主目標とサブ目標は「並列」じゃない
評価って、全部が並列じゃない場合があるんです。
今回のお便りでいうと、主目標が「担当プロダクトの応答速度改善」で、これは未達に終わったとのことでした。
一方で、監視体制の整備や障害対応手順の文書化、後輩のオンボーディング改善など、小さな目標は全部達成されていたそうです。
でも、これができなかったぶんを、こっちで全部充当できますというのは、ものによってはないんですよね。
主目標を達成できたという上で、他のことが「加点」になっていく。この順番なんです。
主目標が30点だとして、他の3つや4つを全部合わせたら35点だから、30点マイナスでも35点でプラスでしょう、という考え方をしていると、評価のときに大失敗することがあります。
もし私が経営者で、と考えてみる
もっとわかりやすく言うと、私を経営者に置き換えて考えてみるんです。実際に経営はやっていますけどね。
今年すごく頑張って営業をいっぱいしたけど、まったく仕事が取れませんでした。売上もほとんど立っていない。利益なんてとんでもない。
でも、会社のルールは整備したし、人事の手助けもしたし、実装でも手を動かしたし、なんだったら徹夜もした。だからみんなに給料を払えなくても大丈夫だよね、と言われたら、通らないですよね。
「お前の仕事は他にあるだろう」「ちゃんと売上を作って利益を出してくれよ」という話になります。
私の仕事の最優先は、会社を維持するために数字をちゃんと作ることなんです。それをしない限り、他のことをどれだけやっても基本的には評価されません。
ただ、逆に主目標さえ達成すれば何をやってもいい、という話でもないですからね。そこは論点が違うので注意です。
納得いかないなら、上司とちゃんと話す
だから今回のお便りをくれた方も、上司の方はきっとこの点を指摘されたんじゃないかなと思います。
主目標とサブの目標が全部机の上に並列にあって、その合計でプラマイどうか、という捉え方をしていたのかもしれません。
でも実際は、先に主目標をやった上で、その上に積み上げていく。この考え方をしておかないと、評価のときに大失敗することがあるんです。
若いうちはなかなか納得いかないこともあると思います。私もそうでした。
でも、ここはちゃんと上司と話をしたほうがいいと思いますよ。そうじゃないと、また大きくズレたまま次の評価を迎えてしまうので。
次の半期は、しっかり主目標を達成してドヤと言えるように。応援しています。
まとめ
小さな成果が意味がないわけじゃないんです。ただ、それは主目標をやり切った上での加点なんですよね。いまの私はそう考えています。納得いかないときこそ、一度上司とその順番の話をしてみてほしいなと思います。
- 評価は全部が並列とは限らず、主目標を達成した上で他が加点になることが多い
- 「合計でプラマイゼロ」という捉え方をすると、評価で大失敗しやすい
- 経営者に置き換えると、売上という主目標を外して他で埋めても通らないのがわかりやすい
- モヤモヤを抱えたままにせず、上司と評価の考え方をちゃんと話すのが大事






