そもそもドメインとは何か
番組「ボドゲの天下取り」、通称「ボド天」は、ボードゲームで天下を取るためにビジネス的な視点を交えて考察するチャンネルです。今回のテーマは「boardgame.jpを取得しました」という報告から始まります。
Manaさんはまず、取得した「boardgame.jp」がいわゆるドメインであることを説明します。ドメインとは、ウェブサイトのURLやメールアドレスに使われる、インターネット上の住所にあたるものです。
Manaさんは、このドメインが世界に一つしかない住所である点を強調します。だからこそ人気のある名前は取り合いになり、簡単には手に入らないと話します。
なぜboardgame.jpがそれほど価値あるのか
Manaさんは、ドメインの中でも人気があって取りにくいものの特徴を挙げます。極端に短いドメインや、造語ではなく世の中に実在するものの直接的な名前は、特に取得が難しいといいます。
その点で「boardgame.jp」は、明らかにボードゲームを指すドンピシャの名前です。Manaさん自身もボードゲームを制作し、界隈を盛り上げる活動をしているため、このドメインを取る価値は大きいと考えています。
さらにManaさんは、.JPドメインの意味合いにも触れます。.comのような汎用ドメインと違い、.JPは「日本の」という意味合いがつくため、よりレアだと説明します。
日本のボードゲームという世界唯一の住所を手に入れたという実感が、Manaさんのテンションを大きく上げているようです。
取得までの経緯とオークションの攻防
Manaさんが取得までの経緯を語ります。ウェブサービスを作ろうとドメインを調べていたところ、「boardgame.jp」はもともと別の所有者が持っていたことがわかりました。
ところがその所有者が契約の更新をしなかったなどの理由で、期限が切れると所有権が放棄される見込みだとわかったといいます。契約期間はインターネット上で公開されているため、Manaさんはその期限を把握して待っていました。
期限が到来して申し込もうとすると、同じように待っていた人たちからの申し込みが殺到しました。人気のあるJPドメインだったこともあり、「boardgame.jp」はそのままオークションにかけられてしまいます。
うわ、マジかと。せっかく待ってたのに、(boardgame.jpが)オークションかっていう形だったんですけども
それでもManaさんはオークションに参加し、入札を続けます。そして先日、オークションの時間切れを迎えたとき、最高入札者がManaさんとなり、無事に取得できました。
あなたが最高入札者です、落札おめでとうみたいなメールが来るわけなんですよ。それを見た瞬間、うわぁってなりました
この取得をXで報告したところ、多くの反響があったといいます。Manaさんは、ドメインの持つ力を実感すると同時に、日本を代表するドメインを持つ責任感も感じていると話します。
何を作るか、既存サービスとの競合という壁
Manaさんは、このドメインを何かがしたくて取ったわけではないと率直に打ち明けます。利用用途を想定した上で取ったのではなく、ボードゲームのドメインというだけで欲しくなってしまったといいます。
これで単純に私個人のブログとかを上げたら、ちょっとどうなの?っていう感じもあります
そのため何に使うかをずっと考えているものの、なかなか答えが出ないとManaさんは言います。まず思いついたのは、日本のボードゲーム情報をまとめるポータルサイトでした。
しかしManaさんは、インディーズも含めた一次情報はゲームマーケットのサイトに揃っており、過去作のアーカイブはボードゲームミュージアムが持っていると指摘します。改めてまとめ直す意味があるのか、という疑問が残ります。
レビューやボードゲームカフェの情報を載せる総合ポータルも検討しましたが、海外のBoardGameGeekのようなサイトの日本版を考えても、すでにボドゲーマが存在するといいます。
ニュースサイトや新しいメディアの立ち上げも考えたものの、Table Games in the Worldのような既存の情報サイトが各領域をしっかり押さえていると、Manaさんは悩みを口にします。
結構いろんなことやっても番戦時になってしまうよなぁっていったところもすごく悩んでおります
「日本のボードゲームを海外へ」という方向性
悩んだ末にManaさんが今のところ考えているのは、.JPドメインが「日本を代表している」という扱いを活かす方向です。日本に住んでいると日本代表であることを意識しにくいが、国をまたぐと日本であることが強みになると話します。
そこでManaさんは、日本のボードゲームを海外に紹介したり販売したりすることに特化したサービスを一案として挙げます。海外の人から見ても「boardgame.jp」なら日本のボードゲームを扱うサイトだとわかりやすいという理由です。
ただしManaさんは、日本のゲームを海外に紹介する会社としてヤポンブランドがすでにあることにも触れ、扱いが被ると微妙かもしれないと慎重な姿勢を見せます。
もう一つの案として、日本の専門ウェブサイトと相互連携し、情報を集約するポータルという扱いも考えているといいます。ただ、どの方向にも既存の強い存在があり、Manaさんは悶々としていると語ります。
日本のボードゲームを海外に紹介・販売する。.JPが日本を代表する意味合いを活かせるが、ヤポンブランドなどと扱いが被る懸念がある
日本の専門サイトと相互連携して情報を集約する。ただしゲームマーケット、ボードゲームミュージアム、Boardgamerなど強い既存サイトが存在する
名前だけは決まっている「boardgame.jp」
Manaさんは、大きすぎる名前ゆえに下手なものを作れないという緊張感も語ります。一気にすごいサービスを立ち上げることになるため、一人でできるのか不安もあるといいます。
そのため方向性が決まったら、手伝いや協力をしてくれる人を募り、組織的に動く可能性もあるとManaさんは話します。
一方で、サービス名だけはすでに決まっているといいます。何をやるかわからないのにサービス名が決まっているのは変な話だと自ら認めつつ、その名前はドンピシャの「boardgame.jp」です。
サービス名はほんとドンピシャのボードゲームドットJPっていうサービス名にしようかなっていうふうに思っております
Manaさんは、これはサービス名になりうるだけの強いドメインだと考えています。ドメインイコールサービス名にしようとしている一方で、どういうサービスにするかはまだ決めかねているのが正直なところです。
Manaさんは、いいアイデアがあればコメントやXで絡んでほしいと呼びかけます。まずは取得したことをこの場で報告した、という段階のようです。
天下取りの軌跡としての一歩
Manaさんは、このチャンネルがボードゲームで天下を取るための軌跡を発信する場であることを改めて説明します。天下を取るには知名度や界隈への貢献度が必要だと考えています。
その観点から、このドメインを取得できたことは、かなりいい方向に進むのではないかとManaさんは前向きに受け止めています。
Manaさんは、boardgame.jpをどう作っていくのかも、今後の配信で伝えていきたいと締めくくります。サイトの立ち上げ自体はだいぶ先になる見込みだといいます。
まとめ
Manaさんは、日本を代表するドメイン「boardgame.jp」を、オークションを勝ち抜いて偶然のように取得しました。使い道はまだ定まっておらず、既存の強いサービスとの競合を避けつつ、日本のボードゲームを海外へつなぐ方向を模索している段階です。
- boardgame.jpは日本を代表するレアなJPドメインで、Manaさんはオークションで最高入札者となり取得した
- 明確な用途を決めて取ったわけではなく、ドメインの魅力だけで欲しくなったと率直に語っている
- ポータルやニュースサイトはゲームマーケットやBoardgamerなど既存の強いサービスがあり、差別化に悩んでいる
- 現時点の有力案は、日本のボードゲームを海外に紹介・販売する海外向けサービス
- サービス名は「boardgame.jp」に決まっているが、中身は未定で、アイデアや協力を募っている



