NISAの本質は「投資優遇」ではない
医療保険には、みんないま入っていますよね。いわゆる国民皆保険です。
これがいずれ破綻する、とはずっと言われています。その先がどうなるのかについて、高城剛さんのメルマガで面白い記事を見つけました。
記事は「医療はNISAと同じ道をたどるのではないでしょうか?」というところから始まります。何ですかそれ?と思いますよね。
NISAは、だいぶ浸透してきたのでご存知だと思います。株式投資を簡略化したようなもので、本来なら利益から20%取られるところを、上限を決めて非課税にしてくれる制度です。
ただメルマガでは、NISAの本質は投資優遇ではないと書かれていました。
国の年金だけでは老後はもう無理なので、自分で運用してくださいね、ということなんです。若い世代が減って高齢者が増えていくなかでは、数学とも呼べないくらい当たり前の話です。
でもそれだけ言うと「なんやそれ」となるので、非課税という少し甘い蜜で、国民の溜飲を下げた。そういうものですよね、という見方です。
これも国がそうしたいわけではなく、人口が減っていくから仕方がない、という話なんだと思います。
医療にも同じことが起きる
そして、医療もまったく同じ構造だというのがメルマガの話です。
国民皆保険も、若い世代が減っていけば、どこかで破綻していく制度なんです。現役世代の保険料が重くなれば、世界的には暴動が起きてもおかしくない、とも言われています。
そこを国は、高額医療費の見直しなどで、少しずつ国民に負担をうながしている。
最近始まったセルフメディケーション税制 ── ドラッグストアなどで買える一部の市販薬(OTC医薬品)を年間一定額以上購入した場合に、税の控除を受けられる制度もそのひとつです。ロキソニンやアレグラのような、よく使う薬も対象に含まれています。
これはその序章で、この先に見えているのが「健康版NISA」という非課税枠の登場じゃないか、という予測なんです。
医療機関の未来についても、銀行の窓口を例えにして書かれていました。NISAの中心はネット証券で、銀行の店舗は減っては統合、減っては統合を繰り返していますよね。
病院も同じ方向に行く。手術や救急のように病院でしか対応しにくいことに集約されて、日常の健康管理はオンラインとデバイスに移っていく、という見立てです。
Apple WatchやOura Ring、WHOOPのようなヘルスケアデバイス、アプリ、AI、それに遺伝子検査です。採血や血糖値の測定も、かつては病院しかできなかったところをデバイスが担うようになってきました。
そして銀行が富裕層向けの相談業務に特化していったように、ファイナンシャルプランナーのような役割を、ヘルスケアカウンセラーや精密栄養カウンセラー、パーソナルトレーナーが担っていくんじゃないか、と。
正直、面白いなと思いました。僕が張っている未来と、すごく交差しているんです。
僕はすでにパーソナルヘルスケアアプリ『Precision Compass』を作っていますし、血液栄養解析とパーソナルカウンセリングもスタートさせています。もっと深く向き合うカウンセリングもいつかやりたいと思っていますが、それはまだ時期尚早だと考えています。
健康投資は複利で効く
メルマガで書かれていたもうひとつのポイントが、健康投資は複利で効く、ということです。
NISAを40代で始めるのと60代で始めるのとでは全然違うのと同じで、健康も若いうちから取り組むほうが、効果がまるで違うんです。老化のスピードも変わってきます。
遺伝子は一度調べたら一生使える「成長投資枠」で、日々の睡眠や食事、体内時計は「積立枠」。そんな言い方もしていて、うまいなと思いました。
普通の寿命は医療で延びていますが、これから注目されるのは健康寿命です。ラスト10年が寝たきりやボケた状態だったら、それは本当に僕たちが望んでいる長生きなのか、という話なんです。
いまの僕たちの考え方は、ヘルスケアではなく病気になったら治すシックケアなんですよね。それではもう立ち行かなくなってきていると思います。
皆さん、病気にならないと健康を意識しない。その根本には、国民皆保険があるんじゃないかと僕は思っています。
アメリカでヘルスケアが進んでいるのは、医療費がむちゃくちゃ高いからです。病院の横にお金を借りるATMが置いてあると言われるくらいで、盲腸になっただけで数百万飛ぶような世界なんです。
日本とは全然違いますよね。でも、このはしごがもし外されたらどうでしょう。
インフレが来ているのに給料は上がらず、税金も取られて、同じ給料でも昔と比べて手取りが全然違う。そこに健康まで失ったら、いきなりお金がめちゃくちゃかかるのに、お金がない、ということになるんです。
そこからでは間に合わないのが健康なんですよね。いまお金で苦しいことと、見比べてみてほしいんです。
耳の痛い話を、あえて強めに
不安を煽るようなことを言いたいわけではないんです。
ただ、人は得をする話より、損をする話のほうで動く。現状からプラスになる喜びより、マイナスになる苦しみのときに行動することは、行動心理学的にも示されているんですよね。
だから煽り系YouTuberが増えるわけで、僕もそうなってるんですかね、、。
それでも、現実を直視すること、耳の痛い話を聞くことは、めちゃくちゃ大事だと僕は思っています。
60代以降で一番やっておけばよかったことを聞くアンケートでは、ほとんどの方が健康と答えている、というデータもあります。それを知りながらも、人は動けないんです。
優しく言うだけが優しさじゃない、という気持ちがあります。もちろんカウンセリングでは、その人に合った言葉を選びますけどね。伝わり方は大事なので。
一般論ではなく、自分を知ることから
メルマガでは、NISAの普及には商品設計と金融教育が必要だと書かれていました。健康投資も同じで、予防のプログラムと、それを伝える情報が必要なんだと思います。
そして、次はもう行動です。
体のことは一人ひとり違います。顔が違うように遺伝子が違うし、運動神経も、頭の良さも、才能も、性格も違う。それなのに健康の話だけいまだに一般論で語られていること自体が、おかしいと思うんです。
だから、まずはご自身のことを知ってほしいんです。僕が提供している血液栄養解析では、60項目以上の血液データから、その人の現在地を見ます。
怖いですよね。生活も変えたくないし、好き放題飲み食いしたいですよね。わかります。でも、見て見ぬふりはもうやめましょう。
僕のサービスでなくてもかまいません。血液を見る。Apple Watchでも何でもいいので、自分のデータを見て、体の癖を知る。余裕があれば遺伝子や腸内環境も調べてみる。ここからだと思います。
自分の声をずっと録音してAIに読み込ませるデバイスが流行っていますよね。自分を知りたいという欲求は、体についても同じだと思うんです。調べて知る、測って知る、24時間見て知る。
やっている方はやっています。ただ、まだ全然一般化はされていません。
この未来予測が絶対に当たるわけではありません。ただ、確率として低くはないと僕は感じましたし、高城さんはそもそも未来予測が得意な方です。だから今日は、少し強めの警鐘を鳴らしてみました。
気になる方は、無料の相談窓口を設けているので、よかったら一度お話ししませんか。60分とってあります。まずは血液解析で健康の地図を作っていただければ、『Precision Compass』ももっと活用できるはずです。
僕が言いたかったのは、不安にさせたいということではなく、今ならまだ間に合いますよ、一緒に早めから対策して、複利で自分の体を守っていきませんか、ということなんです。届いたかな。それでは今日も健康で。ではまた。
まとめ
国民皆保険は人口構造的にいずれ立ち行かなくなり、医療もNISAと同じく「自分で運用する」方向に進むかもしれません。だから僕は、健康寿命のために、自分のデータを知るところから早めに動くことが大事だと考えています。
- 高城剛さんのメルマガでは、医療もNISAと同じ道をたどり「健康版NISA」が登場するという予測が語られていた
- 病院は手術や救急に集約され、日常の健康管理はデバイスやアプリ、カウンセラーへ移っていく可能性がある
- 健康投資は複利で効くので、若いうちから始めるほど健康寿命に差が出る
- 一般論ではなく、血液やデバイスのデータで自分の体の現在地を知ることが出発点




