卒コンのチケットが当たらない前田さんは何を疑ったのか
番組冒頭、前田さんは、先週の放送内容にプロデューサーの吉田さんが怒っているらしいと切り出します。スタジオには吉田さんの家族旅行のお土産とみられる黒い置物が置かれていて、前田さんはそれをホウ酸団子のようだといじり、大山さんにたしなめられます。
本題は、前田さんが7年半応援してきた「ゆうちゃん」の卒業セレモニーのチケットが、まったく当たらないという報告です。オンライン配信はあるものの、前田さんは「その場にいること」が大切だと訴えます。
7年半応援してきて、俺はゆうちゃんのアイドルとしての最後の姿をスマホの小さい画面で見る可能性が出てきました。
前田さんは、安室奈美恵さんのラストコンサートでチケットが外れ、会場の外壁に聴診器を当てて音漏れを聞いていたオタクがいたという話を持ち出します。自分もそうするしかないと嘆き、その姿がネットでバズったら困ると一人で妄想を広げていきます。
落選が続く理由として前田さんが挙げた「心当たり」は、櫻坂46の公式お姉ちゃんを名乗るAマッソ加納さんです。以前の配信で加納さんについて軽口をたたいたところ、加納さんから「公式お姉ちゃんとしてしかるべき対応を取らせていただきます」というLINEが届き、それ以降チケットが当たらなくなったと話します。
いやいや、関係ない。お前が運悪いだけです。
前田さんは、ミート&グリートでゆうちゃん本人にチケットが取れていないと直接伝えたことも明かします。ゆうちゃんの「え?」という一言を「演技ではできない悲しい顔だった」と語る前田さんに対し、大山さんは、どのオタクにも同じ反応をしているはずだと返しました。
さらに前田さんには、5月4日のリアルミーグリ会場で話したいというDMが届いていました。アカウントを確認したところ、フォロー先の顔ぶれに警戒心を抱き、生写真をくれるという誘いに心が揺れつつも、様子を見ると話しています。
紅しょうがの熊元プロレスに似たアイドルのツアーに呼ばれた理由
大山さんの近況は、紅しょうがの熊元プロレスさんに似た「伝説のアイドル」くまモンのツアーにゲスト出演した話です。ツアーは大阪、静岡、千葉で行われ、カラタチは静岡の沼津ラクーンよしもとの回に呼ばれました。
紅しょうがの稲田さんは、同期とはいえそこまで関係が深くないカラタチがなぜ呼ばれたのか不思議がっていたそうです。前田さんは推しが卒業するので心の隙間を埋めてもらえるかもしれない、という理由がありましたが、大山さんの理由は「肌の露出が多いから」と雑なものでした。
本番の合間には、前田さんが稲田さんから「前田君、あんた怖いで」と言われる場面もありました。楽屋の机にコーラ、ポカリ、ルイボスティー、レッドブルを並べ、どれも少しずつ減らしていたからです。
いや、だから今コーラ飲んで、ちょっと糖分を吸収して、でも糖分ちょっと飲んじゃったから、ちょっと体すこやか茶でなんかちょっと薄めようとかそういうことやって。
ライブの客席はペンライトとうちわで埋まり、女性ファンばかりの本格的なアイドルコンサートの雰囲気だったといいます。ところが持ち歌は「くまモンは屈強」の1曲だけで、その1曲でツアーを回っている状態でした。
客席参加型のコーナーでは、歌詞の「好きなものはグミ、嫌いなものはガム」をアレンジし、前田さんが好きなものとして「ゆいちゃん」、大山さんが嫌いなものとして「犬の太田さん」を叫びました。会場からは悲鳴が上がりましたが、MCのケント福谷さんが理由を聞かずにスルーしたため、大山さんは弁明の機会を失ってしまいます。
ライブの終盤には、空調の音だと思ったものがマイクに乗った鼻息だったり、汗で目が見えなくなり「眼球を拭きに行きます」と何度も退場したりと、予想外の場面が続きました。そして最後には、観客からアンコールがかからないという事態が起きます。
ライブの終わり方を大山さんはこう振り返ります。客の一部はすでに帰り始めていたそうです。
だからあの(アイドルが)くままは屈強、1時間のライブで3回歌ったの。
稲田さんの「各々の時間過ごそう」は冷たいのか
ライブの後、カラタチと稲田さんは3人で一緒に帰ることになりました。大山さんが驚いたのは、駅までの雑談のあと、電車の席に座った途端の稲田さんの一言です。
座った途端「各々の時間過ごそう」って言って、スマホをいじり出して会話が止んだのよ。
稲田さんと隣同士に座った大山さんは、それ以降一切話さなかったといいます。駅に着いてからは再び雑談し、ホームでは「号車が違うから別れようか」と言われました。
大山さんは、紅しょうががすでに劇場を卒業していて今後一緒になる機会も少ないと考え、記念に写真を撮ってほしいと頼みました。稲田さんの反応は「なんでやねん」「ここで撮る意味ある?」というものでしたが、結局は撮ってもらえたそうです。
大山さんは、同期でありながら劇場にいた頃もあまりライブが一緒にならなかったからこそ、記念撮影をしたかったと話しています。犬の太田さんが嫌いな理由は、メンバーシップで話すと予告しました。
アイドルオタクは世間的に不幸なのか、そしてサイハテフェスの見どころ
「ふつおた」のコーナーでは、ラジオネーム・ハイライト山脈さんのメールが紹介されます。友人に明るい話題を聞かれ、推しのアイドルグループの新曲PVが良かったと答えたところ、思わぬ反応が返ってきたという内容です。
友達がいい年をしてアイドルオタクをやっているというそもそもの事実が、彼にとっては暗いニュースだったようです。僕自身は結構ハッピーなつもりなんですが、やっぱりアイドルオタクって世間的には不幸とされているんでしょうか?
ハイライト山脈 さんから
前田さんの答えは容赦のないものでした。
まあ幸せなオタクって今までいないからね。気づいてないだけだから。
大山さんは、オタク活動を興奮状態がどれだけ長く続くかの違いにたとえ、結婚するとオタクを卒業する人が多いという印象を語ります。前田さんは「一人身の方が続ける」のではなく「続けてるから一人身でいるしかない」のではと返し、卵が先か鶏が先かのような話になりました。
後半は、配信期間が4月12日日曜の23時59分まで(販売は同日18時まで)となっているサイハテフェスの告知です。2人は3部構成のライブの見どころを紹介しました。
| 部 | 内容 | 大山さんが挙げた見どころ |
|---|---|---|
| 1部 | スピっていいとも。前田さんがスピリチュアルの力で新しい推しを探す | マスクを椅子の下に置いてプレゼンする安保さんの姿が、引きの絵で墓のように見える瞬間 |
| 2部 | ちーぎーワングランプリ | 中高生時代の写真で対決するDNA対決。押見丸さんの写真が古すぎる |
| 3部 | 超エロゲ大喜利。お笑いをテーマにしたエロゲのシチュエーションを声優と演じる | なぜか「ピン芸人大山」の時間が多発する |
後輩芸人が「推しの代わり」を引き受けた?オタニュースの2本
オタクトピックをニュースとして紹介する「サイハテのオタニュース」。前田さんのニュースは、以前ゆうちゃんと同じ身長の芸人と話してミーグリのイメトレをしていたという話の続きです。
その芸人が劇場を卒業して会う機会が減ったため、前田さんはゆうちゃんとほぼ同じ身長の喫茶ムンのレオンさんを代わりにすると番組で話していました。それを聞いたレオンさんが劇場で前田さんのもとに走ってきたそうです。
私身長は一緒なんですけど、体重がまだまだなんでこれから絞っていきますみたいな。いい練習台になれるよう頑張りますっていう。
前田さんは、いい子すぎて逆に不安になったと話し、ダイエットの理由を聞かれて「前田さんの理想に近づきたくて」と答えられたら熱愛疑惑になると心配します。そのやりとりを、自身もアイドルオタクであるレオンさんの相方・阿部さんが不安そうに見ていたといいます。
大山さんのニュースは、タバコ好きの猫耳少女を描くアニメ『ヤニネコ』です。登場キャラクターの名前が過激で、公式サイトにもそのまま書かれており、担当声優が役名を堂々と宣言したこともX上で話題になっていると紹介しました。
ところが大山さんは、このトークを書き込んだルーズリーフのメモをどこかでなくしてしまったと明かします。おそらく沼津の劇場で、しかもルーズリーフには番組名を書いていたため、拾われたら自分だとバレてしまうと焦っていました。
エンディングノートが一番必要なのはオタクなのか
リスナーがオタ活で見出した格言を送る「オタクの格言」。1通目は、亡くなった父親の遺品整理に追われている、ラジオネーム・藤原元スマブラ参戦さんからのメールです。
父は中高生の頃から筋金入りのモデルガンオタクで、実家や自宅に大量のモデルガンを保管していたのですが、現在の規制では売買や自己判断での処分ができないものなどが多々あり、判断してもらうためにわざわざ警察を呼んできてもらいました。
藤原元スマブラ参戦 さんから
しかも専門的な買取業者が遠方にしか存在せず、4月にでかいレンタカーを借りて島根から滋賀まで売りに行く羽目になり、旅費と買取額を差し引いて足が出たらてめえの墓を削ってやると思っています。
藤原元スマブラ参戦 さんから
メールに書かれた遺品整理の苦労は、いくつもの壁が順番に立ちはだかる形になっています。
大量のコレクション
父が中高生時代から集めたモデルガンが実家と自宅に残る
規制の壁
現在の規制で売買や処分を自己判断できず、警察に来てもらう
価値がわからない
どれに価値があるのかも、発送できるのかもわからない
遠方への持ち込み
専門の買取業者まで、島根から滋賀へレンタカーで運ぶ
エンディングノートが一番必要な人種、オタク。膨大なコレクションを集めるのはいいが、自分に何かあった時に困るのは周りだし、残された我々は価値などわかるわけがないので、オタクは生前からきちんと考えて整理しておくべき。
藤原元スマブラ参戦 さんから
大山さんはこの投稿に強く共感し、自分の父親の話をします。貧乏の生まれで物を捨てずにもらってくる父親に減らしてほしいと頼んでいるものの、「これは宝の山だ」と言い張っているそうです。
大山さんは、父親が亡くなった後に兄弟で処分するしかないと半ば諦めていると話し、処分してくれるならテレビにも出ると冗談交じりに呼びかけました。前田さんは、自分が死んだらお金は全部ゆうちゃんに、グッズは後輩に渡したいと話しています。
メロいハガキ職人ランキングと「多様性」をめぐる投稿
続いて、ラジオネーム・光浦靖子(偽物)さんから、話題の「メロい芸人ランキング」にならって「メロいハガキ職人ランキング1位は藤原元スマブラ参戦さん」と主張するメールが届きます。
大山さんは、ハガキ職人はモテないと何度でも言うと反論します。ハガキ職人のランキングが始まったら、そのブームはもう末期だという見立てです。
ハガキ職人が俺たちはメロいんだっていう自覚あるんだったら、自薦で写真付きで送ってきてくれ。
さらに返答パンダさんからは、そのランキング1位の光浦靖子(偽物)さんと食事をしたという投稿まで届きます。前田さんは、投稿者同士が話し合ってメールを送っているに違いないと指摘し、いっそコンビを組んで作品を発表したらどうかと提案しました。
光浦靖子(偽物)さんからはもう1通、就活中のグループワークで「お笑いは下品で暴力的だから嫌い」と言った学生が、面接では「多様性を重んじる社会を実現したい」と話していたというメールが届きます。
多様性は汚くて臭くてキモい。真の多様性とは、イカ臭くて生理的に無理な人たちすら全員受け入れることではないでしょうか。
光浦靖子(偽物) さんから
前田さんは、自分たちも含めての多様性だろうという趣旨には同意します。大山さんは、表では多様性を語っても、実際にはお笑いファン同士でもマウントの取り合いがあると話しました。
話は前田さんのファン対応に移り、大山さんは前田さんの出待ち対応が塩すぎて、前田さんのファンが自分に流れてきていると指摘します。前田さんは、オタクの気持ちがわかるからこそ危険性を感じていると返しました。
この日の格言には、前田さんが藤原元スマブラ参戦さんの「エンディングノートが一番必要な人種、オタク」を選びます。大山さんは、自分の持っているエロゲは市場にほぼ存在しないものが多く、きれいな状態で次世代に渡したいと語り、バトンを継ぐ若手芸人を探していると話しました。
立ち位置を間違えた前田さんと、2回戦で敗退した芸人
エンディングで前田さんは、野方のホールで開かれたライブ「蠢き」での出来事を話します。コーナー中に立ち位置を間違えた前田さんに、森本サイダーさんが指をさしながら詰め寄ってきたそうです。
大山さんによれば、上手と下手を逆に立ったのは前田さんで、しかも「自分は間違っていない」というスタンスだったため怒られたのだといいます。2人ともぎこちない動きで、前田さんは初期の格闘ゲームのようだったと振り返ります。
前田さんは、暇なときに森本サイダーさんのWikipediaを見て、遺伝子工学や細胞工学を学べる学校の出身だと知り、少し怖くなったとも話しました。
また、チケットが完売している前田さんのピンライブには、R-1グランプリのファイナリストらがゲスト出演します。その中の1人、シンクロニスト西野さんは、R-1の2回戦でフリップが全部倒れ、元に戻してやり直したもののウケずに敗退したというエピソードでいじられていました。
先輩コンビ・ウバーバ解散が突きつけた「コンビの奇跡」
最後に大山さんが報告したのは、番組でもよく名前を出していたお世話になっている先輩コンビ、ウバーバの解散です。17年目を迎えるタイミングで、相方のコマエさんからアケドさんに告げられたといいます。
コマエさんは結婚して子どもがいて、結果が出ていない現状を考え、芸人人生を考え直したいと話したそうです。大山さんは、今の状態のまま5年、10年と続けることはできないと告げられた、と説明しました。
大山さんは、世間には売れている芸人しか見えていないけれど、その裏では何十倍もの芸人が解散していると語ります。前田さんは、単刀直入に言えば「一緒にやっても売れる未来が見えない」ということではと口にし、大山さんにたしなめられました。
大山さんは、解散が告げられるまでの数日間、アケドさんのそばにいました。その経緯は次のような流れです。
大山さんは、「会って話したいことがある」と言われる重さは恋愛の別れ話と同じだと話しています。会いたかった後輩からスパに誘われたものの、アケドさんを置いては行けないと断ったそうです。
アケドさんは芸人を続ける予定で、大山さんは新しい相方に興味がある人は番組や大山さん、アケドさん宛てにDMをしてほしいと呼びかけました。基本的には吉本の芸人がよいだろうとし、ほかの番組でも解散を広めて相方探しに協力するとしています。
さらにこのタイミングで、カラタチのマネージャーも交代することが決まりました。新しいマネージャーは元教師でエロに抵抗があるため、大山さんが今年やりたいと話していたエロゲネタライブの開催が難しいかもしれないと言われているそうです。
普通の教師だったら、いや、そのライブはちょっとどうなんですか?コンプラ的にって言われたらやりづれえのよ。俺が。
番組の締めくくりでも、前田さんは櫻坂46の運営に向けて、どんな雑用でもするからチケットを当選させてほしいと訴えていました。
まとめ
この回は、推しの卒業、同期との距離、親のコレクション、先輩コンビの解散と、笑いの中にいくつもの「別れ」がにじむ内容でした。とくにウバーバの解散の話からは、コンビが続くこと自体が奇跡だという芸人ならではの実感が伝わってきます。
- 前田さんは7年半推してきたゆうちゃんの卒業セレモニーのチケットが当たらず、現地にいることへのこだわりを語った
- 沼津でのアイドルライブでは、持ち歌1曲でのツアーやアンコールが自然にかからない場面など、予想外の出来事が続いた
- 遺品のモデルガン整理の投稿から、オタクはコレクションの行き先を生前に考えておくべきという格言が選ばれた
- 先輩コンビ・ウバーバが17年目で解散し、大山さんはアケドさんの新しい相方探しを呼びかけた

