ネタバレなしで語る第一印象と観る環境の話
ひげもとさんは、クリストファー・ノーラン監督作品『オデュッセイア』を観た直後の感想を語っています。まずはネタバレなしで、率直な印象からお話しされています。
ネタバレなし感想、めっちゃ良かった。これは個人的には、もう映画の歴史に残る作品だと。
作品を観る前は、予告編に触れていても内容がわかりにくかったとお話しされています。しかしそれで問題はなく、原作を知らなくても映画を観ればわかるので大丈夫だとしています。
オデュッセイア(の原作)の詳しいことは知らなくても、映画を見ればわかるので大丈夫です。
鑑賞環境についても具体的に触れており、ひげもとさんはIMAXシアターで観たとお話しされています。IMAX ── 大型スクリーンと高精細な映像・音響を特徴とする上映方式。ノーラン監督は自作をIMAX向けに撮影・上映することで知られています。
(この作品は)IMAXで見るために作られた作品だとも思いますし。
音楽も高く評価しており、『オッペンハイマー』でタッグを組んだリュドヴィグ・ゴランソンさんが本作も手がけていると紹介しています。演出、キャストの豪華さもあわせて良かったとお話しされています。
観るなら何も知らずに、劇場で。おすすめの鑑賞スタイル
ひげもとさんは、予告編が内容を語りすぎない手法をとっていた点を評価しています。ノーラン監督の注目度と豪華なキャストがあるからこそ、内容を明かさない予告編で公開できたのではないかと推測しています。
何も知らずに、内容とかどういう設定とか、原作がどうとか、こう知らずに見に行って、どう感じるか(を味わう方がいい)。
鑑賞方法としては、IMAXが理想で、無理でもプレミアムシアターやドルビーアトモスの音響がよいシネマなど、映像・音響の整った劇場をすすめています。
鑑賞の同行者についても、一人でもデートでも、家族や友人とでも楽しめるとお話しされています。観た後に「良かったね」と語り合いながら帰路につける作品だとしています。
上映時間が長いため、お手洗いが近い人への注意も挟んでいます。トイレに行っておくこと、カフェインを控えることに加え、大福を食べてから観るとトイレに行きにくくなるという噂も紹介しています。
対象年齢については、内容の難しさから小学生には難しく、高校生以上であれば大丈夫だろうとの見立てを示しています。
神話の題材が映像化された興奮とキャストの豪華さ
ここからはネタバレありの感想です。ひげもとさんは構成、演出、音楽、キャストのすべてが良く、個人的には完璧だと感じたと語っています。
もう、個人的には完璧だなと。完璧だなこりゃと思うような作品でしたね。
もともとギリシャ神話に興味を持って調べた時期があったというひげもとさんは、キュクロプス ── ギリシャ神話に登場する一つ目の巨人。オデュッセウスの冒険譚にも登場します。やキルケーの魔女が映像として登場したことを喜んでいます。
キュクロプスやーってね、一つ目の巨人や、すげぇってなって、これかっていう興奮があった。
キルケーの魔女については、名前を名乗る場面で鳥肌が立ったとお話しされています。食べ物を口にすると肉食獣が人を襲わずに眺めているという伏線が効いていた点も評価しています。
キャストについては全員の演技を高く評価しています。特にロバート・パティンソンさんが、自分の手を汚さず、美貌と頭の良さで王になろうとする策士の役をぴったりに演じていたとお話しされています。
嫌なやつやけど、ああいうやつが王になったり、現代でもなんか金持ちになったりするんですよね。めっちゃぴったりの役してましたね。
主役のマット・デイモンさん、アン・ハサウェイさん、トム・ホランドさんの名前も挙げています。トム・ホランドさんについては、その演技力があるからこそ感情移入できると評しています。
実写版『スーパーマリオ』でおなじみ、ジョン・レグイザモの登場に大興奮
ひげもとさんは、出演者に『スパイダーマン』作品の常連が多かったことにも触れています。ゼンデイヤさんやジョン・バーンサルさんの名前を挙げ、直前に『スパイダーマン』も観ていたため余計にそう感じたとお話しされています。
なかでも大好きな俳優としてジョン・レグイザモさんの出演に強く反応しています。ジョン・レグイザモ ── コロンビア出身の俳優。実写映画『スーパーマリオ』の弟役や、『ジョン・ウィック』『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』などへの出演で知られます。ここでは作中でひげもとさんが名前を思い出せなかった映画が『シェフ』を指しています。
ジョンレグイザモ出てるやん、しかもめっちゃいい役でってなって、たまらんかったですね。テンションがめっちゃ上がりました。
そのほか、ミア・ゴスさんについては顔力があってキャラが立っていると評価しています。
ギリシャ軍の総大将役のベニー・サフディーさんにも言及しています。あえて顔があまり映らない演出でありながら、存在感を見せる演技だったとお話しされています。
ノーラン映画をつなぐ俳優たちと、繰り返されるテーマ
ひげもとさんは、ノーラン作品を横断する俳優にも注目しています。シノン役のエリオット・ページさんは『インセプション』以来のノーラン映画出演であり、印象的だったと語っています。
キュクロプスを演じたビル・アーウィンさんについても、『インターステラー』でロボットのターズの声を担当していたと紹介し、監督との関係性に興味を示しています。
なんかこう、あるんですかね、このノーランさんとビル・アーウィンさんの関係性。
作品のメッセージについては、家族の絆や「正義とは」といったノーランらしいテーマが相変わらず描かれていたとお話しされています。前作『オッペンハイマー』とテーマが似ていると感じたとも述べています。
良かれと思った行いが世界を変えてしまう、というノーランのテーマ
ひげもとさんが特に重ねて語るのは、良かれと思ってしたことが本当に世界にとって良いことなのかを問うテーマです。これは『オッペンハイマー』でも描かれていたとしています。
今回のオデュッセウスも、島の王として戦争に参加し能力を発揮しますが、それが本当に世界のためになったのかに気づき、神々に試されていくと整理しています。
その結果、神の怒りを買いながらも許されて帰ってくる構成に、ひげもとさんは強く惹かれたとお話しされています。原作を知らなかったため、この物語の面白さを本作で初めて知ったとしています。
さらにこの物語を、現代のリーダー論としても受け取ったと語っています。オデュッセウスのような器を持つ人間こそがリーダーになるべきではないか、という問いを観客に投げかけているように感じたとお話しされています。
CGに頼らない迫力とエンディング曲への評価
演出面では、できる限りCGを使わない作りだったと評価しています。CGを使わざるを得ない表現もあった一方で、実際に撮っていると感じられる場面には迫力があったとお話しされています。
音楽については、時代に合わせてあえて現代を意識させない音使いだった点を挙げています。そのうえでエンディングのジェームス・ブレイクとトラヴィス・スコットの曲について触れています。
(エンディング曲は)賛否ちょっとあるみたいなんですけど、僕は良かったですね。あえてですね。
ひげもとさんは、今回の感想は観た直後の勢いに任せたものだと断りつつ、もう一度観て冷静になったうえで改めて感想会を撮りたいと話しています。
息子と王妃、家族の絆と最後の大立ち回り
ここではひげもとさんが印象に残った場面を具体的に振り返っています。王が20年以上いなくなったと見せかけて戻ってくる冒頭の構成が、かっこよく興奮したとお話しされています。
海のシーンや昔の船を作り込んだセット、衣装、風光明媚なロケーションについても、世界観が一貫して冷めることなく描かれていた点を評価しています。
アン・ハサウェイさんが演じた王妃については、年齢を活かした配役だと感じたとしています。夫の帰還を心から信じる気高い王妃像が良かったと語っています。
トム・ホランドさん演じる息子とのやり取りでは、言葉を交わさずに互いを感じ取る家族の絆の描写がかっこよかったとお話しされています。
最後の大立ち回りでは、その場にいた者たちが少しずつひざまずいて王に従っていく流れが描かれます。ひげもとさんは、神に試され対峙し、怒りを買いながらも許されて帰ってきたオデュッセウスを本物のキングだと表現しています。
その王は民のために身も頭も使い、兵士たちを守りたかったにもかかわらず信じてもらえなかった、と整理しています。戦を始め激化させたのは誰かを内省しながら帰りたかったという流れに、思い出すとまたグッとくるとお話しされています。
感想の送り方と番組からのお願い
最後に、ひげもとさんは視聴者へ感想の送り方を案内しています。ネタバレを含むため、Xなどの人目につく場所ではなく、マシュマロやDM、LINEで送ってほしいと呼びかけています。
今回の内容はnoteの記事にも掲載する予定だと述べ、感想やコメントを求めています。あわせて番組のおひねりへの協力と、各ポッドキャストプラットフォームでのチャンネル登録もお願いしています。
ひげもとさんは、今回はあくまで直後の勢いに任せた回だと繰り返し、もう一度観て冷静にまとめて話したいと締めくくっています。
まとめ
ノーラン監督『オデュッセイア』を観た直後の熱量そのままに、ネタバレなし・ありで語られた回です。ひげもとさんは作品を「映画史に残る」と評し、神話の映像化への興奮、豪華なキャスト、そしてノーランらしいテーマへの共感を語っています。
- ひげもとさんは『オデュッセイア』を「映画の歴史に残る作品」と評し、原作を知らなくても映画を観ればわかると話しています
- 鑑賞はIMAXが理想で、無理でも映像・音響の整った劇場をすすめ、何も知らずに観に行くのがよいとしています
- キュクロプスやキルケーの魔女など神話の題材が映像化されたことに強く興奮し、ジョン・レグイザモさんの出演にも大興奮しています
- 良かれと思った行いが世界を変えてしまうというテーマや家族の絆を、前作『オッペンハイマー』と重なるノーランらしさとして受け取っています
- 今回は観た直後の勢いに任せた回だとして、もう一度観て冷静にまとめる感想会を改めて撮りたいとしています




