利益率が高い商売と低い商売って、そもそも何が違うの?
今回のテーマは、利益率が高い商売と低い商売の違いです。こむぎこさんは、そのどちらも経験してきた立場から話しています。
目安としては、利益率が50パーセント以上あると「高い」、10パーセントやそれ未満だと「低い」という印象になるそうです。
こむぎこさん自身が経験した利益率の低い商売は、物販でした。今から10年前ぐらいに8年間やっていて、利益率でいうと10パーから30パーぐらいの間だったといいます。
一方で、今やっている記帳代行やコンテンツ販売は利益率が高く、70パーセントぐらい。従業員を雇い、事務所の家賃を払っている経費を差し引いてこの数字なので、一人でやっていたときはもっと高く、90パーぐらいだったそうです。
そもそも利益率って何?売上に対する利益の割合の話
話の途中で、こむぎこさんは利益率そのものの説明を挟みます。利益率とは、売上を100パーセントと見たときの利益の率のことです。
たとえば100万円の売上があって、利益が10万円なら利益率は10パーセント。100万円あって70万円の利益なら、利益率は70パーセントになります。
では、利益以外の部分には何が入っているのか。ここが商売の性格を分けるポイントです。
利益以外には、原価と呼ばれる仕入れや手数料、送料などの経費が入ってきます。さらに従業員の給料、家賃、水道光熱費、ツール代、通信費なども商売にはかかってきます。
そうした経費を差っ引いた後に残るのが利益で、この利益が売上に対してどれぐらいの幅になっているかが利益率です。
なぜ利益率が高いほうが安定するのか、現金の残り方で語る
一般的には、利益率が高い商売のほうが安定すると言われています。こむぎこさん自身も、それを実感しているそうです。
利益率が高いと、現金の残る安定性が格段に違うといいます。逆に利益率が低い商売は、現金が残っているんだか残っていないんだか、管理しないとわかりにくいそうです。
その理由として挙げられるのが、物販という商売の構造です。物販は、まず仕入れというマイナスを発生させてから、後で高く売って売上を発生させる流れになります。
そのため利益率が高くないと、現金が増えているのかどうかがよくわからない状態になりやすい、とこむぎこさんは話します。
一方で利益率が高いものになってくると、売上イコール利益ぐらいの感覚になってくるので、現金イコール利益みたいな感じになりますね。
今いくら利益があるのかが現金とほぼイコールになる。だからこそ安定を図れる、というのがこむぎこさんの実感です。
物販からコンサルへ。みんなが乗り換えたくなる理由
ここからは、なぜ多くの人が利益率の高い商売に移りたくなるのか、という話です。こむぎこさんは、よくあるパターンを紹介します。
物販をわーっと頑張って、大変だなとなった後に、コンサルをやってみようかな、コンテンツを売ってみようかなとなる人が、結構な割合でいるといいます。
物販の経験を生かして、ツールやコンテンツを作ったり、誰かに教えるコンサルのビジネスに入っていく。それを経験した後は、他にも利益が取れるものはないかという発想になっていくそうです。
その理由はシンプルで、手残りが残りやすいから、そちらの商売に本格的に打ち出していくのだと説明されています。
「そんなに物販が儲かっているなら、コンサルしなくていいじゃないか」と見えるかもしれません。でも、そこにこそ答えがある、とこむぎこさんは言います。
それはもうコンサルの方が美味しい商売ですよ。だからやるんですね。
物販は安定しないし、大変だし、現金管理も必要。だから手っ取り早くコンサルで稼ごうという思考は、とても自然なことだとこむぎこさんは話します。
じゃあ全員が高い商売をやればいい?そう簡単じゃない理由
利益率が高い商売がそんなにいいなら、全員やればいいじゃないか。そう思うかもしれません。でも、こむぎこさんはそこに難しさがあると指摘します。
全員やれと言われても全員はできない。それが利益率の高い商売だ、というのが今回のポイントです。
どうしても利益率が低い商売のほうが手っ取り早い、とこむぎこさんは言います。スキルがほぼいらず、頑張ればいくらか稼げるのが低い商売だからです。
一方で高い商売は、そう簡単には始められません。コンサルをやろうと思っても技術がなかったり、ツールを作ろうにもどんなツールに需要があるのかわからなかったりします。
スキルがほぼなくても始めやすいが、現金が残りにくく管理が大変
現金が残りやすく安定するが、技術や経験がないと始めにくい
記帳代行が波に乗った理由は「物販の経験値」だった
こむぎこさん自身が記帳代行というビジネスをやるようになったのも、いきなり始めたわけではありません。土台には物販の経験がありました。
もともと物販の経理を自分自身でやっていて、ある程度技術がついてきた過去があったから、記帳代行が波に乗るようになったといいます。
さらに、物販の経験があるからこういう知識がある、という点を売りにできたのも大きかったそうです。それをいいなと思って頼んでくれるお客様が多く、それもプラスに働いたと話しています。
だから経験値がないと割と利益率が高い商売というのが難しかったりしますね。
つまり、いきなり利益率の高い商売に飛び込むのではなく、最初は利益率の低い商売で経験値を稼ぐというのもあり、というのがこむぎこさんの考えです。
下積み期間は必ずある。どんな商売をしたいかから考える
何かを始めるときには、下積みの段階がどうしても発生する。こむぎこさんは、これを実感として語ります。
利益率の高い商売をしたいとなったら、下積みをしないといけない期間がどうしても出てくるのだといいます。
こむぎこさん自身も、今こうして音声配信という形でコンテンツを貯めているところだそうです。経理以外にも、社会を変えたい、お金の不安を取り除きたいといった発信したいことが見つかり、思考を整理している段階だと話します。
だからこそ、どんな商売をしたいのかを考えながら、その利益率はどれぐらいなのかも一緒に考えてやっていくしかない、というのが結論です。
どんな商売をしたいのかっていうところも考えながら、利益率はどれぐらいなのかなっていうのも考えながら、やってくしかないかなと思います。
集客ができない、売上が立たないといった悩みがあれば、コメントを寄せてほしいとこむぎこさんは呼びかけて、この回を締めくくっています。
まとめ
利益率が高い商売は現金が残りやすく安定する一方、始めるには技術や経験が必要です。だからこそ、低い商売で経験値を積む下積み期間も、決して無駄ではないという回でした。
- 利益率とは、売上を100パーセントと見たときの利益の割合のこと
- 物販は仕入れが先に発生するため、利益率が高くないと現金管理が難しい
- 利益率が高い商売は現金イコール利益に近づき、安定しやすい
- 多くの人が物販からコンサルへ移るのは、手残りが残りやすいから
- 高い商売は技術や経験が必要で、下積み期間を経て始めるのが現実的


