試験直後に収録、率直な感想は「難しかった」
たいぞーさんは薬局の薬剤師として外来患者対応や在宅医療に従事しながら、社内の新人育成や研修講師も務めています。この回は、在宅療養支援認定薬剤師 ── 在宅医療で患者を支える薬剤師としての知識や実践力を認定する資格。取得には研修の受講や試験などが求められますの筆記試験を受け終えた直後に収録されました。
たいぞーさんは試験前の1週間、1日に4、5時間ほどをeラーニング ── インターネット経由で動画や教材を使って学ぶ学習方法。時間や場所を選ばずに受講できますを見ながらの勉強に充て、様々な分野を改めて学び直したといいます。
率直な感想としては、やっぱり試験問題難しかったなというのが正直な感想です。
たいぞーさんによると、試験は在宅で患者さんに関わるうえで大切な知識を、様々な分野から網羅的に問う内容だったそうです。
試験で気づいた苦手は、併用禁忌と腎機能の用量調整
たいぞーさんは問題を解きながら、自分が得意ではない領域に気づいていったと振り返ります。具体的には、併用が禁忌に当たる薬の組み合わせや、腎機能に応じてどの程度用量を調整すべきかといった点です。
たいぞーさんは日々の業務でこれらを意識していないわけではありません。ただ、添付文書 ── 医薬品に添えられる公式の説明書。効能・用法用量・禁忌・副作用などが記載されていますやインタビューフォーム ── 製薬企業が作成する、添付文書より詳しい医薬品の解説資料。薬剤師が情報を確認する際によく使われますを随時確認しながら対応することが多く、知識として押さえている点では不十分だと感じたそうです。
記憶しているということが必ずしも大切ということではないというのは、自分自身でも分かりながら業務をしているわけなんですが、
(知識として)ちゃんと認識しているということで注意が向いたりとか、いち早く問題点に気がついて対処が取れたりということができるのも一方で事実としてあると思います。
調べればわかることでも、頭に入っていることで問題にいち早く気づける。たいぞーさんは、こうした領域を業務の中でもっとブラッシュアップしていく必要があると改めて感じたといいます。
得意だった患者評価と、面接試験に向けたこれから
一方でたいぞーさんは、患者さんの状態把握や評価に関する問題は、考えながら解き進められたと話します。日々の業務で意識して取り組んでいる分野なので、自信を持って回答できたそうです。
たいぞーさんが試験を通して見えた自分の苦手と得意を整理すると、次のようになります。
併用禁忌の薬や、腎機能に応じた用量調整。普段は資料を確認しながら対応しており、知識として定着しきっていない
患者さんの状態把握や評価。日々の業務で意識しているため、自信を持って回答できた
筆記試験の合否は、これから結果を待つ段階です。在宅療養支援認定薬剤師の試験には来月に面接試験もあり、たいぞーさんは合格通知が届けば、自分の考えや業務で意識していることを伝えられるよう準備を進めたいとしています。
今回、テストを受けて様々な勉強をしたことというのは、やはり明日からの業務の中で患者さんにも生かしていけることも多いので、
たいぞーさんは今回見えた課題を業務の中でさらに意識し、研鑽を積みながら患者さんにより良い治療を届けたいと語ります。1、2週間ほど勉強に集中してきたため、少し休息を取ってから明日の業務に臨むそうです。
まとめ
在宅療養支援認定薬剤師の筆記試験は難しく、たいぞーさんにとっては自分の苦手と得意を見つめ直す機会になりました。学んだことを日々の患者対応に生かしつつ、次の面接試験に備えていく姿勢が語られた回です。
- 試験は在宅医療に必要な知識を、様々な分野から網羅的に問う難しい内容だった
- 併用禁忌や腎機能に応じた用量調整は、資料に頼りがちで知識の定着が課題と気づいた
- 患者さんの状態把握や評価は、日々意識している分、自信を持って解けた
- 筆記試験の結果待ちを経て、来月の面接試験と日々の業務改善につなげていく



