iPhoneに残っていた、誤変換だらけのミルクメモ
この回でハイエナさんが読み返すのは、赤ちゃんが生まれてすぐの頃に残していた音声メモです。当時のiPhoneの音声入力は誤変換だらけでしたが、温度感は残っていると話します。
ハイエナさんはnoteやXで育児に関する発信をしていて、番組名の通り、徐々に育児モードから仕事モードへ切り替えている最中だと説明します。
メモは生後2、3ヶ月頃、ミルクをあげながらiPhoneに話しかけて残したものです。この回では、そのメモをただ読み上げながら、当時どう思っていたかを補足していきます。
深夜1時53分、眠さしかない夜の記録
最初のメモは深夜1時53分。起きてから20分ほど経ち、赤ちゃんが泣いたのでミルクをあげている、という記録です。
いつも早く飲めという気持ちでいるのですが、これも今だけの感情です。いずれは哺乳瓶なんか手に取ってくれなくなるんです。
2時5分のメモでは「幸せそうに見えます」と書いた直後に「私は眠いので寝ようと思います」と続きます。ハイエナさんは、もうほとんど眠いんでしょうねと振り返ります。
うちの場合、ミルクは10分ほどで飲み終わるので、あげ始めが1時53分、飲み終わりが2時5分だったのだろうと推測します。
続く4時36分は「眠いです。やっぱ一時間ぐらい寝れなかった」、5時54分は「とにかく眠い」。この時間帯は眠い以外の感想がないと話します。
なかなかひどいけど、もう夜の対応のリアルがここに詰まってるのかなと思いますね。
「相当あれ」――全部飲んでほしいのに、怖い
7時11分のメモでは、200ミリリットル作って飲ませている場面です。3時間以上経っているので、200ミリリットル近く飲んでくれると「相当あれですね」と書かれています。
ハイエナさんは、この「相当あれ」も眠すぎて自分が何を言っているか分かっていなかったのだろうと笑います。
ここには、早く飲んでほしい気持ちと、全部飲んでほしい気持ちが同居しています。少ししか飲まないと、3時間も待たずにまたお腹が空いて起きてしまうからです。
一方で、たくさん飲んでくれると安心ではあるものの、寝ている時にミルクを吐いてしまうことがあり、それは少し怖いとも話します。
助産師さんに言われた「赤ちゃんには集中力がない」
10時46分のメモでは、160ミリリットルを作って「ガンガン飲ませていくっていうのはいいと思う」と書かれています。ハイエナさんは、これは根拠なしの思考停止だと振り返ります。
当時の助産師さんからは、赤ちゃんには集中力がないというアドバイスを受けたと話します。お腹が減っていないと、ミルクの途中で気移りして飲むのをやめてしまうのだそうです。
めっちゃお腹減ってたら、もうミルクのことで頭がいっぱいだったら結構集中して一気に飲んでくれるらしいので、時間をいっぱい空けて、毎回強烈にミルクを飲ませる。
間隔を空けて短期集中で大量に飲ませることで、飲む習慣も作りやすくなるという話でした。ハイエナさんの家庭は混合 ── 母乳と粉ミルクの両方で授乳を行う方法。母乳だけ、ミルクだけの育て方と区別される。で育てていたと補足します。
ただし、こうしたアドバイスがどこまで本当なのかは分からないので、AIに聞いてみる必要があると考えたと話します。
満腹まで飲ませるか、少なめをこまめにか――AIに聞く
ハイエナさんは、育児の疑問はなんでもAIに聞いていくのがこれからの育児かもしれないと話し、音声認識で質問を投げかけます。
問いは、生後1〜3ヶ月の赤ちゃんに、お腹いっぱい飲ませて間隔を空けるのがいいのか、それとも少なめをこまめに与えるのがいいのか、というものです。
前者は睡眠時間が長くなるが吐き戻しのリスクがある。後者は吐き戻しは減るが、睡眠が短くなって親の負担が大きく、赤ちゃんの発育に悪影響はないのか。
使ったのは、ちょうど出たばかりだというClaudeのモデルです。回答を聞いている間に、ハイエナさんは別のメモの読み上げに戻ります。
1時9分のメモは、ミルクを作ったタイミングで奥さんが起きて授乳が始まり、作ったミルクが不要になった場面です。「疲れかけのミルクを片手にしょんぼりとしてる私」と書かれています。
うんこして、また飲む――笑える記録と、怖い記録
14時17分のメモでは、赤ちゃんがベロで飲み口を押し出そうとしている様子が記されています。飲みたくない時のポーズだが、気にせず突っ込む、と書かれています。
あ、うんこしてる。これはすごいぞ。そしてうんこした後また飲み出すね。当たり前で赤ちゃんは臭い。
ハイエナさんは、これはベロで押していたのではなく、排泄のために気張っていた時のポーズだったのかもしれないと振り返ります。
16時7分のメモでは、170ミリリットル作って「飲み干しそうで怖いです」、さらに1日うんこをしていないのでお風呂でとんでもないことが起きそうで「怖い」と続きます。
結論赤ちゃんが怖い。
当時はミルクの飲む量が全く安定しませんでした。50ミリしか飲まない時もあれば、200飲んでその1時間後にまた100飲むこともあり、うんちが出ないことも重なって大変だったと話します。
昼勤と夜勤に分けていた、当時の運用
22時22分のメモでは200をあげていて「タガが外れたようにこの子いっぱい飲むようになりました」と書かれています。飲みすぎても不安だし、飲まないのも不安なのだと話します。
23時9分のメモは「寝れない。三十分ぐらいしか寝てないわ」。3時間仮眠してから夜勤で赤ちゃんの世話をするはずが、全然ダメだったという記録です。
ここでハイエナさんは、当時の運用を説明します。夫婦で昼勤務と夜勤に分かれていたそうです。
朝7時ごろ
夜勤の交代後、まず寝る
昼12時ごろ
起きて、夕方6時ごろまで二人で世話をする
夕食後
一度寝て仮眠を取る
夜12時ごろ
起きて夜勤に入る
23時9分のメモは、その夜勤前の3時間の仮眠がうまく取れなかったことをぼやいたものだったと振り返ります。
AIの回答は「どちらの極端でもなく」
読み上げの合間に聞いていたAIの回答が返ってきます。結論は、どちらの極端でもなく、目安量を3、4時間おきに、赤ちゃんの満腹サインが出たら止めるのが標準的な考え方、というものでした。
満腹まで飲ませる点については、吐き戻し自体は生後数ヶ月の赤ちゃんにごく普通で、健康な赤ちゃんが吐き戻しで窒息するリスクは非常に低いと説明されました。ただし無理に飲み切らせるのは避けた方がよいとのことです。
睡眠の長さは満腹度より乳幼児突然死症候群 ── 健康に見えた乳児が睡眠中などに突然亡くなる原因不明の病気。仰向け寝が予防として推奨されている。の発達段階に左右される部分が大きく、たくさん飲ませれば長く寝る、は期待するほど効かないとも述べられました。
少なめをこまめに与える点については、1日の総量が足りていて体重が順調なら発育に悪影響はないとのことです。発育の指標は一回の量ではなく、体重の増加量だと説明されました。
結局は、3、4時間おきに適量を基準としてあげ、残しても気にしない。1日の総量と体重の増減を見てあげればよい、というまとめになりました。
書く気力がない時期ほど、声で残したほうがいい
ハイエナさんは、便利な世の中になったと繰り返します。自分はコミュ障で、いろんな人に質問したり電話で相談したりが苦手だと明かします。
最後に、冒頭の深夜1時53分のメモをもう一度読み返します。「いずれは哺乳瓶なんか手に取ってくれなくなるんです」という一節です。
今は哺乳瓶を作って洗うのが面倒だと感じていても、哺乳瓶と格闘するのは長い人生で言えば1年ほど。貴重な体験だと思って過ごしていただければと話し、この回を締めくくります。
まとめ
眠さで語彙が壊れた12本のメモには、早く飲んでほしい気持ちと全部飲んでほしい気持ち、そして「怖い」という不安が生々しく残っていました。書く気力がない時期ほど、声で残しておく価値があるのかもしれません。
- 生後2〜3ヶ月の頃、ミルクをあげながら残した音声メモを時刻順に読み返した回
- 助産師さんからは「赤ちゃんには集中力がなく、お腹が空いていれば集中して飲む」と聞いた
- AIの回答は「どちらの極端でもなく、目安量を3〜4時間おきに、満腹サインが出たら止める」
- 夫婦で昼勤・夜勤に分け、夜勤担当は仮眠を挟んで対応していた
- コミュ障で相談が苦手なぶん、育児の相談は生成AIが大きく役立った




