Spotify復活と、この回の問い
この回の冒頭で海野さんは、Substackの有料購読の設定をミスしてしまい、これまで育ててきたSpotifyのアカウントが有料読者用のものに上書きされてしまったと報告します。
その後、修正を依頼してアカウントがようやく回復したため、この収録に至ったといいます。海野さんは「Spotifyの皆さん、お久しぶりでございます」とあいさつしています。
そのうえで、この回のテーマとして「Substackとnote、迷うんだったら両方やっちゃえばいいんじゃない?」という話を切り出します。
4か月前のツイートが、いま引用された
きっかけは、海野さんの昔のツイートを引用した人がいたことでした。元のツイートは5月15日、収録の約4か月前のものだといいます。
その内容は、Substackが盛り上がっていて自分の客もそこにいるとわかっているのに始めない情報発信者やマーケターを、様子見だと指摘するものでした。海野さん自身「ちょっとイキったツイート」と振り返っています。
リソースが分散する、すぐ流行終わるでしょとか言い訳して様子を見ている間に、私は2500人のメルマガ購読者を獲得しております。
この4か月前のツイートが9月に再び引用され、引用した人が新たな悩みを添えていました。
引用者が抱えていた「どっちがいいのか」という悩み
引用した人は、Substackとnoteのどちらがいいのかをここ最近悩んでいると書いていました。
その理由として、noteが自動で英語と韓国語に翻訳表示する機能を備え、英語圏にもリーチできる点を挙げています。一方でSubstackは大手だが国内での認知度が低い、という比較でした。
海野さんは、この見方に一部同意しつつも、どちらか一方ではなく両方やればいいという立場を示します。
Substackとnote、どっちがいいのかなと最近悩んでます。noteは自動で英語と韓国語に翻訳表示する機能ができたそうなので、英語圏にもリーチするんだよね。Substackは大手だけど国内では認知度が低い。
そもそも「住んでいる人」が違う
海野さんが両方をすすめる一番の理由は、SubstackとnoteとでE、そこに住んでいる人がまったく違うという点です。
今の時点でのSubstackは、自分の商品を持っていて売りたい人や、情報発信をしている人が多い印象だといいます。ただしこれは黎明期だからで、これから変わっていくだろうとも話しています。
一方でnoteは、読みたい人や書きたい人がいる場所で、エッセイのような読み物や綺麗な写真を投稿する人も受け入れられている場だといいます。有益な情報も多いものの、どちらかといえば読み物寄りだという見立てです。
(noteは)そういう人が水を得た魚のように、のびのびと活躍ができる場っていうのがnoteだなという印象なんですね。
今は商品を持って売りたい人や情報発信者が多い。黎明期のため今後変わっていくと海野さんは見ている
読みたい人・書きたい人が集まり、エッセイや写真などの読み物が受け入れられる場
日本での強さはnote、英語圏での強さはSubstack
リーチの面でも、2つは強い場所が分かれると海野さんは説明します。
noteは日本人ユーザー数が圧倒的に多く、海野さんは正確な数字は思い出せないとしながら1000万人規模だと話しています。日本人に認知されているプラットフォームは少ないため、noteはとても大事だといいます。
さらにnoteは検索したときに出てきやすいものの、それは日本での検索での話だと海野さんは付け加えます。英語や韓国語での検索に強いかというと、そうではないだろうという見立てです。
これに対して、英語圏に強いのは圧倒的にSubstackだと海野さんは言います。noteは翻訳はできるが表示はほとんどされないため、海外の人に自然に読まれることは期待しにくいという理由です。
なので、あえて私の(海野の)noteを英語で読みたいっていう人が、何らかの形で検索をして読んでくださることはあったとしても、流れてくるみたいなことはまずないだろうな。
日本人ユーザーが多く、日本語の検索に強い。英語圏に自然に流れることはほぼ期待できない
英語圏、とくにアメリカで強い。海野さんは正確な数字は不確かとしつつアメリカで数千万ユーザー規模と話す
日本人ユーザーが少ないことは、ポジションの好機
Substackの日本人ユーザーがまだ少ない点について、海野さんはデメリットであると同時に好機でもあると捉えています。
今のうちに市場や認知度を取っておけば、「Substackといえばあの人だよね」というポジションを取れる可能性があるという見方です。
そして海野さんは、住んでいる人が違う以上、どちらか一方を選ぶのではなく両方やるしかないと結論づけます。数字などはSubstackの教科書に書いてあるとも触れています。
なんで、まあ住んでる人全然違うんですよね。なので両方やるしかなくない?もうそれしかない。
両方やるための運用と、いま模索していること
両方やるといっても手間が二倍になるわけではない、と海野さんは言います。Substackの教科書では、noteで書いたものをコピペしてSubstackに貼るツールを紹介しているためです。
海野さん自身も、noteとSubstackの内容は大体一緒にしていると話します。ただし今は少し使い分けを変えつつあるところだといいます。
具体的には、noteはメンバーシップを中心に有益な記事を書き、Substackにはこの音声配信の内容も気軽に流していこうかと考えているそうです。noteでも同じことをやろうかと迷いつつ、今は模索中だと語っています。
さらに海野さんは、話した内容を自動的に記事にする仕組みを試しているものの、自動化がなかなかうまくいかず、まだ調整している段階だと明かしています。
まとめ
この回で海野さんが伝えたのは、Substackとnoteはどちらかを選ぶものではなく、住んでいる人も強い地域も違うからこそ両方やるのが良い、という一点です。
- Substackは商品を持つ人や情報発信者が多く、noteは読み物や写真も受け入れられる場で、住んでいる人が違う
- noteは日本での検索やユーザー数に強く、Substackは英語圏とくにアメリカに強い
- Substackの日本人ユーザーが少ない今は、早く始めてポジションを取る好機にもなる
- noteで書いた内容をコピペしてSubstackに貼るツールを使えば、両方の運用は無理なく回せる
- 海野さん自身は、noteはメンバーシップ中心、Substackは音声配信の内容も流す形で使い分けを模索している







