アプリを出して、ほっと一安心
ヘルスケアアプリ『Precision Compass』を、おかげさまで無事リリースできました。
正直、不安だったんです。どれだけダウンロードしてもらえるのか、無風だったら悲しいなとか、いろいろ考えていました。
でも、僕が想像していたよりも、コメントをいただいたり「入れたよ」とメッセージをもらったりしたんです。実際の数字を見ても、ほっと一安心という結果が出ています。
ただ、ここからなんですよね。ダウンロードしてもらうのが目的ではなくて、ずっと皆さんと伴走していけるアプリになっているかどうかがすごく大事だと思っています。
さっそく、僕が気づかなかった不具合も届きました。僕はだいたい夜12時前後に寝るので問題がなかったんですが、もっと早く寝る方だと睡眠が反映されず、0時からの記録になってしまっていたんです。
これは、テスターが僕しかいないので仕方ない部分もあります。すぐに直して、ほかに進めていたサプリ入力の改善などと一緒にアップデートしました。
一人で開発しているぶん、大目に見ていただければと思います。その代わり、クイックに直せるのは大きい会社にはない部分かなと。
今回ダウンロードしてもらえたのは、まだ1年ちょいですが、コツコツ発信を続けてきた結果だろうなと思っています。
海外にどう届けるか、まだ答えが出ていない
次にやりたいのは、Android版とLP(ランディングページ)、そしてその先の多言語化です。
カウンセリングも、同時翻訳が当たり前になれば日本に限らなくなってくるはずなので、そこを見据えて動線を作っておきたいんです。
ただ、いちばん答えが出ていないのが、海外での発信をどうするかです。
『note』も英語や韓国語で読めると書いてありますし、『Substack』も多分そうなっているんでしょうけど、届いている実感が全然ないんです。翻訳に頼るべきなのか、自分で何か手を打って届けるべきなのか、まだ見えていません。
多言語化して置いておくだけでダウンロードされるほど、簡単なことはないと思っています。僕の場合は、Podcastをコツコツ続けてきたから親近感を持ってもらえて、届き始めているんだろうなと。
AI系の発信で目立っている方とお話ししたとき、どれくらい続けているのか聞いてみたら「5年ぐらいやってますね」と言われました。
5年かぁ、と思いました。僕は勝手に3年以上はやらないと無理だろうと思っていたので、そんなに遠くないイメージではあります。早い人は早いでしょうし、わからないですけどね。
速く作れる時代に、届けることだけは遅い
これって、筋トレや健康とほんとに似ていて、一日にしてならずなんですよね。
AIで何でも自動化して、すごいものをクイックに作れるようになっている中で、人に届けるところだけはむちゃくちゃアナログで遅い。これ、めっちゃ面白いなと今思っています。
だからこそ、スローなものに価値が出始めている気がします。短文のXではなく長文の書籍がまた見直されているのも、濃度が違うし、スローだからこそ得られるものがあるからなんじゃないかと。
最近、自分の人生を振り返って思ったことがあります。音楽をたくさん聴いてきたので、パッと聴いただけで文脈やインスピレーションの元がわかるんです。
ファッションも同じで、同じ服を同じサイズで着ても、おしゃれに見える人と見えない人がいます。結局、どれだけいろんな服を着てきたか、その数なんですよね。
言語化は難しいんですが、こういう領域は至るところにあるなと。何でも答えが早く手に入る時代だからこその、スローな価値に時間と労力をベットすべきだと、最近むちゃくちゃ思っています。
昔は発信できる人なんて限られていました。僕が20代のころはインターネットもままならず、雑誌が力を持っていた時代です。
いまはプラットフォームが充実して、誰でも出せるし、AIを使えば正解も出せます。そんな中で目を引くのは、やっぱり一次情報を出している人なんです。
ネットに載っている時点で情報は古いんですよね。大規模言語モデルは、あるものを集めて最適化するのがすごすぎるので、ないものを出すしかないんです。
とはいえ、価値のないものを出しても仕方ありません。そこで、スローな知見や体験、それからネット社会から遠いところに何かが埋まっているんじゃないかと思っています。
たとえば、僕がいま興味のある狩猟です。表立って発信している人は少ないと思うんですよね。資格は取ったので、今月半ばごろには体験会のようなところに行ってみるつもりです。
スローとファストを行き来できる人間に
取ったらすぐやりたい、もっとどんどん進みたい、と思ってしまうんです。僕自身せっかちなので、毎朝いろんなPodcastを聴いて「また進んでる」と感じると、すぐそっちのモードに入っちゃいます。
でも、何かで見たんです。速くないと価値を生み出せないものは、本当にあなたがやるべきことですか、という言葉を。
速さを否定するわけではありません。先行者利益は絶対にあります。ただ、速さだけで進むと、一番速い人が勝つ目に見えたレースになってしまうんですよね。
自分にしか出せないものがあれば、スピードは関係ありません。『HUNTER×HUNTER』の冨樫先生ですよ。あんなに世間を待たせても、いくらでも待てるという人がたくさんいるわけです。
まあ、冨樫さんもなろうと思ってなったわけではないと思うんですけどね。でも、そういうことを考えながらやっています。
フリーランスになったとき、オンラインとオフライン、日本と海外をシームレスに行き来できれば、生存戦略として分散できるんじゃないかと考えました。ここに来てもう一つ思うのが、スローとファストも行き来できる人間になりたい、ということです。
最近、フランスの哲学者ベルクソンの本を読んでいて、時間に対する考え方に認知を広げてもらっています。正直、全然理解できていないんですけどね。
初めてユングを読んだときと同じ感覚で、これは擦り続けないとあかんやつだなと思っています。
いま僕は40代です。瞬発力的な知能と、経験から蓄積される知能、その両方がピークに来ているのが40代だと言われていますよね。
だからこの時期に地盤を作って、あとは経験の知能で自動運転できるような状況を作りたいんです。『スラムダンク』の桜木花道じゃないですが、僕の全盛期は今なんだと思っています。
とはいえ、焦らず、1日1ミリでも着実にコツコツ進むのが僕の座右の銘です。知行合一 ── 陽明学の考え方で、知ることと行うことは一体であり、切り離せないという教えじゃないですが、やりながら学び、学びながらやり、厳しければ違うところに移る。遊牧民のように生きていくのが大切だと思っています。
いろんな話に飛んでしまいましたが、よかったら『Precision Compass』をダウンロードして使ってみてください。皆さんの健康の羅針盤になることを目指して作ったアプリで、いまは先行者特典の割引もしています。
もっと深く知りたい方には、血液栄養解析と日々のデータを見るパーソナルカウンセリングもやっていて、無料相談もあります。季節の変わり目で、僕も頭痛が出たりしているので、マグネシウムやビタミンDで対策しながらやっています。皆さんも風邪をひかないように、元気にやっていきましょう。それでは今日も健康で。ではまた。
まとめ
AIで速く作れる時代でも、人に届けることは時間がかかります。だからこそ僕は、スローなものの価値に時間を賭けつつ、スローとファストを行き来できる人間でいたいと思っています。
- Precision Compassはリリースして終わりではなく、不具合を素早く直しながら伴走できるアプリにしていきたい
- 多言語化は進めたいが、海外にどう届けるかはまだ答えが出ていない
- 何でも速く手に入る時代だからこそ、蓄積や一次情報といったスローな価値に意味がある
- 焦らず1日1ミリずつ、やりながら学ぶ姿勢で進めていく



