連載を待ちきれないワートリ民が集まった番組の始まり
この番組は、本誌連載が待ちきれないというワートリファンのための、ファンによる「ワートリ成分補給番組」として始まりました。
前提として、アニメ3期までが共通の知識ラインとされています。原作の内容に触れるときは合図する形で進められます。
まずは2人の自己紹介から。カグアは56歳で、ワートリを本誌連載からずっと読んできた読者です。埼玉で家族と暮らし、仕事はポッドキャスト制作、好きなキャラは菊地原先輩だと話します。
あのシニカルな感じがね、好きなんですよね
オサレビト光は精神科病院で相談員をしながら、副業でnoteのメンバーシップを運営しています。ジャンプ最初の連載から今のジャンプスクエアまで買い続けているほどのファンです。
なんなら今日9月1日ですので、早くジャンプスクエア出ないかなっていうところと、今週乗るかなとか、もうそれぐらいもう待ち望んでるぐらいワールドトリガー大好きです
光の好きなキャラは烏丸京介。ただし呼び方は本名ではなく、あだ名の「トリマル」がしっくりくるといいます。
声優の名前と声が一致しない話
カグアは本誌派ではあるものの、アニメも好きで、声を聞いて「この声優さんなんだ」と反応してしまうタイプだと話します。
一方の光は、他のアニメも見るものの、声優の名前と声が完全には一致しないといいます。
なんとなくぐらいわかるんですけど、全然なんか声優さん好きの人とかとたまに話したりするんですけど、全然ハマって入ってこないんですよね、なんか耳から
カグアは、光の好きな風間先輩の声優が緑川光であることを挙げ、「光」つながりだと指摘します。名前の一致にはピンと来ないものの、言われれば似ているかもしれないと光は返しました。
第1回テーマは「小南先輩 騙され年表」
第1回のテーマは光からの提案です。まずキャラクターとして小南桐絵を選びました。
強いのにすごい素直なんですよね。あのキャラクターがまずすごいなっていう、このなんか愛されキャラクターだなって思ってるんですよ
そんな彼女の「騙され年表」を作って語りたい、というのがこの回の趣旨です。強いのに素直で愛されるという小南のキャラクター性が出発点になっています。
光は情報のずれをなくすため、ChatGPTを使って緻密な年表を用意してきました。この年表は今後noteの記事として公開する予定だと話しています。
そもそも小南先輩とはどんなキャラなのか
ワートリ初心者に向けて、小南のプロフィールが整理されます。所属は玉狛支部の玉狛第一で、ポジションはアタッカーです。
武器は斧や、それがくっつく薙刀のようなカスタムの手持ち武器です。それに加えてメテオラやアステロイドといった弾も使います。
そういうタイプの近接、それから中距離両方いけるアタッカーってことですよね
つまり近接から中距離まで両方こなせるアタッカーです。そんな爆強のキャラでありながら、騙されキャラとして愛されているのがこの回の核心です。
人って強いのにも関わらず、やっぱ弱点ってあるんだなっていうのをやっぱ小南先輩から学ばされる
最初の騙し役は烏丸ではなく迅だった
騙され年表を見ていくと、意外な事実が浮かびます。イメージでは烏丸が騙し役に思えますが、初回に騙したのは実は迅でした。
この場面は、玉狛第二のメンバーを紹介するシーンです。迅が空閑遊真、雨取千佳、三雲修を小南に紹介する流れで起こります。
小南紹介するよ、自分の弟と妹って言って紹介するんだけど、「へー、そうなんだ」っていう、まあほんと素の、素のリアクションしてるかの感じで
迅は3人を「自分の弟と妹」と紹介し、さらに遊真と自分が似ていると言い添えます。小南はそれを素直に受け取ってしまいます。
そこへ烏丸が追い打ちをかけます。
鳥丸もなんか「え、知らなかったんですか?」みたいな感じで
最後に木崎レイジが「俺は知ってるぞ」と言いつつ、実は迅が一人っ子だと明かして小南が騙されていたことが判明します。それぞれのキャラの小南へのいじり具合がよくわかる場面です。
メテオラの伏線に見る葦原先生の設計力
この初期エピソードには、遊真が小南に全然勝てず、練習試合でようやく勝てるという描写もありました。
負けた遊真の髪が焦げていた点について、カグアはこの時点で小南がメテオラ使いである伏線が張られていたのではないかと指摘します。
この頃から結局もう武器はちゃんとね、それぞれのキャラクターにあらかじめ設定考えた上で物語を組み立ててたってことなんだよね
キャラクターの性格に合わせて武器まで設計されていたのではないか、という見方に光も同意します。本誌の連載が遅くてもしょうがないと思えるほどの緻密さだと2人は感心します。
「超かわいい」に照れる素直さ
2つ目の騙されは、初回からわずか2話後に起こります。今度は修をいじる形の騙し方です。
烏丸が「修が小南先輩のこと超可愛いって言ってましたよ」と伝え、小南がそれに照れてしまうというものです。
いくらその本人から直接オサムから直接聞いてなくても、烏丸から、「え、オサムが此玉先輩のこと超可愛いって言ってましたよ」って言われたら、めっちゃでも、でも一回ちょっと信じたくなりますね、嬉しいからっていう
カグアは、人によっては嫌みと取ることもあると指摘します。それでも光は、素直に受け取れる心が大事だと返しました。
この素直さっていうところがメリットであり、デメリットにもちょっとなってしまうんですけど、結構私、この素直さは結構今の時代結構大事なんじゃないかなと思ったりする
戦闘ではほとんど負けるシーンがない小南だからこそ、この騙されが戦闘中に足を引っ張る場面をいつか見てみたい、と2人は盛り上がります。
ヒュースまで巻き込んだ3つ目の騙され
3つ目の騙されは、ヒュースが玉狛第二に加入する重要なシーンで起こります。チームがパワーアップするかどうかの瀬戸際です。
ただしこの場面の小南は、これまでとは少しトーンが違い、若干疑っている様子も見せます。
ちょっとやっぱ耐性はついてるんですよ。やっぱ騙されてきたんで、ちょっと耐性はついてるけど、ヒュースのことまだわかってないんで
迅への複雑な感情や、ヒュースを強いと認めたくない負けず嫌いも影響しているのではないか、と2人は分析します。
そしてこの場面で印象的なのが、ヒュースも一緒に騙されてしまう点です。真面目で愚直なヒュースは、騙されてもその言葉をずっと信じてしまうタイプだといいます。
真面目な人が騙された怒りもあるんだけど、おいおい待てみたいな感じの、烏丸そんなやつだったの?みたいなさ、こうちょっとこう複雑な、あの、悔しがり方をする表情も、あれもね、良かったなぁ
焼肉屋での犬飼のカマかけ
4つ目の騙されは、別チームが相手です。焼肉屋で二宮隊と遭遇する場面で、20巻の東春秋が表紙の巻にあたります。
店名について、光は本誌を確認しながら「じゅじゅ苑」だと読み解きます。寿が2つで「じゅじゅ苑」ではないか、という推測です。
この場面では、これから二宮隊と戦うにあたり、犬飼澄晴がカマをかけて情報を引き出そうとします。
チカちゃんが実はこんだけ鳥を持ってるから、実はネイバーなんじゃないの?っていうカマをかけるやつですね
ヒュースへ直接ではなく、千佳を挟んで情報を抜き出す戦略でした。小南は「何言ってんの、チカは違うわよ」と反応し、まんまと引っかかってしまいます。
小南先輩がやっぱ、そのアマトリちゃんの方がよっぽど向こうの人っぽいよねっていうところに、「何言ってんの、チカは違うわよ」
人の言葉を的確に拾う犬飼の手腕に、2人は「策士だ」と感心します。影浦ではないが本心が読めないキャラだ、と評しました。
何度も同じ手に引っかかる理由
5つ目の騙されは21巻、遊真が表紙の巻です。烏間が特訓で駆り出される電話のやりとりの中で起こります。
晩飯当番を代わってもらうために、烏丸が「尊敬してます」と伝え、小南が心の底から照れてしまうという場面です。
これ普通だったらさ、そんなさ、こう、サービストークをさ、真に受ける人ってなかなかいないと思うんだけどさ、それをさ、本当に真に受けて、「そんな」って、本当に心の底から照れてるもんね
カグアは、バトルでは学習の賜物のように強いのに、なぜ騙されについては学習しないのかと疑問を投げかけます。
あんだけバトル強いんだからさ、バトルなんか学習の賜物だろうからさ、そんな人がさ、騙されについては学習しないのかっていう
光は、小南が毎回の騙されを別々のパターンとして新しく認識しているのではないか、と推測します。パターン認識の解像度が高いからこそ、毎回新しいものとして受け取ってしまうという見立てです。
同じ人に同じことやられるかっていうところで
なぜ小南先輩は騙されるのか
2人は、小南が騙される理由を掘り下げます。カグアは、戦う能力が低いのではなく、信頼した相手の言葉をそのまま受け取ることが原因ではないかと考えます。
信頼した相手の言葉をそのまま受け取るっていうことで、やっぱりこうチームでもね、お互い信頼して強くなるし
チームで強くなるための信頼が、日常生活では騙されにつながってしまう、という見立てです。
話は、そもそも騙されキャラは他の漫画やアニメでも珍しいという方向へ進みます。光は例として『NARUTO』の鈴取り合戦を挙げました。
表面的に見るんじゃなくて、深く見なさいよっていうところか
戦い方はシンプルで真っ直ぐ
一方で小南の戦い方は、裏をかくようなトリッキーな攻撃をほとんど見せず、シンプルだと2人は語ります。
大規模侵攻の場面では、中にトリオンがあることを把握したうえで、破壊しないよう緻密に敵を倒していたと考えられます。
コナミがあの場を荒らして、あとは俺たちがフォローするぞみたいな感じで言ってたもんね
光は、この戦い方のシンプルさそのものが、警戒心が育たなかった理由につながっているのではないかと分析します。
能力のパフォーマンスが高すぎてゆえの育たなかった能力みたいな
仮に戦闘で騙されても、パワーや反射神経でするりと切り抜けてしまいそうだ、と2人は想像を広げます。そんな場面もいつか見てみたい、と語り合いました。
小南先輩にサイドエフェクトはある?
話題はサイドエフェクトに移ります。小南には今のところサイドエフェクトが描かれていません。
逆にあったら教えてほしいぐらいです
繊細で細かい攻撃ができる小南には、身体感覚の細かさのような、人間ならではのサイドエフェクトがあってもよさそうだ、と光は話します。サイドエフェクトも今後のテーマにしたい、と2人はまとめました。
まとめと今日の騙されベスト1
この回の結論として、小南がなぜ騙されるのかが整理されます。戦闘もチーム戦もシンプルすぎて、その場をセンスで切り抜けられてしまう。だからこそ警戒心が育たなかった、という見立てです。
警戒するまでのポテンシャルが高すぎてのゆえのハンディを背負ってしまった
最後に、それぞれの「今日の騙されベスト1」を選びます。カグアはヒュースと一緒に騙される場面を挙げました。
光が選んだのは、修が「超可愛い」と言っていたと聞いて照れる場面です。
オサムがコナミ先輩のこと超可愛いって言ってましたよで超照れてる感じ
強いのにチャーミングで、解説では自分たち贔屓のピュアさも見せる小南。話は解説シーンの魅力にも及び、それも今後のテーマにしたいと盛り上がりました。
エンディングとお便りテーマ「サイドエフェクト」
この番組は、Spotify、YouTube、Apple Podcast、Listenなど、さまざまなプラットフォームで配信されています。
初回のお便りテーマは、収録中に話題に出た「サイドエフェクト」に決まりました。好きなサイドエフェクトや、あったらいいなと思うものなど、どんな切り口でも歓迎されます。
なんか人って自分が持ってるものって意外と気づいてなかったりするんですよ。それが実はサイドエフェクトじゃないかなっていうところを、ちょっといろんな視点で見れたらな、嬉しいなと思っているんですよ
お便りは概要欄の匿名フォームから受け付けています。感想やワートリ愛を、番組へ寄せてほしいと2人は呼びかけました。
まとめ
第1回は、最強のアタッカー小南桐絵が迅・烏丸・ヒュース・犬飼らに繰り返し騙されてきた歴史を年表でたどり、その理由をチームでの信頼と戦い方のシンプルさから読み解く回になりました。
- 最初の騙し役は烏丸ではなく迅で、玉狛第二紹介の場面で「弟と妹」と紹介されて信じてしまう
- 騙されの多くはキャラクター同士の関係性を描く場面と重なり、葦原先生の緻密な設計がうかがえる
- 信頼した相手の言葉をそのまま受け取る素直さが、チームでの強さと日常での騙されの両方を生んでいる
- 戦い方がシンプルでセンスで切り抜けられるため、警戒心が育たなかったのではないかと2人は分析した
- 初回のお便りテーマは「サイドエフェクト」で、概要欄の匿名フォームから募集している






