二択で意見が分かれた?即レスPMと亀レスPM
やましょーさんは、レスは非常に早いが仕事が雑なPMと、仕事は丁寧だがすべてが遅いPMのどちらが一緒に仕事しやすいかを、すぅさんに問いかけました。今回のPM属人化ラジオは、この二択をめぐる雑談です。
やましょーさん自身は、雑だけど即レスなタイプだと自認しています。そのうえで、一緒に働くなら丁寧な亀レスのPMのほうが進めやすいと感じることが多いといいます。
やましょーさんは、その時の思いつきで話し、翌日に「やっぱり違いました、ごめんなさい」と言うことが多いといいます。同じタイプのPMが2人いると、言うことがそれぞれ違ってチームが混乱しかねません。
丁寧な人が1人いるだけで安心感があり、遅い部分は自分が早めに作業を進めて重ねることでカバーできる、というのがやましょーさんの考えです。
即レスPMバーサス亀PM、どっちの方が仕事しやすいかっていう、ちょっとお互いの意見をすり合わせたいというか。
すぅさんが雑な即レスを選ぶ理由とは?
すぅさんは、二択なら正直なところ雑な即レスだと答えました。やましょーさんとは意見が分かれた形です。
理由は、プロジェクトはどうせ変わっていくものだからです。早く意思決定して前に進めば、早く失敗に気づいて軌道修正できることが多いと、すぅさんは話しました。
どうせプロジェクトなんていろいろころころ変わるもんなんで、とりあえず一旦意思決定して前に進むっていうところを早くやった方が、早く失敗に気づいて早く軌道修正できることが割と多いなと思っているから。
一方で、すぅさんは「丁寧」の中身にも疑問を挟みました。確実に正しい意思決定をしてくれる亀レスならよいが、丁寧とは何なのかが難しい、という問いです。
やましょーさんは、丁寧の基準を「期待値にフィットしたアウトプットが出てくること」と置きました。そのうえで、少しずれていても早く回答がもらえるほうがよいのか、もう少し早く欲しかったと思う丁寧な回答のほうがよいのか、と重ねて尋ねました。
ずれたら即修正か、一週間待たされるか
すぅさんは、メンバーとして一緒に働く立場で考えました。ずれた返事をする人は論外としたうえで、即レスでずれが来ても「ずれてますよ」とすぐ返せば、すぐに修正できると話します。
悶々と考えられて数日後に返事が来るよりはよい、というのがすぅさんの見立てです。一週間ほどの差が出るなら、全面的に即レス派だといいます。
レスがないと何もこっち動けなくなっちゃうことが多い気はするんだよな。
返事が来ないと「あれどうなってるのかな」と気になり、周りの作業が全部止まってしまうからです。とりあえず返事があれば自分も返せ、相手からも即レスが返ってくるので、大変でも決まるのは早い、とすぅさんは考えています。
ずれていても、その場で「ずれてますよ」と返せて、すぐ修正できる。早く失敗に気づける
返事が来ない間、周りの作業が止まってしまう。信頼できる返事なら待てるが、不安定だと「ただ遅いだけ」になる
修正のループか、信じて待つか
やましょーさんは、雑な即レスの人と仕事をやりづらいと感じる場面を挙げました。どこがどうずれているかを確認するフィードバックのサイクルが多くなり、修正に時間を取られてしまうことです。
対話そのものは必要だと認めつつ、最初の一回の指示で済めばその先のプロジェクトにもっと時間を注げる、と感じるそうです。心配でも信じて自分の道を進み、後から進捗が確認できればありがたい、というスタンスです。
すぅさんは、その点に納得を示しました。亀レスでも、ちゃんと考えて返ってくるという信頼感があるなら、そのほうがよいかもしれないと話します。
遅いけどちゃんと考えてちゃんと返ってくるんだったら、まあ信じれるから。けど、そこが不安定だったりすると、ただ遅いだけみたいな。
やましょーさんは、「来週までの宿題」に間に合わないのは亀レスではなく単なる納期遅れで、それも論外だと付け加えました。
目指すのは「丁寧な即レス」?
すぅさんは、目指すべきは丁寧な即レスだと話しました。やましょーさんは冗談めかして「スーパーマン」と返しています。
すぅさんは、丁寧の定義が先ほどの話のとおり「期待にフィットすること」だとすれば、即レスでも丁寧にできそうだと考えています。今ある情報の中で最適な返事をすればよいので、能力やスキルより、日々ちゃんとやっているかどうかで決まる、という見方です。
ずれを早く潰すコミュニケーションとは?
やましょーさんは、両立を目指すという結論になりそうだと思いつつ、共通点として「いかに早く、ずれそうなところのコミュニケーションを先にできるか」を挙げました。
ふわっとした宿題を渡されてよくわからなくても、翌日に「こんな方向ですか」と出せば、違っていてもダメージは小さく済みます。フィードバックをもらえないほどわからないときは、「わからないので教えてください」と伝えたほうが、信頼関係も作れることが多いそうです。
すぅさんは、雑さについても同じだと話します。「雑ですが」と先に言ってもらえれば、変わる可能性を前提に動けるので楽だといいます。
丁寧な即レスでも、遅れている理由や今の状況が分かれば安心できます。やましょーさんも、焦っているときは「時間が限られていて荒いかもしれません」と一言添えたり、「雑だけど考え切ったので信じてください」と伝えたりすると、見る側も見方を変えられると話しました。
何も伝えずに雑な返事や遅い返事が来る。相手は雑さや遅れの理由が分からず、不安になる
「雑ですが」「遅れています」と先に伝える。相手は前提を理解して動け、安心感も生まれる
「もうこれで決まり」の落とし穴とは?
すぅさんは、雑な即レスのPMで注意したい点として、雑に決めたのに「もうこれで決定」と言い切る人を挙げました。後で内容が変わるからです。
めっちゃ雑に決めてるけど、もうこれで決定みたいな感じで決めてるけど、「いやそれ本当かよ」みたいな思いながらも、「もうこれで決定なんだから」みたいな言ってる人と後で変わるから。
やましょーさんは、本人はそのときに確信めいたものがあるものの、よく聞くと過程をすっ飛ばして結論に立っていることが多いと応じました。
2人とも、自分は雑な即レス派だと認めています。すぅさんは翌日に意見が変わることもザラにあり、やましょーさんも朝令暮改だと笑いました。
雑な即レス同士なら話は進みやすい一方で、お互いに期待値を合わせる対話をしないと、とんでもない方向に行く可能性があると、やましょーさんは注意を促しました。
ゲームも仕事も、やりながら考える派?事前に全部さらう派?
やましょーさんは、ポッドキャストの企画も緻密な計画なしに、ゆるいコンセプトだけ決めて収録に至ったと振り返りました。すぅさんも、やりながら考えるほうが進み、長い目で見ればよい結果が出そうだと話しました。
やましょーさんは、ゲームの説明書や基礎知識を先に入れるか、やりながら体感で覚えるかを聞きました。やましょーさんは断然後者で、ゲームオーバーとリセットを繰り返すタイプです。
これに対してすぅさんは、意外にも事前インプットをしっかりするタイプでした。全体を一度さらい、実際にやってみてからもう一度戻ってくる流れが多いといいます。
どうせ忘れるんだけど、どっかに頭の片隅に残ってるやつがつながったりすることがやってると出てくるから、そっちの方が個人的には進めやすい。
すぅさんの事前インプットは概要だけではなく、各論の細かい中身まで一通り読むやり方です。理解しきらなくても、こんなことが書いてあったと知っておいてから動き始めるといいます。
やましょーさんは、感覚的に掴めるところまで掴み、やりながら違いの理由をたどって仕様に納得していくタイプだと説明しました。細かいところまで見られるすぅさんを羨ましいとも話しています。
2人は、コミュニケーションでは同じ雑な即レス派でも、プロジェクトの理解の仕方は似て非なるものだと整理しました。すぅさんは、PMのやり方は人それぞれで、どれも正解ではない感じがすると話しています。
感覚的に掴める範囲まで掴み、やりながら違いを潰して理解を深める
先に細かい中身まで全体をさらい、実際にやってから戻ってくる
雑でも許せないところは?誤字脱字へのこだわり
やましょーさんは、雑なタイプだと言いながら誤字脱字にはとても敏感です。社外の初対面の人へのメールは何度も見直して送る一方、下書きに誤字が多いと気になってしまうそうです。
すぅさんは、自分は割と全部細かいタイプだと答えました。文字だけでなく、Excelの表がそろっていないことも気になります。
ただ、SlackやチームへのレスポンスのようなCOMMUNICATIONの場では、誤字をかなり出します。一方で、noteやX、お客様向けの資料やメールなど、アウトプットになり得るものはきちんと仕上げるといいます。
信頼してる、同じチームだったり、仲間の人たちへのレスポンスだったりとかはめっちゃ雑で。五月雨のように打っていく。
誤字に気づいても直さないこともあるそうで、やましょーさんは「伝わるっしょ」という感覚だと受け止めました。誤字脱字だらけのメッセージがすぅさんから届いたら、信頼の証と思えばよい、と話しています。
次回に向けて:リスナーへの呼びかけ
締めくくりでやましょーさんは、今回のテーマを「雑な即レスPMと丁寧なPM」の対決として振り返り、現場で思い当たることがあればコメントしてほしいと呼びかけました。
チャンネル登録や高評価も歓迎しており、毎週継続して発信していく考えです。すぅさんは、登録者数が100人か1000人になることを楽しみにしています。
まとめ
雑な即レスと丁寧な亀レスのどちらが働きやすいかでは、やましょーさんは亀レス、すぅさんは即レスと意見が分かれました。ただ、2人とも目指すのは丁寧な即レスで、そのために期待値をそろえることが大切だという点では一致しています。
- やましょーさんは丁寧な亀レス、すぅさんは雑な即レスのPMのほうが一緒に働きやすいと答えた
- すぅさんは、早く決めれば早く失敗に気づけ、返事が来ないと周りの作業が止まると考えている
- やましょーさんは、修正のやり取りが多くなる雑な即レスにフラストレーションを感じることがある
- 「雑ですが」「遅れています」と先に伝えて期待値をそろえることが、どちらのタイプにも大切
- すぅさんは、今ある情報で最適な返事をする丁寧な即レスは、日々の積み重ねでできると考えている




