OpenCodeは何をしてくれるサービス?
この回のテーマは、AI開発ツールの「OpenCode」です。海野さんは名前を聞いたことがある程度だったものの、今では「バリバリ使っている」といいます。
「OpenCode」という言葉、言葉というかね、サービスをご存知でしょうか?私も名前聞いたことあるかなぐらいのレベルだったんですけども、今ね、これを使ってバリバリ使っているんですよ。
海野さんはOpenCodeの正体を厳密には把握しておらず、Cursor ── AIを組み込んだコードエディタ。複数のAI企業のモデルを切り替えて、コードの作成や修正を依頼できますに近いイメージだと説明しています。CursorはAnthropicのClaude、OpenAI、DeepSeekなど、いろいろな会社のモデルをAPI経由で提供するサービスです。
OpenCodeもそれとほぼ同じ雰囲気のサービスで、名前からオープンソースなのではないかと海野さんは想像しています。本人も「あんまりわかってないで使ってます」と率直に認めています。
OpenCodeの強みとして海野さんが最初に挙げるのは、いろいろな会社のモデルを使えることです。この回では、その特徴を生かした使い方を2つ紹介しています。
DeepSeekのモデルを無料で動かす手順
1つ目は、誰でも使える方法です。OpenCodeには現在、無料で使えるモデルがあり、海野さんは期間限定ではないかと見ています。
無料で使えるのは、中国の会社DeepSeekのモデル「DeepSeek V4.1 Flash」DeepSeek V4.1 Flashです。海野さんによると、確かOpenCodeも中国の会社だといいます。
性能について、海野さんは「Sonnet 5.5」Sonnet 5.5と同等ぐらいの賢さらしいと紹介しています。海野さん自身も1日ほどこのモデルで開発をさせてみて、普通に使えたそうです。
OpenCodeはターミナルでも使えます。ただ海野さんは、この番組のリスナーはターミナルが好きではないだろうと考え、デスクトップアプリを勧めています。
私は嫌いです。何やってるのかよくわかんないから。
デスクトップアプリでDeepSeekのモデルを無料で使うまでの流れは、次のとおりです。
この方法の魅力は、支払い情報を登録しなくても開発を始められることです。海野さんはクレジットカードの登録すら不要という点を高く評価しています。
海野さんがOpenCodeを見つけたきっかけは、一昨日ぐらいにCodex ── OpenAIが提供するコーディング用AIエージェント。プランごとに一定期間で使える量の上限がありますの残りが4%になったことでした。しかも利用枠が戻るまで5日間待つ必要があると表示されたそうです。
もうやばいやばいと思って。どうしよう、どうしようって感じだったんですけど。
海野さんには、続けなければいけない開発がいくつもありました。そこで代わりの手段を探して見つけたのがOpenCodeだったといいます。
持て余したClaudeのAPIクレジット、どう使う?
2つ目は、AnthropicのClaudeの有料プランを契約している人向けの方法です。海野さんによると、現在はおそらく期間限定で、ClaudeのMaxプランの契約者にAPIクレジットが付与されています。
200ドルのMaxプランなら200ドル分がもらえるそうです。20ドルのProプランでももらえるのかどうかは、海野さんもよくわかっていないと話しています。
ただ、このAPIクレジットはAPI経由でしか使えません。海野さん自身も使い道がなく持て余しており、エンジニアの人でさえ「放置でいい」と言っていたため、放置するしかないのかと考えていたといいます。
使い道として海野さんが思いついていたのは、APIを使う自分のサービスにClaudeのAPIクレジットを組み込むことでした。たとえば、海野さんの経験や知識を持ったAIが質問に答える「海野AI」のようなサービスです。
しかし、海野さんはAPIを使うサービスをほとんど持っていませんでした。そこで分かったのが、OpenCodeを通せば、開発作業そのものでAnthropicの無料クレジットを消費できるということです。
(OpenCodeで)使えるっていうことがわかったんですよ。これすごくないですか?めっちゃいいと思って。
ClaudeのAPIクレジットをOpenCodeで使うまでの流れは、次のとおりです。詳しい設定方法は、海野さんがX(旧Twitter)の投稿で紹介しています。
APIキーを作る際の注意点もあります。海野さんの場合、スコープに「デフォルトワークスペース」と「組織」の2つが表示され、組織を選ぶとうまく動かなかったそうです。人によって違うかもしれないとしつつ、海野さんはデフォルトワークスペースでキーを作成して使えたといいます。
モデルは、Anthropicの下にある「Fable」Fableや「Opus 5.5」Opus 5.5などから選べます。普通に日本語で指示するだけで開発を進められるそうです。
海野さんの場合は、200ドルではなく100ドルのプロモーションクレジットが付与されていました。OpenCodeで使うと、そのクレジットがどんどん減っていったといいます。
海野さんは、余っているクレジットを無駄にしないことを強く勧めています。100ドルや200ドルは結構な金額なので、プロモーションクレジットが余っている人はぜひ使ってほしいと呼びかけて、この回を締めくくっています。
まとめ
OpenCodeを使うと、無料のDeepSeekのモデルでも、ClaudeのMaxプランで付与されたAPIクレジットでも、開発を続けられます。Codexの利用上限で困った経験から、海野さんは非エンジニアでも試しやすいデスクトップアプリでの使い方を紹介しています。
- OpenCodeは、いろいろな会社のAIモデルを使える開発ツールで、デスクトップアプリから利用できる
- DeepSeek V4.1 Flashは、OpenCodeのAPIキーを設定するだけで、クレジットカードを登録せずに無料で使える(期間限定とみられる)
- ClaudeのMaxプランで付与されるAPIクレジットは、OpenCodeのプロバイダー設定にAnthropicのAPIキーを登録すれば開発に使える
- Anthropic側でAPIキーを作るときは、組織ではなくデフォルトワークスペースを選ぶとうまくいく場合がある




