推しが卒業したら、カラタチのネタはどうなる?
この回の収録日の時点で、前田さんの推しである武元唯衣さんは、すでに櫻坂46を卒業しています。冒頭、前田さんは以前に武元さんが読んでくれた番組のタイトルコールを、また流してほしいとせがみます。
大山さんは、流れない音声の後に話を続けると、聞いている側には放送禁止用語を言ったように聞こえると指摘します。そのうえで、この日から始まる番組「カラタチ福留ワンナイト番組名」をきっかけに初めて聴く人もいるはずだと心配します。
前田さんは武元さんにタイトルコールのお礼を伝えたとき、スタッフから台本に紛れ込ませる形で「これも読んでください」と紙を渡されたらしい、と聞いたそうです。大山さんは、運営に事前に説明しないそのやり方を「良くないやり口」だと笑いながらたしなめます。
推しの卒業は、カラタチのネタにも直結します。カラタチは旬のものをネタに取り入れることが多く、武元さんを題材にしたネタもあったため、大山さんは2日後に控えたネタライブを前に頭を抱えます。
明後日からまたネタライブあるんですよ。だからネタ変えてかなきゃいけないわけよ。どうすんの?元櫻坂46竹本結衣ちゃんで行くのか。
何にも決まってないですからね。もうドフリーですよ、ネタも。
武元唯衣が「最果て」を聴いてくれた日
前田さんがタイトルコールのお礼を伝えた場面で、武元唯衣さんは「ラジオも聞きましたよ」と答えたそうです。これまで周囲から「聞いたら前田さんを嫌いになるから聞かない方がいい」と言われていた武元さんが、自分から番組を聴いてくれたことに、前田さんは大喜びします。
メジャーのど真ん中にいた人が最果てまで来てくれたわけですよ。
一方で大山さんは、武元さんがもうすぐアイドルでなくなるから聴いたのではないか、と冷静に返します。そこから大山さんは、アイドルの卒業後に物議を醸した人物を引き合いに出し、坂道オタクの間ではその名前自体がNGワードになっていると前田さんが慌てる、という掛け合いに発展します。
大山さんは、前田さんにも「ちょっと鼻につく空気感」があると言い出します。前田さんは「初めてだよ、そんなこと言われたの」と驚きつつ、古い芸能ネタを次々に並べ、大山さんから「時事ネタ腐ってる」と突っ込まれます。
推しに聴かれて大丈夫だったか、最果てを聴き返す前田
武元唯衣さんに番組を聴いてもらえたうれしさで、前田さんはニヤニヤしながら渋谷のセンター街を歩いていたそうです。ところが途中で、武元さんが聴いた回に変なことを言っていなかったかと急に不安になります。
(不安になって)僕聞き返しました。初めてですよ、最果て、あの、全部聞いたの。
前田さんが聴き返した回では、まずリスナーからの下ネタ寄りのメールが読まれていました。前田さんはそのリスナーに向かって「二度とアイドルの耳に入れるんじゃねえ」と抗議します。
さらにその回では、大山さんと交流のあるBAMBOO人名表記さんの話でも盛り上がっていました。前田さんは、武元さんがBAMBOOさんを画像検索したら、自分が怖い人と付き合いがあると思われて嫌われるのではないかと心配します。
大山さんによると、BAMBOOさんは「カラタチ福留ワンナイト」の冠が決まったことを受けて食事会に誘ってくれているそうです。エロゲ仲間4人でスケジュールを合わせ、食事会を開く計画が進んでいます。
その回の最後は、芸人の森本サイダーさんの話題でした。前田さんは、自分が昨年の賞レースで準決勝まで進み、森本サイダーさんが準々決勝で敗退したことを「一生こする」と宣言し、大山さんに止められます。
大山さんは、森本サイダーさんの「切ない人モノマネ」の投稿は1.8万いいねほど集まる一方、前田さんとの喧嘩を盛り上げる投稿は1000いいねにも届かなかったと明かします。前田さんがさらに気にしていたのは、オタク向けのニュースコーナーで、武元さんの同期・田村保乃さんの新婚旅行の夢に嘆くオタクを紹介していたことでした。
最後のミーグリと「また会ってください」
収録の前日、武元唯衣さんの最後のミーグリ ── ミート&グリートの略。アイドルとファンが1対1で短い時間話せる交流イベントで、坂道グループではオンラインや対面で開催されていますが終わり、櫻坂46としての活動がすべて終了しました。前田さんは「またいつか」と言って最後の会話を終えたそうです。
武元さんの今後について、大山さんは芸能活動を続けるかどうかの発表はあったのかと尋ねます。前田さんによると、武元さんはメッセージで「今の段階でまだ言えることはないです」と伝えていたそうです。
だから決まってても言えないのか、まだ本当に白紙なのか、まあ僕もわからないです。
2人は、収録済みの番組が後から放送されるという情報も今のところ無いことから、次に出てくるときは「普通の武元唯衣」としてかもしれない、と話します。
前田さんには、地上波のラジオなら流したかった曲がありました。欅坂46名義の、長濱ねるさんのソロ曲「また会ってください」です。前田さんは、相手に負担をかけそうで「また会ってください」の一言が言えない、という歌詞が今の気持ちそのものだと語ります。
秋元先生、どうして僕の気持ちがわかるんですか?
大山さんが、その曲は武元さんのために書かれたものではないと突っ込むと、前田さんは約10年前の曲だと返します。そして、これからオタクが経験するアイドルとの関係を、秋元康さんが当時から予言していたのだと持論を展開します。
曲の最後は、一度は諦めた次の機会が訪れる場面で終わります。前田さんはそれを、武元さんが芸能活動を続ける暗示だと受け取ります。
大阪の夜、「変な人」と言われた前田
最後のミーグリの後、前田さんは「また会ってください」を聴きながら大阪の街を歩いていました。その途中、別々の場所で2組のカップルに声をかけられたそうです。
2組とも、気づいたのは男性の方だけでした。2組目の彼氏に挨拶して歩き出したところ、後ろから彼女の声が聞こえてきたといいます。
後ろの方で彼女が彼氏に、ねえ急に変な人に声かけたりしないでよと。
前田さんは「NHKに2回出たことある」「変な人はNHK出れねえだろ」と反論します。子ども向け番組で人気コンビに勝った過去の栄光まで持ち出し、大山さんから「過去の栄光引きずりすぎ」と呆れられます。
話はM-1グランプリに向けたネタの悩みに戻ります。前田さんが、すでに無くなった賞レースや賞金1億円の大会の名前を次々に挙げ、大山さんが「もう時代錯誤だよ」と突っ込む流れが続きます。
田上のピン単独と、最前列問題の渦中で
大山さんは前日、大阪で4ステージに出演し、1人だけ大阪に泊まりました。理由は、例えば炎コンビ名の田上さんのピン単独ライブで流すVへの出演を頼まれていたためです。
大山さんは仲がいいから呼ばれたと思っていました。ところが「わざわざ東京所属の俺に出てもらうって大変だったろ」と話を振ると、田上さんから意外な答えが返ってきます。
見た目で選びましたって言われて。
その場に、同じ例えば炎の瀧野ルイ人名表記さんもやってきます。大山さんによると、例えば炎は当時、ライブの「最前列問題」で話題になっていました。
大山さんの説明では、同じグループが複数アカウントで応募して最前列を取り続け、後ろの席が空いてしまうという問題です。例えば炎自体が、そうした行為をやめてほしいと声明を出していました。
複数アカウントで応募
7人ほどのグループが、1人でスマホ26台を持つなどして応募すると噂されている
最前列を独占
例えば炎の主催ライブでは、毎回同じ人が最前列に座っている
後列に空席
7人が座ると残りの当選分が余り、後ろの席に空席がちらほら生まれる
観劇マナーの問題も
人気公演では転売のような行為や、興味のない芸人の出番でのスマホいじりもあるとされる
この最前列問題について、前田さんは若手時代に、自分たちの出番中ずっとスマホをいじる客がいたことを思い出します。そのショック以来、ネタ中に前を向けなくなったと言う前田さんに、大山さんが突っ込みます。
いい加減前見ろじゃあ。
今の俺にすごく響くよ。推しが卒業した次の日に。
瀧野さんはこの騒ぎの最中に、大山さんを含む先輩4人の写真を「仲良くしてくれてありがとうございます」と投稿します。大山さんが問いただすと、この人たちも騒ぎに巻き込めないかと思って投稿した、と答えたそうです。さらに瀧野さんは、大山さんが最前列問題の相談に乗ったかのような投稿までしたといいます。
台本なし、エチュードで挑んだV撮り
収録当日の朝、大山さんは田上さんのピン単独ライブ用のVを撮影しました。何を撮るのかは、集合したときに伝えると言われていたそうです。
田上何やんの?つったら、役しか決まってないですって言われて。
台本は無く、流れで演じるエチュードでの参加でした。小道具も買っておらず、撮影はコンビニとドン・キホーテに寄るところから始まります。
大山さんはこの日、前田さんとの別の仕事のため、1時半過ぎまで撮影して2時半ごろの新幹線に乗るという強行日程でした。田上さんがどこを探しても見つからなかった撮影用の「あるもの」を、大山さんがたまたま持っていて貸したそうです。
何を貸したかについて、大山さんは詳しく語りません。田上さんがライブ後に開くトークライブで話すかもしれないとし、64歳の老害ジジイというピンキャラ・高島歩役名表記で1時間の単独を行うので、気になる人は配信を見てほしいと呼びかけます。
用意7割の2人が、全編フリートークに挑む
この回はコーナーを設けず、全編フリートークで届けられました。前田さんが「誰もメールを送ってこなかった」とボケると、大山さんは「そういうことじゃない」と否定します。
大山さんは、カラタチはもう1本の番組「ガッチャンコ」でもフリートークをしていて、正直話すことがあまり無いと打ち明けます。そのうえで、一般的なラジオとカラタチの番組づくりの違いを説明します。
フリーが7割、用意したものが3割くらいのイメージ
用意が7割、フリーが3割。この番組では何を話すかをがっつり決めている
近況として前田さんが挙げたのは、この日から始まる福留さんとの冠番組です。月曜から木曜の帯で、ドンデコルテさん、タイムレス、劇団ひとりさんの番組と並ぶと知り、2人は「並びがエグい」と頭を抱えます。
前田さんによると、以前のロケではスタッフが「シーズン2をやりたい」と話していました。ところがこの日の収録では「伝説みたいな印象に残ったらいいですね」とトーンダウンしていたそうです。
大山さんは、福留さんのフォロワーが20数万人いると強調します。フォロワー数の話になると、大山さんが1万4000、前田さんが3万2000だと明かされ、前田さんは一時期アラブ圏のアカウントから大量にフォローされた話まで持ち出します。
鍵をなくした田上と、元気のない2人の飲み会
大山さんは前夜、田上さんと飲みに行きました。会ってすぐに田上さんから「警察行っていいですか?」と言われ、聞けば鍵を落としたとのことでした。
大山さんによると、田上さんはスマホや鍵、ワイヤレスイヤホンを何度もなくしていて、警察への届け出も3回目ほどだったそうです。鍵を開けてもらうのに3〜4万円かかると言われ、飲んでいる間もずっとエアタグを探していたといいます。
前田さんも、以前に鍵をなくして業者を呼んだら12万円かかると言われたことがあったそうです。調べるとそこは避けたほうがいい業者で、不動産屋に連絡したら無料で開けてくれたといいます。
大山さんが元気のない田上さんの写真を撮ると、田上さんも大山さんを撮り返し、「大山さんの方が元気ないかもしんないっす」と言ったそうです。鍵をなくした直後だったため、2人はノンアルコールで過ごしました。
テンションも低くてみたいな。「何やってんの俺たち」みたいな感じで終えましたけど。
同じ夜、前田さんは後輩のピーナッツ芸名さんから食事に誘われていましたが、最終の新幹線に乗っていて行けませんでした。前田さんは、櫻坂46の曲をすすめると実際に聴いて感想を送ってくれるのはピーナッツさんだけだと、かわいい後輩ぶりを語ります。
池袋の手売りに集まった「最果てのズッコケ三人組」
前田さんは池袋で、ライブ「オサダオ君ZZZライブ名」のチケットを手売りしました。チケットは買わなくても差し入れを持ってきてくれた人など、15人ほどが来てくれたそうです。
そこに、常連リスナーの石仮面さんが、都内に2店舗しかないおしゃれなスターバックスのクロワッサンを差し入れに来ました。誕生日だと聞いた前田さんが何歳になったのかを尋ねると、石仮面さんは睨みながら「それは非公表です」と答えたといいます。
大山さんが腹を立てたのは、年齢は非公表なのに、誕生日祝いの写真はしっかり撮らされたことでした。前田さんは、年齢非公表で知られる俳優の吉田羊さんと比べます。
年齢で役柄の幅を狭めたくないという理由があり、前田さんも納得できる
誕生日は祝われたいのに年齢は絶対に教えない。何を守っているのかわからない
その後、リスナーの太郎さんから「石仮面に待ってろって言っとけ」とDMが届きます。さらにイチゴリラ先生が「今これ一番ハマってる」というニシンの缶詰をポケットから取り出して差し入れ、前田さんは3人を「最果てのズッコケ三人組」と呼びます。
大山さんによると、太郎さんと石仮面さんは前売りですでにチケットを持っていて、2日続けて手売りに顔を出したそうです。チケットは買わず、挨拶に来ただけだったといいます。
声優の結婚で落ち込む石井と「12年前の前田」
大山さんは、前田さん以外にも推しの区切りを迎えた芸人がいると話します。元ペンキリンダの石井さんは、推している声優の内田真礼 ── 声優・歌手。アニメの主要キャラクターを数多く演じ、音楽活動も行っていますさんの結婚で、一時期落ち込んでいたそうです。
前田さんは、しょこたんを推していて、その結婚を経験した中野くんを紹介したいと言います。武元さんに子どもが生まれたら応援できるのかと聞かれると、前田さんは「今ここでは口に出せない」と答え、大山さんに「ガチ恋じゃねえか」と突っ込まれます。
大山さんによると、石井さんは新人声優の握手会に行って新しい推しの可能性を探しています。ただ、好きでもない相手との会話は弾まないと実感し、かつての前田さんと同じことを口にするようになったそうです。
いやだからもう石井もなんか似たような、なんかね、道を、前田の12、3年前みたいなことをやってます。
相方を誘うのはタブー?アケドさんの食事の誘い
カラタチは月1回、オンラインサロンの生配信を行っています。スタッフとして入っている元ウバーバのアケドさんは、配信後に大山さんとよく食事に行くそうです。
前回の配信後、アケドさんはエレベーターの中で前田さんに「前田君も来る?」と声をかけました。大山さんは、芸人の間には暗黙のルールがあると説明します。
片割れを可愛がってる場合って、片割れの方には手出さないみたいな暗黙の業界のルールみたいなのあるんすよ。
大山さんが腹を立てたのは、アケドさん自身の普段の言動とずれていたためでした。
ウバーバ時代は「こまえとは絶対飯行きたくない」「コンビで揃うの嫌やねん」と話していた
大山さんと食事に行く場に、相方の前田さんも誘おうとした
前田さんは苦笑いで断り、アケドさんは後から「たまには誘ったらなあかんやんか」と話していたそうです。前田さんは、大山さんが休んだ回に2人で帰ったときには一切誘われなかったと付け加えます。
エンディングで前田さんは、武元さんがいなくなった今後をずっと考えていると話します。新しい推しを見つけるかもしれないので、次の推しが知りたい人は福留さんとの冠番組を見てほしい、と宣伝につなげます。
秋葉原の手売りで判明した石仮面の衝撃
大山さんも、池袋の手売りの前日に秋葉原で、元ウバーバのアケドさんと2人でチケットを手売りしていました。途中からは、太郎さんと石仮面さんが男性リスナーをまとめて、秋葉原の一角を「歌舞伎町みたいに」治安の悪い空気にしていたそうです。
前田さんによると、太郎さんが怖くてチケットを買わずに帰った人もいたといいます。手売りが一段落すると、男性5人ほどが大山さんたちを囲んで「何枚売れたの?」と聞いてきたそうです。
手売りを終えた後、石仮面さんがアケドさんに向かって話しかけた一言で、その場が凍りつきます。
あの、どっちもどっちの大山さんに質問があるんですけど
石仮面さんは、ラジオを聴き、イベントにも来ているにもかかわらず、アケドさんと大山さんの区別がついていなかったのです。しかも太郎さんによれば、宣材写真で確認したうえで話しかけて間違えたといいます。
大山さんが試しに自分を指して「アケドさんにも質問ないですか?」と聞くと、石仮面さんは「アケドさんにはないですね」と答えたそうです。周りの客も怖すぎて笑えなかったといい、2人は「サングラス外せ」と声をそろえます。
番組の締めでは、台本の無い回らしく大山さんが番組名を言い間違えます。最後に前田さんは、卒業した武元唯衣さんに向けてまっすぐな言葉を送りました。
まとめ
推しの武元唯衣さんの卒業直後に収録されたこの回は、前田さんの寂しさと感謝を軸に、芸人仲間やリスナーとの濃い出来事が詰まった全編フリートークでした。推しの卒業をどう受け止めるかという問いに、前田さんは笑いを交えながら、自分なりの答えを探していきます。
- 武元唯衣さんが番組を聴いてくれた喜びと、聴かれた回の内容への不安が同時に語られた
- 最後のミーグリ後、前田さんは「また会ってください」の歌詞に自分の気持ちを重ねた
- 大山さんは田上さんのピン単独のV撮りや、例えば炎の最前列問題に巻き込まれた顛末を明かした
- 手売りに集まる常連リスナーたち、とくに石仮面さんの底知れなさが話題になった
- 締めくくりに、前田さんは7年半活動した武元さんへ応援の言葉を送った


