AI、AIという話題が本当に増えてきた
正直に言うと、この手の相談は最近ぐっと増えてきました。
どこもかしこも本当にAI、AIという感じになってきていますよね。
MCP対応のサイトというのも、多分これから出てくるだろうなという気はしています。
ただ、私が今いちばん面白いと思っているのは、CodexやClaude Code自体をコンテンツマネジメントシステム的に使おうという動きの方です。
うちでもちょっと手を出しはじめているところなんです。
静的ページの更新に、生成AIを使う
たとえば静的なページがたくさんある会社さんの話です。
今までなら、更新したい部分だけWordPressのようなCMSに乗せて、そこだけ編集できるように組んでいました。
でも最近は、生成AIにページをごっそり読み込ませて「こう更新して」と投げるやり方が、私の周りでもだいぶ始まっている感じがします。
わかりやすい例で言うと、全ページのコピーライトの年度表示をまとめて変えたい、みたいな作業です。
エディターで開いてgrepをかけて全部直す、というのはやればできるんですけど、クライアントさんができるかというと、なかなか難しいですよね。
「エディターってメモ帳ですか?」「grepって聞いたことないんですけど」という方も、やっぱりいらっしゃるわけです。
そういう方が、CodexやClaude Codeにローカルファイルをまるごと触ってもらって更新する。
ノンエンジニアの方にもローカルファイルがいじれるというのは、大きなゲームチェンジになったんじゃないかなと思っています。
記事コンテンツの量産だけは、二の足を踏む
一方で、ここだけは私が明確に「いや、それは」と言い切れないな、というところがあります。
それが、読み物記事的なものをAIで量産したい、という話題です。
わりとまことしやかに言われているのが、生成AIで作った記事コンテンツはSEO的にはもうダメで、下手したらマイナスになるという話なんです。
うちは不動産会社様とのお付き合いが多いので、どうしても読み物コンテンツやコラムの相談にはなります。
設計する方がちゃんとわかっていて、記事の中身を生成AIで作ろうとされているなら、私は全然いいかなと思うんです。
でも、ディープリサーチでポンとやって、当たりそうな記事をポンと書いて、コピペでWordPressに貼る。
それだと後々、作った資産としての意味がなくなるんじゃないかなと、ちょっと怖いなと思っています。
「これがいい」の受け売りだけで動くと、横渡りがきかない
今は本当に過渡期なんだと思います。
今年になって一気に増えたClaude Code、それを追いかけているCodex。
ただ、それがどこまでできるのかを、ネットで見かけたり聞きかじったりして、万能ツールのように受け取っている方もいるんです。
一歩間違えると壊す可能性もありますし、最初に読み込ませるCLAUDE.mdのような設計がちゃんとできていないと、後々大変になります。
しかも、Claude CodeからCodexに移ると、その設定ファイルもAGENTS.mdに変わるんですよね。
「これがいいって聞いたから」で乗り換えていくと、次はGeminiがいい、となったときに横渡りがすごくしづらい。
なんでそうなってるの?という状態になってしまうんです。
だからこそ、ディレクター自身が小さなアプリでもいいから作ってみて、何ができて何ができないのか、その限界点を見極めておいた方がいいんじゃないかなと最近思っています。
「様子見でいい」だけは、絶対に言いたくない
そのうえで、最初の相談に自分なりに答えるとこうなります。
「対応しないと取り残されますよ」というのは煽りではなく、多分事実だと思います。
ただ、それがイコールMCP対応かというと、ちょっと違うと私は思っています。
大事なのは、その会社さんに必要なものはどこまでか、をディレクターが冷静に判断することです。
「よくわからないんだよね」という食わず嫌いは、まずやめましょう。
そして「まだ様子見でいいです」は、絶対に言っちゃいけないくらいに私は思っています。
ガンガン使って、何ができるかを自分の会社の中でわかるようになってください、というのが今の私の答えです。
まとめ
まだ整理しきれていない部分もあるんですが、いまの時点では「とにかく自分で手を動かして、限界点を知っておく」に尽きるかなと思っています。あなたの現場では、AIをどこまで触ってみていますか。
- 静的ページの更新に生成AIを使う流れは、もう現場で始まっている
- 記事コンテンツの量産だけは、SEOや資産性の面で慎重に考えたい
- 「これがいいらしい」の受け売りだけで乗り換えると、横渡りがきかなくなる
- 「様子見でいい」とは言わず、まず自分で触って何ができるかを知っておく






