なぜOff Topicはイベントを開くのか
Off Topicは、数週間後にイベント「OnAir 2023 by Off Topic」を開催します。宮武さんは今回の告知回で、イベントの概要と、なぜこうしたイベントを開くのかを説明しています。
きっかけは前年のイベントです。Off Topicは『アメトラ』の著者デーヴィッド・マークスデビッド・マークさんを招き、カルチャーがステータスにどう影響されるかを語り合いました。
宮武さんはそのイベントの後、Off Topicはインサイトや新しい考え方を紹介できる立ち位置にあるかもしれないと感じたといいます。前年の取り組みを別の形で発展させたのが「OnAir」です。
OnAirの目的は、Off Topicが興味を持つ領域のうち、行動シフトが起きていて、業界の変化や新しいビジネスチャンスにつながる領域を選ぶことだと話されています。
企画段階では、スピーカー候補やテーマを幅広くリストアップしていたそうです。宮武さんが挙げた候補は次のようなものでした。
- Factory as a Service
- 次世代SNSや次世代C向けプロダクトの作り方
- ハードウェアやUI
- AI
- 次世代VC
そのなかで初回のテーマにクリエイターを選んだ理由は、Off Topic自身もクリエイターだからです。宮武さんは、最初のイベントとしてクリエイター関連のテーマがふさわしいと考え、2人のゲストを招いたと説明しています。
ミスタービーストを支えるナイトメディアとは何者か
1人目のゲストは、ナイトメディアCEOのリード・ダクシャーさんです。ナイトメディアは、ミスタービーストを含む大型クリエイターのタレントマネジメントを手がける会社です。
ナイトメディアはスタートアップスタジオも抱えていて、クリエイターブランドを作っています。ミスタービーストのお菓子ブランド「フィースタブルズ」も共同開発しています。
宮武さんが今このタイミングでリードさんを呼ぶ意味を感じているのは、ここ1、2年でアメリカのクリエイターブランドが大きく伸びているからです。フィースタブルズは最近NBAチームのオフィシャルスポンサーに入りました。
スポーツドリンクブランドの「プライム」も、年間500ミリオン以上の売上を出していると言われているそうです。宮武さんは、クリエイターブランドがレガシーブランドを押し返す新しい流れを生んでいると見ています。
(クリエイターブランドの)運営まで全部やってるナイトメディアのリードさんを呼べるっていうのは、かなり面白いインサイトとかもらえるのかなと思って。
草野さんは、リードさんをフィーチャーした過去回にも触れ、ナイトメディアの仕事が普通のYouTubeエージェンシーの枠を超えていると話します。
今の時代だからこそ、それに合わせたタレントマネジメントの会社を作るべきと、リードさんも考えているので。
宮武さんによれば、YouTuberなどのデジタルクリエイターは、従来のセレブと比べて需要も起こしていることも変わってきています。ナイトメディアはそれに合わせて進化しており、前年にはPE関連のファンドも作ったといいます。
世界22位のTikTokerばえさんに何を聞くのか
2人目のゲストは、日本で最もフォローされているTikTokerのばえさんです。宮武さんがWikipediaで調べたところ、世界でも22位に入っていたといいます。
草野さんはミスタービーストとのコラボにも触れました。宮武さんは、料理系クリエイターに限れば、おそらく世界2位ではないかと話しています。
宮武さんがばえさんに聞きたいのは、そこに至るまでにどんな行動を取ったのか、海外クリエイターとどうコラボしたのか、今後コンテンツをどう進化させたいのか、という点です。
クリエイターって孤独っていうか、結局自分(の)スタジオで撮影して編集してっていう、それの繰り返しじゃないですか。それをこう続けられてるのがシンプルに本当にすごい。
草野さんは、面白い動画を上げ続けるためのコツやノウハウ、内面的な部分にも関心を示しました。宮武さんは、同じコンテンツを出し続けたいのか、違うものに挑戦したいのかという考え方も知りたいと応じています。
このイベントは誰のためにあるのか
宮武さんは、2人のゲストがいろいろな立場の人に刺さると考えています。リードさんは世界のトップクリエイターを支援する側、ばえさんは世界を代表するトップクリエイター本人です。
宮武さんが想定する参加者と、それぞれが得られそうなことは、次のように整理できます。
| 参加者 | 得られること |
|---|---|
| クリエイター | 支援する側と本人の両方からのインサイト |
| クリエイター関連の会社 | クリエイターとの関係性や、どこにサポートが必要かのバランス感 |
| マーケター | クリエイターの視線や考え方の理解 |
| ブランド | 競合になりうるクリエイターを認識する機会 |
草野さんによると、すでに応募している人にはクリエイター支援の会社が多く、宮武さんはプラットフォーム側の人も何人か来ていると補足しました。
Off Topicには、企業がクリエイターと関わるきっかけを作りたいという目標があります。宮武さんは、Off Topicから話を聞くより実践している本人たちから聞くのがベストだと考えています。
リードさんは今回が初来日で、Off Topicが航空券を負担して招待したそうです。宮武さんは、この機会を見逃さないためにもぜひ応募してほしいと呼びかけています。イベントは11月4日18時からで、詳細は概要欄で案内されています。
まとめ
OnAir 2023は、前年のイベントを発展させ、行動シフトが起きている領域を掘り下げる場として企画されました。初回はOff Topic自身にも近いクリエイターをテーマに、支援する側と本人の両方を招いています。
- OnAirは、行動シフトが業界やビジネスを変える領域を扱うイベントとして企画された
- ナイトメディアのリード・ダクシャーさんは、ミスタービーストらのマネジメントとクリエイターブランド作りを担う
- ばえさんには、世界的なTikTokerになるまでの行動や今後のコンテンツについて聞く予定
- クリエイターだけでなく、支援企業、マーケター、ブランドにも学びがある場として位置づけられている

