そもそもベアフットサンダルって何?
皆さん、ベアフットサンダルってご存知ですかね。
代表的なものだとルナサンダル、あとはベアフットシューズという靴もあります。知ってるよって方もいれば、何それ?って方もいると思うんですが。
簡単に言うと、むちゃくちゃ底が薄いんです。薄底サンダルだと思ってもらえたら。もうペラペラなんですよ。
で、その友達に聞いていると、どうも今これがうっすらブームになってきてるらしくて。
最初はランニング用のサンダルみたいなイメージだったんですけど、いや違うんですよと。なんかビジネスマンを中心に広がってるらしいんですね。
なんで?と聞いたら、腰痛とか、そういったところにも効果がありそうっていうので広がってるみたい、と話してくれました。
『BORN TO RUN』で知った、走る民族の足
ここで私のベアフットの経歴を少し。もともと私、20代くらいの頃からランニングが好きだったんですね。
で、当時、2010年くらいに発売された「BORN TO RUN」という本があって。
筆者もウルトラマラソンみたいな、100キロマラソンを走る人なんですね。でも、どうしても膝とかの故障に悩まされると。
そんな中で、走るための民族みたいな人たちがいると。獲物を狩るために、それこそ3日3晩走り続けるくらいの勢いで書いてあった気がします。
本来人間って走る生き物なんだ、と。俺はこれだけトレーニングしてるのに怪我をする。なのに、あの人たちは怪我もなくご機嫌に走ってられるのはおかしいやないか、と。
そこで注目したのが、その民族の足なんですね。
大体みんな裸足で走っているか、ペラペラのワラーチと呼ばれるものを履いていた。薄いタイヤを削り出して、紐をつけてサンダルにするみたいな。そのレベルで走ってたそうなんです。
靴が着地の仕方を変えていた
私たちって、クッション性の高いスニーカーを子供の頃から履き続けることで、かかとからの着地が刷り込まれてるんですね。スニーカーってかかとが減るでしょう。
ところが、その民族は逆なんですよ。フォアフットと呼ばれる、つま先から着地する、もしくは足裏全体で着地するみたいな走り方なんです。
これはなんでかというと、靴のせいだ、となったんですね。
実際、裸足で走ったら、そんなにかかとからゴンゴンとは走れないんですよ。かかとから着地すると、骨にむちゃくちゃ衝撃が来るんです。
これはルナサンダルを履いてもらったらわかります。歩くだけでも全然ちがう。ガンガン来るんで、否が応でも歩き方が変わるんですよ。
骨に対する衝撃が少ないから膝にもいい、と言われていて。実際、私が履いていてもわかるんで、全然ちがいます。
そういう一大ブームを巻き起こしたレジェンド的な本が「BORN TO RUN」で、そのワラーチを元に開発されたのがルナサンダルなんですね。
日本上陸は確か2012年。私が手に入れたのはほぼ同時期、2012年か2013年くらいだと思います。そこからずっと使い続けてる、というのが現状です。
初心者は分厚いやつ? 私はいきなりペラペラをすすめたい
プロダクトの話をすると、私はルナサンダルの「ベナード」ってやつばっかり使ってるんですよ。数ミリの、一番薄いやつですね。
友人の話を聞いてると、いきなり薄いやつで走るとしんどいから、みんな初心者向けの分厚めのを買うらしいんです。
でも、初心者向けの分厚めって、私からしたら、ほぼ一般的なサンダルやんっていう感じになってくるんですよね。
そもそも分厚さが分かれてるのは、初心者のためというより、走る場所の用途で分けてるからなんです。ゴツゴツした山道なのか、その辺のロードなのか、平地なのかとかで変わってくると。
正直に言うと、私、初めて履いて走った時はふくらはぎが筋肉痛になりました。今まで使ったことないところの筋肉が、です。
かかと着地ができないから、強制的にフォアフットになるんですね。歩くのもちょっと遅くなると思います。
だから私の見解としては、初心者用と言われてるものを買うくらいなら、いきなりベナードくらいペラペラのを買って、近所を3歩くらいから始めたらいいんじゃないかなって。すぐ慣れてくるんでね。
今って石橋を叩くようなものの言い方がトレンドなので、私も知らなかったら「初心者用でいいんじゃないですか」と言うと思うんですけど。個人的には、そんなもんペラペラの買ってええやん、そっちが早いやん、って思っちゃうんですよね。
ランニング、ファッション、そして腰痛へ
最近は膝だけじゃなくて、腰痛にも効きますよ、というところまで言い出したんでしょうね。ちょっとマーケティングを感じますけどね。腰痛にも効くと言った方が売れそうな気がしますもんね。
私自身はそんなに腰痛がないので、そこはあんまりわからないです。でも、明らかに衝撃が少ないのは間違いないです。
面白いのが、このルナサンダル、10年間で定期的にブームが来てるんですよね。
COMOLIというファッションブランドが、一時期ルックにルナサンダルを使ってたんですよ。2020年前後だったかな。
最初はランニングの文脈から、次はファッションの文脈から、そして今は健康・腰痛の文脈から流行ってる。こんな短期間でいろんな入り口からトレンドになるものって、あんまりないなと思って。すごいなと。
その友達も、仕事で許されるならずっと履きたいって言ってましたね。スニーカーが許される職場なら、ベアフットシューズもいいんじゃないかなと。
私の場合、冬はさすがにサンダルだと寒いので、ビブラムのファイブフィンガーというベアフットシューズを使ってます。足の指が解放されてて、歩き方が変わる。そこが特徴ですよね。
この前ベトナムに行ってきたんですけど、その時も大体これを履いてました。雨が降っても気にならないし、足が固定されてるから歩きやすいんですよね。
まとめ
何がいいですかと聞かれても、私はもうルナサンダルのベナード一択なんです。使ってて不満がないんで、これでええやんという感じになってるんですよね。今日の朝もこれで散歩してます。これ全然プロモーションとかじゃなくて、ただの愛用品なので、興味があったら皆さんもちょっと試してみてくださいね。
- ベアフットサンダルは底がペラペラの薄底で、かかと着地ができず、強制的につま先寄りの着地に変わる
- 「BORN TO RUN」で描かれた走る民族の足がヒントになって、ワラーチ、そしてルナサンダルが生まれた
- 初心者用の分厚いものより、私はいきなり薄いベナードを近所の散歩から試すのをすすめたい
- ランニング、ファッション、腰痛と、10年で入り口を変えながら何度もブームが来ているのが面白い

