を保ちつつ持続的な成長ストーリーを証明できたので、時間外で株価が上昇したわけです。
(マイクロソフトは)お金の使い方が極めてうまくて、儲かる仕組みが完全に出来上がっていると認められたわけですね。いやー、強すぎる。
はい、盤石ですね。
クラウド103%増のAlphabetは、なぜ売られたのか
ここで話題は、ライバルのAlphabetへ移ります。クラウドの成長率ではマイクロソフトを上回っていたのに、株価は急落しました。
さて、ここで今日のもう一つの大きなテーマに踏み込みたいと思います。冒頭で触れた、一夜にして企業価値を10パーセントも吹き飛ばされた最大のライバル、Alphabetについてです。
Googleの親会社ですね。
はい。彼らの決算資料を見ると、クラウド部門であるGoogle Cloud自体の売上は、なんと前年比103パーセント増と、マイクロソフトのAzureを凌駕する成長率を叩き出しているんですよね。
そうなんですよ。クラウドの成長率だけを見れば、Alphabetの方が圧倒的に高いんです。それにも関わらず、決算発表後に株価は急落しました。
そこが本当に不思議なんです。なぜ同じようにAIクラウドを展開して、しかもマイクロソフト以上の成長率を見せているのに、
株式市場はここまで残酷なまでに評価を分けたんでしょうか。
その答えはですね、AIを現実にどうマネタイズしているかという、ビジネスモデルの根本的な違いにあります。決定的な違いの一つが、先ほども出たフリーキャッシュフローです。
マイクロソフトは(フリーキャッシュフローの)黒字を維持するって明言してましたよね。
ええ。ところがAlphabetは今四半期に約514億ドルの設備投資を行った結果、フリーキャッシュフローが約91億ドルのマイナス、つまり赤字に転落してしまったんです。しかも2四半期連続で。
マイナスですか。つまり、稼ぐスピードよりもインフラ投資で外に出ていく現金のスピードの方が速くて、お財布のお金がどんどん流出している状態ですね。
でも、マイクロソフトだって巨額の投資をしているのに、なぜAlphabetだけが赤字になるんですか。
ここで重要になるのが、彼らの本業の収益構造の違いなんです。
収益構造の違いですか。
ええ。マイクロソフトはBtoB、つまり企業向けビジネスが中心です。企業がAIを使えば使うほど、計算量に応じて顧客からダイレクトに料金を徴収できる従量課金モデルなんですね。
(マイクロソフトは)確実に利用料をもらっている状態ですね。
対して、Alphabetの屋台骨は消費者向けの検索とYouTubeの広告収入です。
今回、検索広告は12パーセント増、YouTube広告は9パーセント増と、いずれも市場の成長予想に届きませんでした。
ちょっと待ってください。それってこういうメカニズムですか?私たちってGoogleで検索するとき、新しく導入されたAIの回答を、タダで見てますよね。
ええ、無料ですね。
つまり、裏側ではAIがものすごく高度でコストのかかる計算をして回答を出してくれているのに、検索結果の画面に表示できる広告の数が急に10倍になるわけじゃない。
まさにその通りです。従来のシンプルな青いリンクを表示するだけの検索に比べて、生成AIを使った検索って、サーバーにかかる計算コストが桁違いに跳ね上がるんです。
でも、ユーザー体験を考えると、検索画面を広告だらけにするわけにはいかない。
つまり、ユーザーに提供するサービスの原価はAIによって爆発的に増えているのに、そこから得られる広告収入の伸びが全く追いついていないという構造的なジレンマを抱えているんですよ。
なるほど。だから(Alphabetは)利益率が圧迫されて、現金の持ち出しが発生してしまうんですね。これはストンと腑に落ちました。
クラウド部門がいくら103パーセント成長しても、屋台骨である巨大な検索事業のAI化そのものが、重いコストとしてのしかかっている。
だから、Alphabetの2027年の設備投資はさらに大幅に増えるっていう強気のガイダンスを聞いて、市場は逃げ出したわけだ。
リターンが不透明なまま、コストだけが膨張していくのではないかという強い警戒感ですね。
現金が減り続ければ企業はどうするか。いずれは新しく株を発行して増資を行い1株当たりの価値を薄めるか、今の高い金利の状況で借金をするしかなくなります。
機関投資家が最も嫌うシナリオですね。やっぱり夢や技術力だけで株は買えない。自社株買いや配当を維持できる手元の現金が絶対に必要なんですね。
そういうことです。
企業向けの従量課金が中心。Azureは48%増、フリーキャッシュフローは通年で黒字維持を明言し、株価は上昇
検索とYouTubeの広告収入が中心。Google Cloudは103%増だが、フリーキャッシュフローは約91億ドルの赤字で、株価は急落
「いくら使ったか」から「いくら残したか」へ
2社の明暗から、お二人は市場の見方そのものが変わったと読み解きます。キーワードは「AI投資のフェーズ2」です。
つまり、この2社の全く異なる株価の動きは、株式市場のビッグテックに対する見る目が完全に変わったということを意味しているんでしょうか。
まさにその通りです。資料を総合すると、今の市場は明確にAI投資のフェーズ2に移行しています。
フェーズ2ですか。
ええ。これまでのフェーズ1は、とにかく他社に後れを取らないようAIインフラに巨額の投資をしているかという、積極性そのものが評価される時代でした。ハードウェアをかき集めろという段階ですね。
しかし今のフェーズ2は、その投資に見合う効果、ROIが出ているか、そして本業を含めてしっかりと現金を創出できているかを、数字で証明しなければならない時代に入ったんです。
いくら使ったかの時代から、いくら稼いで手元に残したかの時代へ変わったんですね。
投資家に選ばれるAI企業、3つの条件
では、このフェーズ2で勝ち組になる企業にはどんな条件があるのか。お二人は今回の2社の明暗から、3つの条件を挙げていきます。
では、このシビアなフェーズ2において、今後投資家から支持される企業、つまり勝ち組となるには、具体的にどんな条件を満たす必要があるんでしょうか。
今回の2社の明暗から導き出される条件は明確です。まず大前提として、条件1つ目。巨額の設備投資を行ってもフリーキャッシュフローの黒字を維持できること。これが最大の分岐点になります。
やはり最優先はキャッシュですね。手元のキャッシュを残せる企業は、株式の希薄化リスクや負債増大のリスクがなく、安心して買われると。
はい。そして次に、条件2つ目。
需要が供給能力を上回っていることを、売上の絶対額、トップラインの急増という数字で証明できること。
素晴らしいAIを作ってますっていう技術アピールじゃなくて。
ええ。顧客からの受注がパンクしていて、インフラ供給が追いつきませんという状態を、実際の売上データで示す必要があります。
先ほどのパン屋さんの大行列を、数字で証明しろと。
そうですね。最後に条件3つ目。BtoBのクラウドや法人向け領域で、堅実な定期収益、つまりストックビジネスを基盤にしていることです。
ストックビジネスですか。
はい。景気変動に左右されやすく、AI化によるコスト増を相殺しにくい消費者向けの広告モデルよりも、
企業から利用量に応じて毎月毎年確実にお金を回収できるモデルの方が、このAI相場では圧倒的に強いということです。
なるほど、今の条件を聞いて、頭の中ですごくクリアにつながりました。
おお、良かったです。
つまり、投資家がこれからのAI相場で血眼になって探し求めているのは、本業のストックビジネスで潤沢な現金をガンガン稼ぎ出し、
投資した巨額のインフラが即座に法人顧客の需要で埋まって利益を生み、さらに株主還元を絶対に傷つけない手元のキャッシュを残すという。
言ってみれば、自立型AI循環サイクルとでも呼ぶべき最強のエコシステムを回せる企業なんですね。
自立型AI循環サイクル、まさにその表現がぴったりですね。マイクロソフトは今回、このサイクルが完全に機能していることを実証してみせたから買われたわけです。
一方で、Alphabetは投資が先行して、キャッシュを圧迫している部分が露呈してしまったから売られた。
ええ。今後は世界を代表する大手ハイテク株の中であっても、
AIを純粋な現金に変えられる企業と、コストだけが先行してあえぐ企業との間で、さらに残酷な銘柄選別が加速していくことになります。
いや、本当にシビアな世界ですね。でも、水面下で動いているルールがわかると、決算数字の見え方が全く変わってきますね。
数字の表面だけでなく、ビジネスモデルの構造的な違いを理解することが、これからの分析には不可欠だということがよくわかる事例だったと思います。
ええ、本当に勉強になりました。
「コストの沼」に沈む企業を見抜けるか
最後にお二人は今回の議論を振り返り、リスナーに向けて、自分の注目企業をチェックする視点を投げかけます。
さて、今回はマイクロソフトの驚異的な利益率を叩き出した決算と、Alphabetとの明暗を分けたキャッシュフローと本業の強さの違いから、
これからのAI相場における勝ち組の条件について深掘りしてきました。
AIへの巨額投資そのものが手放しで評価される夢の時代は終わり、それをシビアに現金に変換できる企業だけが生き残る時代へ突入していますね。
まさにそうですね。リスナーの皆さんも、ご自身が注目しているテック企業が、今日お話ししたような自立型AI循環サイクルを力強く回せているか、改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。
ひょっとすると、AIブームに乗っているように見えて、実は裏側でコストの沼に沈みかけている企業が隠れているかもしれませんからね。
ええ、ぜひポートフォリオを見直す際の新しい視点として持ち帰っていただければと思います。
ということで、番組終了前に1つお知らせです。米国株投資の耳寄りな話のYouTubeチャンネルへのご登録、ぜひよろしくお願いします。
取り上げてほしい銘柄や、今回取り上げた2社についての感想など、コメント欄への投稿もお待ちしています。
それから、通勤中や家事をしながらでも聞けるバックグラウンド再生が可能なSpotifyやApple Podcastでも配信していますので、そちらもぜひご活用くださいね。
よろしくお願いします。
それでは次回も、お耳を拝借。
まとめ
今回は、マイクロソフトとAlphabetの決算の明暗から、AI投資を評価する市場の目線の変化が語られました。マイクロソフトはAzureの高成長と、巨額投資の中でもフリーキャッシュフローの黒字維持を示して買われました。一方のAlphabetは、クラウドが103%伸びても、検索のAI化によるコスト増でキャッシュが流出し、売られたと話されています。決算を見るときは、成長率だけでなく「現金が残る構造か」をチェックしてみてくださいね。
- マイクロソフトはAzure48%増、営業利益率50%。設備投資は供給が追いつかず使い切れないほどの需要
- Alphabetはクラウド103%増でも、広告モデルとAI検索のコスト増でフリーキャッシュフローが赤字に
- 市場はAI投資の「フェーズ2」へ。投資額よりも、稼いで手元に残したかが問われている
- 勝ち組の条件は、FCF黒字の維持、需要超過を売上で示すこと、BtoBのストックビジネス基盤の3つ


