新しいできないことが出てくるのは、当たり前なんです
いただいた相談を読んで、私も若い頃を思い出しました。
ただ正直に言うと、私が若い時って指摘されることがなかったんですよ。だってウェブ作ってる人が周りにいなかったんですから。
私がこの仕事を始めたのが1996年で、一緒にやってたのは大学の同級生。名刺の受け取り方も知らない若造が仕事してたので、指摘もクソもなかったんですよね。
そういうのを実感したのは、一番最初の会社に入った時かなと思います。20代後半の頃は、それこそボロクソに怒られてました。
でね、ここが今日一番言いたいところなんですけど。ディレクター2年目で指摘されることが一つもなくなったら、それは逆にヤバいと思うんですよ。
そんな人がいたら、むちゃくちゃすごい大天才か、その仕事が浅いかのどっちかです。きっとね。
半年前に言われなかったのは、そんなレベルじゃなかったから
相談してくれた方が書いてくれた通り、少しできるようになった途端に、また新しいできないことが出てきますよね。でも、これは当たり前なんです。
なぜかというと、今回指摘されたことって、半年前には指摘されなかったんですよ。理由はシンプルで、そんなレベルじゃなかったからです。
もっともっと低いレベルにいたから、そんな高度な指摘をしてもらえなかった。それをやっとクリアしたから、次のできないことが出てくる。
だから指摘の中身が上がったのは、自分のレベルが上がった証拠なんですよね。そこにへこむ理由はないと思うんです。
もちろん、上司の言い方が「一回死んでやり直せ」みたいなひどいものだったら、それはまた別の話ですけどね。そうじゃないなら、「次はこれが俺の壁か」ぐらいでいいんじゃないかと思います。
渦中にいるとわからない、でも絶対に超えられる
とはいえ、渦中にいる時にそんなふうに冷静には思えないですよね。それはよくわかります。
私自身、今はもう立場的に、誰かに面と向かって指摘されることがなくなっちゃったんです。
なんかね、逆に誰かに叱ってほしいなって思うこともあるんですよ。今も壁はいろいろ出てきますからね。
だから、そんなに心が折れそうになるほど悩まなくてもいいと思うんです。絶対に超えられるものだと思いますし。
指摘が増えたり、前は言われなかったことを言われるようになったんだとしたら、「来た来た来た来た」と。「ついに俺もこのレベルの指摘をされるようになったか」ぐらいに思うのが、私はちょうどいいんじゃないかなと思っています。
まとめ
今できないことが目の前に立ちはだかるのは、しんどいと思います。でも、それは前より一段深いところに立てている証拠なんじゃないでしょうか。渦中では見えづらいけれど、指摘の質が変わってきたら、それは自分が成長したサインだと私は思っています。
- ディレクター2年目で指摘がゼロになる方が、むしろ危ない
- 今の指摘は、半年前のレベルでは受けられなかった高度なもの
- だから「来た来た来た」ぐらいに構えて、心を折らずにいてほしい






