JIMTOFとは何か、今年はなぜ「特殊」なのか
JIMTOF2026は、2年に1度、偶数年の秋に東京ビッグサイトで開かれる工作機械の見本市です。しぶちょーさんは番組冒頭で、会場へ向かう電車の中でも聞けるよう、行く人向けの事前情報を短くまとめると話しています。
JIMTOFはJapanInternationalMachineToolFair ── 日本国際工作機械見本市の英語名。日本工作機械工業会などが主催し、世界有数の規模を持つ工作機械の展示会ですの略で、日本国際工作機械見本市のことです。工作機械とは金属を削って部品を作る機械で、しぶちょーさんは「機械を作るための機械」と説明しています。
会場には工作機械だけでなく、工具、測定器、ロボットなどが所狭しと並びます。しぶちょーさんはJIMTOFを、メカ好きのためのユートピアであり、ものづくりに関わる人が全国から集まるお祭りだと表現しています。
奇数年には名古屋でMECTという展示会が開かれ、JIMTOFと交互に開催されています。JIMTOF自体は今年で33回目です。
JIMTOF2026の会期と入場条件は、番組では次のように紹介されています。
| 項目 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 会期 | 10月26日(月)〜31日(土) | 10時〜17時、最終日のみ16時閉場 |
| 会場 | 東京ビッグサイト | 東館の3ホールは改修工事で使えない |
| 入場料 | Web前売り1000円 | 当日券は3000円、前売りは25日まで |
| 規模 | 出展者1134社 | 主催者いわく歴代2位、来場目標13万人以上 |
今年のJIMTOFが特殊なのは、東京ビッグサイトの改修工事で、東館の3ホールが使えないためです。しぶちょーさんは、東館の約半分近くが使えない状態だと話しています。
それでも出展者数は1134社で、主催者いわく歴代2位です。来場者の目標も前回並みの13万人以上なので、しぶちょーさんは、狭くなった会場に前回と同じくらいの人が来れば大混雑になるだろうと予想しています。
足が棒になる前提の「靴」選び
大混雑が予想されるJIMTOF2026について、しぶちょーさんは休憩する場所もあまりないかもしれないと注意を促します。そのうえで強く勧めるのが、歩きやすい靴で来ることです。
靴ね、JIMTOFめっちゃ大事ですから。もう革靴で来るとかね、(もってのほか)ですよ。もうスニーカーで来てください。
もうスニーカーこそ至高です。
スーツにスニーカーは合わないという人には、アシックスなどが出している走れる革靴を、少し高いけれど買うという選択肢も挙げています。靴の装備を工夫すれば、足に余力を残したまま回れるという考えです。
しぶちょーさんは今年のJIMTOFを、ギュッと凝縮された濃密な展示会になりそうだとまとめます。狭くて濃いからこそ、何を見るかを先に決めていくことが大事だとして、今年のトレンドを探る方法へ話を進めます。
出展者の紹介文をワード分析すると何が見えるか
しぶちょーさんによれば、展示会は事前情報なしで行くと「なんかすげえ」「なんかでけえ」で終わってしまいがちです。そこで今回は、いつもとは違う方法で今年のトレンドを調べています。
具体的には、AIを使ってJIMTOF公式サイトに載っている出展者の紹介文と、各社がJIMTOF向けに出したプレスリリースを集め、どんな単語が使われているかを分析しました。さらに前回のJIMTOFの情報も集め、2年前と今年で言葉の使われ方がどう変わったかを比べています。
収集
公式サイトの出展者紹介文と、各社のJIMTOF向けプレスリリースを集める
集計
文章の中にどんな単語が使われているかを数える
比較
2年前のJIMTOFの情報と並べ、増えた単語を探す
解釈
増えた単語から今年のトレンドを読み取る
ワード分析で最も多かった言葉は「加工」でした。しぶちょーさんは、工作機械の展示会なのだから当たり前で「ノーカン」だと笑います。その後に続く「自動」「精度」「生産」「品質」も、正直何のヒントにもならなかったといいます。
そこでしぶちょーさんが注目したのは、頻出単語そのものではなく、前回に比べて増えた単語です。真っ先に思い浮かぶのは、2年前と今とでは雲泥の差があるAIだろうと話しています。
AIは14社に1社、増えてはいても主役ではない
ワード分析の結果、紹介文や展示の説明にAIという言葉を使っていた会社は全体の約7%、58社でした。しぶちょーさんは、およそ14社に1社という割合だと説明しています。
前回(2年前)のJIMTOF: 全体の約3%
JIMTOF2026: 全体の約7%(58社、約14社に1社)
前回の約3%から約7%へと確実に増えてはいますが、しぶちょーさんは主役と呼べるほどではないと見ています。世の中ではAIの展示会やツールが次々に出ているものの、JIMTOFの主役がAIやフィジカルAIだと言えるほどの盛り上がりではない、というのが今年の実態です。
なんかAIに関する展示、工作機械の展示いっぱいあるんだろうなって期待してる人は、そのちょっと期待感は一回置いといた方がいいかなと思いますね。
前回から倍増した言葉は「現場」と「省人」
AIを除いて前回から増えた言葉を拾うと、「現場」と「省人」がほぼ倍の頻度になっていました。しぶちょーさんはここから、機械を止めずに少ない人数でものを作りたいという要求が非常に強くなっていると読み取っています。
一方で「ロボット」という言葉は増えていませんでした。しぶちょーさんは、AIもロボットもそもそも手段であり、課題を解決するのに使ったのがたまたまAIだったという話なので、手段が前面に出てくるのはマーケティングとしてはありでも、おかしな話ではあると話しています。
「現場」「省人」がほぼ倍。「AI」もやや増加
「ロボット」は前回から増えていない
しぶちょーさんは、「現場」と「省人」の増加を、現場の人手不足への対応が需要として顕著に表れたものだと解釈しています。少子高齢化の社会で人手不足が進み、さらに加速していくことは分かりきった課題だからです。
その危機感とか、実際に人手不足にあえいでいる、その現状みたいなものが、言葉の集計に如実に表れているかなと思います。
「フィジカルAI」は製品ではなくビジョンとして見る
しぶちょーさんがJIMTOF2026の展示を見るうえで要注意だと話すのが、フィジカルAIという言葉です。AIが機械やロボットの体を持ち、現実世界で働くという考え方で、かなり強めのトレンドワードだといいます。
ただしフィジカルAIには、そもそも定義がありません。しぶちょーさんは、AIという言葉にすら定義がないのだから、フィジカルAIはさらに曖昧で、言ったもん勝ち感があると話しています。
そのため、フィジカルAIを活用した新製品が発表されたのではないか、という視点でJIMTOFを見ると、がっかりするかもしれないと注意しています。一方で、各社のフィジカルAI系の展示自体は多いようだと、調べた感触も話しています。
しぶちょーさんが勧める見方は、フィジカルAIの展示を、その会社が目指す姿やビジョンとして見ることです。モーターショーのコンセプトカー展示のようなノリで見るのがいいといいます。
具体的な製品で「これがフィジカルAIです」と言っているものは、基本的に名前を変えただけだと思ったほうがいい、というのがしぶちょーさんの見立てです。
あ、これ去年までDXなんたらかんたらでしたよねと。あ、今年からフィジカルAIさんっていう名前に変わったんですねみたいな感じです。
しぶちょーさんはこれを、出会い系サイトがマッチングアプリに名前を変えて少し綺麗にリブランディングしたようなものだと例え、気にしなくていいとしています。JIMTOFは基本的に機械の展示会なので、メカを見てほしいというのが本人の思いです。
それでも世の中の流れからAIは外せないとして、しぶちょーさんは個人的に注目しているAI系の展示を紹介していきます。まずは機械やロボットが実際に動く系のAI展示です。
TAKISAWAの台車ロボットは切粉をどう取り除くのか
機械が動く系のAI展示で最初に挙げられたのは、東3ホールにあるTAKISAWAです。旋盤メーカーで、現在はニデックグループの会社になっています。
TAKISAWAでは、台車に乗ったロボットが、旋盤の主軸に絡まった切粉 ── 金属を削ったときに出る削りくずのこと。長くつながって工具や主軸に絡むと、加工不良や機械停止の原因になりますを自分で判断して取り除くデモを行うようです。この台車ロボットは本来、人の代わりにワークを入れ替えるロボットです。
ワークの入れ替えだけでもかなり省人化できますが、しぶちょーさんによれば、それだけでは足りません。たまたま付いた切粉が残ると人手で掃除しなければならず、それでは省人化にならないため、切粉の除去も機械にやらせたいという発想です。
ただし切粉は毎回同じ場所に絡むわけではなく、ランダム性があります。そこで、カメラとAIで切粉の絡んだ場所をその都度判断して除去する仕組みになっています。
しぶちょーさんは、どうやって取り除くのか、どのくらいのスピードで動くのか、どれくらい細かい切粉まで取れるのかは、実機展示で確かめてみるといいと話しています。
三菱電機は工作機械とヒューマノイドをどう連携させるか
2つ目の注目は、南2ホールの三菱電機です。工作機械のCNCやモーターを作っているメーカーで、今回は面白いコンセプト展示をするようだとしぶちょーさんは紹介しています。
三菱電機が予告しているのは、人が言葉で指示すると、AIが登録済みの作業メニューから段取りを組み、工作機械とヒューマノイド ── 人間に近い形をした人型ロボットのこと。人間向けに作られた環境や道具をそのまま使える点が期待されていますに仕事を振り分けるシステムのデモです。
指示
人が言葉で作業を指示する
確認
AIが指示の内容を確かめて返す
段取り
登録済みの作業メニューから段取りを組む
振り分け
工作機械には加工、ヒューマノイドにはワークを置く段取り・掃除・取り出し検査などを振る
しぶちょーさんによれば、これまでロボットごとに作り込んでいた工作機械とのつなぎを、言葉のやりとりで済ませようというコンセプトです。まだ研究段階で実用には至っておらず、2030年の実用化を目標にしているとされています。
これね、工作機械の前にやっぱ人型のロボットが立つって、結構未来の工場のビジョンそのものだから、これを見せてくれるっていうのは非常に楽しみですよね。
三菱電機の展示はSNSでも話題になっていたため、かなり混むだろうとしぶちょーさんは予想しています。それでも確実に押さえておいていいブースだと勧めています。
ファナックの「フィジカルAI CNC」とは何か
三菱電機と同じ南2ホールにあるのが、CNCの大手ファナックです。ファナックは「フィジカルAI CNC」を紹介すると予告しています。
ファナックの展示は、機械をコンピューターの中に再現するデジタルツイン ── 現実の機械や設備をコンピューター上に再現した仮想モデル。実機を動かす前にシミュレーションで動作や結果を確かめられますと生成AIを組み合わせたソリューションです。しぶちょーさんは2つの例を紹介しています。
1つ目は、タブレットに手書きした文字を「可愛い字体にして」と頼むと、生成AIが字をデザインし直し、それを彫刻する加工プログラムまで作るというものです。2つ目は、アラームで止まったときにCNC内の設定値や履歴を見比べて原因を推定し、直して再び動かすというものです。
どちらも、AIの答えをまずデジタルツインで試し、人が承認してから実機へ送るプロセスを踏むようです。しぶちょーさんは、熟練者頼みだった頭を使う仕事を安全に自動化しようという狙いだと受け止めています。
フィジカルAIかっていう感じはちょっと若干するけども、ちょっと見てみないとわかんないね、これね。
ファナックの展示もまだコンセプトで、ビジョンの段階です。しぶちょーさんは、ブースで実演が本当にあるかは調べてもわからなかったとしつつ、説明員やコンセプト展示は何かしらあるはずなので、絶対チェックすべき会社の一つだと話しています。
ニデックマシンツールの金属3Dプリンタは造形中に学習する
機械が動く系AIの最後は、東3ホールのTAKISAWAと同じブースにあるニデックマシンツールです。ここでは、一般に想像する3Dプリンタよりはるかに大きい、レーザーで金属を溶かして積層する業務用の金属積層造形機が展示されます。
ニデックマシンツールの金属3Dプリンタには、AIが入っているようです。溶けた金属の様子をカメラで見ながら造形中に機械学習し、レーザーの強さと動かす速度を自分で調整するデモが展示されるとされています。
しぶちょーさんによれば、レーザーで溶かして盛るタイプの金属3Dプリンタは、薄い壁などで熱がこもって崩れやすいという課題があります。そこで溶けた部分の明るさ、つまり温度の目安と、ノズルとの距離を見ながら条件を随時変え、綺麗に積層しようという仕組みです。
課題
薄い壁などは熱がこもって崩れやすい
観察
溶けた部分の明るさ(温度の目安)とノズルとの距離をカメラで見る
調整
造形中に機械学習し、レーザーの強さと移動速度を変える
狙い
綺麗に積層する
ちょっとね、こうAIでコントロールする部分が地味というか、見た目にはあまりわからないかもしれないんですけど、これ非常に重要な技術だなと思ってて。
しぶちょーさんは、こうしたリアルタイム系のAIは技術として面白いので、見ておくといいと勧めています。
DMG森精機の生成AIは機械トラブルにどう答えるのか
ここからしぶちょーさんは、AIの仕事は機械を動かすことだけではないとして、人の作業を助けたり仕事を楽にしたりするAIの紹介に移ります。最初は東8ホールのDMG森精機です。
DMG森精機は、生成AIの「サービスエージェント」のデモを予告しています。機械にトラブルが起きたときにチャットでやりとりすると、アラームの内容から、いつ何が起きて何をすればいいかを整理してくれる仕組みです。
サービスエージェントでは、AIが出す選択肢を選んでいく形で進みます。AIはDMG森精機のマニュアルを参照し、修理担当エンジニアの知見をもとに、機械の状況を答えてくれるといいます。
マニュアルが登録されている機械であれば、その場で試せる対策まで出してくれます。それでも直らなければ修理依頼の文面まで作ってくれるため、夜中に無人で機械が止まり詳しい人がいなくても、最初の対応をすぐに示してくれるAIだとしぶちょーさんは説明しています。
サービスエージェントは10月19日にすでに提供が始まっているサービスのようで、しぶちょーさんは「ザ生成AI」という使い方だと評しています。会場で実際に質問させてもらえるとうれしい、とも話しています。
ただなんかこういうのって攻撃性の高いね、いけないプロンプト打ち込みたくなりますよね。これ聞いて本当にね、ガードしてくれるかみたいなね。
しぶちょーさんは、AI界隈の人はプロダクトが出るたびにそうしがちだと笑いつつ、プロンプトインジェクション ── AIに特殊な指示文を入力して、本来の制限や設定を回避させようとする攻撃手法のことはあまりしないほうがいいとも付け加えています。
ナガセインテグレックスの「GRIDE EYE」は高速回転する砥石を見る
人を助けるAIの2つ目は、東7ホールの一番奥にあるナガセインテグレックスです。超精密な研削盤 ── 砥石を高速回転させて金属の表面を削り、高い精度で仕上げる工作機械のことのメーカーです。
研削盤で仕上げに使う砥石を、メーカーは雷おこしに例えているそうです。削っていくうちに砥粒が脱落したり目詰まりしたりして、砥石は小さくなったり形が変わったりし、それが不良の原因になります。
しかし加工中の高速回転する砥石の表面は見えません。そのため研削盤では、職人が音や火花で砥石の状態を判断してきたと、しぶちょーさんは説明しています。
この課題に対してナガセインテグレックスが開発したのが「GRIDE EYE」です。回っている砥石の表面を撮影してAIで解析し、不具合の予測や、砥石の切れ味を戻す目立て ── 摩耗や目詰まりした砥石の表面を削り直し、切れ味を回復させる作業のタイミングを教えてくれる装置です。
職人が音や火花で、見えない砥石の状態を判断する
GRIDE EYEが回転中の砥石表面を撮影・AI解析し、不具合予測や目立てのタイミングを示す
GRIDE EYEは回転したまま毎回同じ場所を撮影できるため、どれだけ変化したかを見比べられます。しぶちょーさんは、熟練の人の感覚を画像とAIで置き換えようという話だとまとめ、とんでもないスピードで回る砥石をどう撮っているのかと驚いています。
さらに10月28日の夕方には、工作機械の国際会議IMECで、ナガセインテグレックスの研究発表も予定されているようです。テーマは、生成AIで画像から研削液の映り込みを消し、その画像を別のAIで見て研削状態を評価するというものです。
IMECは有料の講演で一般来場者はなかなか聞けませんが、しぶちょーさんは、そうした研究の成果が展示されているはずなのでぜひ見に行くといいと勧めています。
ノベルティ集めは事前チェックが鍵
AI展示の紹介を終えたしぶちょーさんは、展示以外のお楽しみに移ります。最初はノベルティ、つまり展示会でもらえる記念品です。
各社のノベルティについては、切削工具の情報サイト「タクミセンパイ」が、こだわりノベルティをまとめた記事を出しています。しぶちょーさんは、その記事を見るのが一番早いと紹介しています。
SNS見てて、他の人がね、ここのブースでこんなもらいましたっていうのを見て、わーあれ欲しかったってなるのが展示会あるあるなんで。
しぶちょーさん個人が欲しいと思ったのは、大昭和精機の「NEWベビーコレット型ストラップ」です。工具をつかむための部品であるコレットをストラップにした、マニアックなものだといいます。
大昭和精機のストラップは西2ホールのブースで数量限定で配布されるようなので、欲しい人は早めに行くといいとしぶちょーさんは話しています。
切削加工ドリームコンテストの作品は生で見る価値がある
見ておきたいものとして紹介されたのが、東8ホールのDMG森精機ブースに並ぶ「切削加工ドリームコンテスト」の全応募作品です。業界の技術と技能を競い合って高め合うために、DMG森精機が2004年から続けている削りの技を競うコンテストです。
これすごいですよ。え、削りでこんなん作れるの?みたいな。
会場には切削の限界に近い芸術的な加工品が並びます。しぶちょーさんは毎年、どうやって加工したのかと思いを馳せるのが好きだといいます。
工作機械自体を見るのも楽しいものの、手の込んだワークを展示しているところはあまりないとしぶちょーさんは話します。本物の職人が削って作ったものを、作り方を予想しながら見るのも楽しいと勧めています。
お金を払ってでも手に入れたいポスターセッションの論文集
最後のお楽しみは、見て楽しむのとは逆に、お金を払ってでも手に入れてほしいものです。それが、南4ホールのポスターセッションで売られている論文集です。
南4ホールでは、大学や研究機関が工作機械の研究をポスターセッションで発表しています。ただ南館は遠く、ちょっと僻地感があるため、意外とみんな行かないとしぶちょーさんは話します。
それでも今年は東館の約半分が使えないため、南館まで足を伸ばす人が増えるのではないかとしぶちょーさんは見ています。そのときにぜひ論文集を買ってほしいといいます。
論文集の値段は1500円か2000円くらいだったとのことです。工作機械の最新の研究結果がまとめられているため、しぶちょーさんは技術者なら絶対買いだと話しています。
毎年SNSで私発信するんですけど、その度に、あ、こんなのあるんですねってね、買いに行く人が続出するようなものなんですけど。
論文集は数量に限りがあるため、欲しい人は早めに買いに行くといいとしぶちょーさんは勧めています。
今日の結論と、今年しぶちょーさんがJIMTOFにいない理由
しぶちょーさんの結論は、今年のJIMTOFは「狭くて濃い」ものになるだろうという予想です。そのうえで、AIの看板に惑わされすぎず、まっすぐ機械を見てほしいというのが本人の信条です。
AIを見るなら今回紹介した展示を見たほうがよく、フィジカルAIは製品ではなく会社の方針やビジョン、コンセプトとして見るのがいい、というのがしぶちょーさんの意見です。
体調管理についても呼びかけています。しぶちょーさんは2年前のJIMTOFで生まれて初めてインフルエンザにかかったそうで、会場は密集するためマスクなどの予防をし、無理のないように回ってほしいと話しています。
クロージングでは、今年しぶちょーさん自身はJIMTOFにいないと明かしています。勤め先のブースで「支部長さんいますか?」と聞くと、本当にどこかの支部の長である偉いおじさんが出てきてしまうかもしれないので、尋ねないでほしいと笑いを交えて伝えています。
その代わり、しぶちょーさんはJIMTOFのタグでSNSを検索して情報をキャッチアップするので、面白い展示があればつぶやいてほしいと呼びかけています。撮影NGのブースも多いため、写真を撮る前には必ず説明員に声をかけてほしいとも注意しています。
今回紹介しきれなかった注目展示は、ブログで公開するかもしれないとのことです。ただしPHPの脆弱性の件でWordPressのブログを移行したい事情があり、記事を書けるかはわからないと話しています。
まとめ
JIMTOF2026は東館3ホールが使えないなかで歴代2位の出展者数を迎える「狭くて濃い」展示会になりそうです。しぶちょーさんは、ワード分析で見えた省人化への関心を踏まえつつ、AIの看板より機械そのものを見ることを勧めています。
- 混雑が予想されるため、歩きやすい靴とWeb前売り登録(1000円)で備える
- 出展者の紹介文では「AI」は約14社に1社で、主役ではないが前回の約3%から約7%に増えている
- 前回から倍増したのは「現場」と「省人」で、人手不足への対応が強い需要になっている
- フィジカルAIの展示は、新製品ではなく各社のビジョンを示すコンセプト展示として見る
- ノベルティ、切削加工ドリームコンテスト、ポスターセッションの論文集など展示以外の楽しみもある






