その意見は、困った時にあなたを助けてくれない
まず最初に言いたいのは、「頑張っても報われない」と言う人は、あなたが困った時に何も助けてはくれないということなんです。
SNSでそういう意見を見て「そうか、そういうもんか」と思うのは自由です。
仕事はライスワーク、生活費を稼ぐためにやるだけで、会社に忠誠心なんて持つものじゃない。そういう考え方も、別に悪くはないと私は思います。
ただ、そう思ってやった結果として、会社で「積極性がないね」とか「いつも80点だね」みたいに評価されて、給料が上がらなかったとします。
その時に「世間で仕事なんて頑張るもんじゃないって言ってたし」と言ったところで、絶対にプラスにはならないんですよね。
だから、その結果起こることも含めて、自分でケツを拭けるなら、私はどっちでもいいと思うんです。
将来のために、と思うなら答えは出ている
おハガキには「自分の将来のために努力した方がいいと思う反面、周りと同じように流れる方が楽かもしれない」とも書いてありました。
これ、答えはもう出ていると思うんです。将来のために努力した方がいいと思うなら、やった方がいいんじゃないですか、と。
日本人って、出る杭は打って消し去るくらいまでやりますよね。横並びになってないと不安、あの人がやってないから自分もやらない、みたいな。
その気持ちは私にもあるので、すごくよくわかるんです。
でも、やった方がいいと思うならやればいいし、周りにわざわざ「俺はこんなにやってるんだぜ」なんて言いふらす必要も全くないと思うんですよね。
そんな小さなところで承認欲求を得なくていい。やる必要があると思ったらやる、それだけの話です。
忙しくなるのは、必ずしもマイナスじゃない
「頑張ってると仕事がどんどん来て、余計忙しくなるだけ」という意見もありますよね。
でも私は、これはプラスもマイナスもあると思っています。
私たちのやっているWeb制作の仕事って、最終的には労働集約なんです。単位時間あたりにどれだけのものが作れるか、というところに行き着いてしまう。
だとすると、同じ時間でたくさんの仕事をこなせる人は、次の評価のときに「これだけの量をこの時間でやりました」と言えるわけです。
逆に、それを選ばずにいると「生産性が悪いね」というところに行き着きかねない。
もちろん、残業しなきゃいけないほど振られまくって、周りはヘラヘラ定時で帰ってるのに自分ばっかり、というのなら話は別ですよ。それはちょっと違うと思います。
でもそうじゃないなら、人生という時間軸の中で、たくさんの仕事をこなす時間があった方が経験もキャリアも積める。結果的に生涯収入も上がると思っているんです。
乗り越えるというより、そういう人の近くにいた
じゃあ私自身がどう乗り越えてきたかというと、正直、周りがやってるかやってないかは結構どうでもよかったんです。
若い頃はWebを作ること自体が楽しくて、新しいことができる、スキルが増える、それがすごく楽しかった。給料が上がるからとか、周りのテンションが高いから、というのはあまりなかった気がします。
むしろ私は、自分より常にやってる人を周りに配置して、自分にプレッシャーをかけていたところがありますね。
この番組でも名前を出したことがありますが、私には3人ほど、すごく尊敬して目標にしている人がいるんです。
28、9歳から30代前半の頃、その人たちと密に会って、この人たちみたいに仕事できるようになりたいなと思っていた。その結果、自然と引き上げてもらったという感覚があります。
だから乗り越えたというより、なりたい人を自分の周りに配置していたという感じなんですよね。
そういう意味では、リアルのコミュニティは大事だなと思います。先日、鳥取の米子でイベントに出たんですが、地元や近隣の地域のクリエイターの方々と顔を突き合わせて話すのは、やっぱり学びが多かったです。
まとめ
周りが一生懸命に見えないとき、比べる相手を間違えているのかもしれません。いまの私は、頑張るかどうかは結果まで自分で引き受けられるかで決めればいいし、それができるなら「将来のために」と思う自分の声に従えばいい、と思っています。
- 「頑張っても報われない」という意見は、あなたが困った時に助けてはくれない
- 将来のために努力したいと思うなら、その気持ちに従ってやればいい
- 同じ時間で多くをこなせることは、次の評価につながり生涯収入にも効いてくる
- なりたい人を自分の周りに置くと、自然と引き上げてもらえる






